蛇姫様 第1部千太郎あで姿/第2部緋牡丹地獄/ 第3部恋慕花道

ヘビヒメサマダイ1ブセンタロウアデスガタ/ダイ2ブヒボタンジゴク/ダイ3ブレンボハナミチ

製作:1954年(日本) / 配給:東映京都

解説 川口松太郎の有名な大衆小説2度目の映画化。「紅孔雀」(5部作)、「月笛口笛」(3部作)と同じく、当時流行った連続活劇で、監督の河野寿一はこの年から6年かけて「里見八犬伝」5部作を作り続けた。物語の骨子は、病の父に代わり鳥山藩三万石を預かる琴姫が、剣の名手・千太郎の助けで悪家老を討つという単純なものだが、プロットは波乱万丈だ。悪家老の証拠となる皿の争奪戦。千太郎の活躍。姫の彼への恋慕。一転して追われる千太郎は旅一座に逃げ込み、一躍大スターに。彼に恋する三味線弾き・お島の登場。横恋慕した用心棒は彼を殺そうと悪家老と結託……と際限なく展開する。なお、オリジナルの衣笠版は千太郎とお島の恋が中心となった。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:河野寿一

キャスト

東千代之介
高千穂ひづる
星美智子
喜多川千鶴
岡譲司
香川良介
薄田研二