鉄路の白薔薇
テツロノシロバラ
上映時間:133分 / 製作:1922年(仏)
解説 大作「ナポレオン」などで知られる、フランス・サイレント期の巨匠A・ガンスが描いた人間ドラマ。機関車に乗務する機関士とその息子、そして鉄道事故から救い出し、自らの子として育てた娘の3人を軸に、濃密なドラマが形成される。物語は娘ノルマを中心に、次第に彼女を恋するようになってしまう機関士の父親シジフとその息子エリの苦悩が綴られる。さらに、驀走する機関車が脱線するシーンでのフラッシュバック効果などにより、音楽的なリズムをもったサイレント映画といわれる。なお本作は、「黒の交響曲」と「白の交響曲」と呼ばれる2部から構成されている。
スタッフ |
監督:アベル・ガンス |
---|---|
キャスト |