Audio-TechnicaからBluetooth対応ワイヤレスヘッドフォンの新モデルATH-S200BTが登場した。この製品はクリアで迫力のあるサウンドに加え、軽量で比較的リーズナブルである点でも魅力的なアイテムだ。音楽ナタリーではyonigeの2人に本製品を試してもらい、使い心地などについて話を聞いた。

取材・文 / 小林千絵　撮影 / 後藤壮太郎

カバンの中でのコードのゴチャゴチャから解放

──今回はATH-S200BTを試していただきましたが、普段はどういう環境で音楽を聴いていますか？

牛丸ありさ（Vo, G）　スマートフォンにイヤフォンを挿して。

ごっきん（B, Cho）　私も同じです。

──ワイヤレスのヘッドフォンを使ったことはありますか？

牛丸・ごっきん　ないです。

──今回初めて使ってみていかがでした？

ごっきん　（首元を触りながら）いつもだったらここにある煩わしいものがないからすごく快適でした。あといつもイヤフォンのコードがカバンの中でゴチャゴチャってしちゃうから、「ワイヤレスええなあ」って思いました。

牛丸　中学生の頃にAudio-Technicaのヘッドフォン使っていたんですけど、そのときのものより密着してる感じがありました。

“ドッツードッツー”を感じたい

──音に関してはいかがでした？

ごっきん　めっちゃクリアでした。普段自分が使ってるイヤフォンと聴き比べてみたんですけど、こっちのほうが楽器の音がしっかりキレイに聞こえてくる感じがしました。

──このヘッドフォンで聴いてみたい音楽はどういうものでしょうか？

牛丸　私は最近洋楽のエレクトロをよく聴いてるんで、それを聴いてみたいですね。“ドッツードッツー”っていうのを感じたい。

ごっきん　私も“ドッツードッツー”聴いてみたい！

牛丸　踊ろう！

ごっきん　2人で踊ろう！（笑）

──ではyonigeの曲でこのヘッドフォンで聴いてもらいたい曲を挙げるなら？

牛丸　「沙希」かなあ。いろんな楽器が入っているので、このヘッドフォンで聴いたら面白いと思う。

ごっきん　私は「スラッカー」かな。エッジの効いた楽曲なんで、このヘッドフォンやと迫力がさらに増すんちゃうかな。

移動中の映画鑑賞にも

──ワイヤレスで心配なのが電池切れだと思うのですが、この製品はフル充電だと連続40時間再生できるんですよ。ツアー中にも重宝しそうですよね。

牛丸　私、最近移動中にiPhoneで映画を観てるんで、それはいいかもしれない。

ごっきん　バッチリやん。

──ごっきんさんは音楽を聴く以外にこのヘッドフォンを使ってみたい場面はありますか？

ごっきん　ずっとやってる携帯ゲームがあるんですけど、そのゲームでは技が成功したときとかに、知らん外人がめっちゃいい声で「tasty!」とか言ってくれるんですよ。そのいい声をこのヘッドフォンで聞きたいですね。

──カラーバリエーションが4色用意されているもオシャレでうれしいですよね。ブラック、ブラックレッド、グレーブルー、ホワイトの4色がありますが、この中だったらお二人はどの色が好みですか？

牛丸　私は黒かな。なんにでもなじむ色なので……なじませたいです。

ごっきん　なじませたいって！（笑） 私は白。かわいい。ピアスとか白い小物を身に付けるのが好きなので。