ナタリー PowerPush - Attacca

音楽で話そう!石毛&金井が「Attacca」を体験

BIGMAMAのクリスマスライブ

インタビュー写真

──じゃあ最後にthe telephonesとBIGMAMAの今後の予定について訊かせてください。2組とも12月にはクリスマスライブがありますよね。

石毛 そうですね。ラフォーレミュージアム六本木で、僕らが12月22、23日にワンマンライブをやって、BIGMAMAは24日に。

金井 僕らは昼の部と夜の部の2回。the telephonesに対抗して俺らも2回やることにしたんです(笑)。

──クリスマスライブは普段のライブとは違います?

金井 今年で3年連続でやってるんだけど、なんかいろんなことを勝手に考えちゃうんですよね。この人たちはカップルで来てるのかな? それとも1人で来てるのかな?とか。でも俺のクリスマスって、もうクソな思い出しかないんですよ。基本的に友達同士で飲んで騒いでるだけで、女の子との恵まれた思い出とかあんまりなくて。

──今回は昼と夜の2回でそれぞれコンセプトが違うんですよね。

金井 バンドで一生懸命ムードを演出して最高のクリスマスにしようねっていう昼の部。で、そのあと夜の部はクリスマスなんかもうクソッタレだ!っていうテンションで。そしたらみんな大概夜の部に反応してるみたいで(笑)。

石毛 そういう世の中なのかな(笑)。

金井 昼の部が「Holy Xmas」で、夜の部が「Lonely Xmas」なんですけど、BIGMAMAのファンはみんなロンリーを求めてるっていう。

石毛 いいオーディエンスだね。

金井 世も末だなと思って(笑)。

the telephonesのクリスマスライブ

インタビュー写真

──the telephonesのクリスマスライブはどうなりそうですか?

石毛 1日目は「FANTASTIC DISCO PARTY NIGHT」っていって、昔の曲から最新の曲まで、1日でthe telephonesの歴史がわかるみたいな感じに。で、2日目の「THE BEST DISCO PARTY NIGHT」はもうとにかくベストなライブ。鉄板のセットリストを用意しておこうかなって。だから2日間とも来ればthe telephonesが完全にわかるだろうっていうライブですね。

──年末恒例のライブも今年で5年目ですよね。

石毛 自分たちの1年間を総括する意味で、今年一番のライブをしてやろうっていう気持ちはありますね。

──2日間でバンドのいろんな面を見ることができそうですし。

石毛 そうなんですよね。特に最近はフェスじゃわからないところをちゃんとワンマンで出したいなっていう思いがあって。だからなんていうかファン感謝デーみたいな感じですね。お互い超楽しもう!みたいな日になると思います。

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the telephones(てれふぉんず)

アーティスト写真

2005年に埼玉県浦和にて結成されたロックバンド。メンバーは石毛輝(Vo, G, Syn, Programming)、岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)、長島涼平(B, Cho)、松本誠治(Dr)の4人。ポストパンク / ニューウェイブにも通じるダンスロックサウンドで各地のフェスを席巻し、2009年にEMIミュージック・ジャパンと契約。同年7月にアルバム「DANCE FLOOR MONSTERS」でメジャーデビュー。2011年12月にはバンド史上最大規模となるさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブ「SUPER DISCO Hits FINAL !!! ~そして伝説へ~」も開催。ハイテンションなライブパフォーマンスは、ロックファンの熱狂的な支持を集めている。

BIGMAMA(びっぐまま)

アーティスト写真

2001年に結成。金井政人(Vo, G)、柿沼広也(G, Vo)、リアド偉武(Dr)、安井英人(B)、東出真緒(Violin)の5人編成で活動するロックバンド。2006年7月にミニアルバム「short films」をRX-RECORDSからリリース。同年10月には一時的に活動休止するも、2007年2月に安井と東出の加入を機に活動を再開した。2012年1月には4thアルバム「君がまたブラウスのボタンを留めるまで」を発表し、同年9月にはシングル「風船夫婦の俯瞰show」と、ライブ&ドキュメンタリーDVD「母がまた母の日を終えるまで」を同時リリース。12月にニューシングル「Jeffrey Campbellのスケートシューズで」をリリースする。