中国映画の“今”を届ける!ディレクター徐昊辰が見据える現代中国映画祭の未来「中国ドラマ同様、映画も良作がたくさんあると伝えていきたい」
日本映画を中国に届け、中国映画を日本に届ける──そんな活動をしているのが中国人ジャーナリスト・徐昊辰だ。上海国際映画祭のプログラマーとして6年間、日本映画の“今”を中国に紹介してきた彼は、中国映画の“今”を日本に届けるべく、2024年に現代中国映画祭を立ち上げた。きっかけの1つは「日本では中国映画のイメージが昔のまま止まっている」と感じたことだったという。映画ナタリーでは、長年アジアの映画交流に尽力してきた彼に前後編にわたってインタビューを実施。前編では今年の上海国際映画祭について、また今回の後編では現代中国映画祭の手応えや今後の展望を語ってもらった。さらに、去年、そして今年の中国映画市場についても話を聞いている。中華エンタメを知る Vol. 2(前編)はこちら