夢と残酷のエクリチュールシュヴァンクマイエルの不思議な世界
ユメトザンコクノエクリチュールシュヴァンクマイエルノフシギナセカイ
製作:1967年(1989・チェコ)
解説 「アリス」などで知られるチェコ・アニメの鬼才の短編を集めた作品。(1)「自然の歴史(博物誌)」(1967・9分)(2)「部屋」(1968・13分)(3)「地下室の怪」(1983・14分)(4)「陥し穴と振子」(1983・15分)(5)「男のゲーム」(1988・14分)(6)「闇・光・闇」(1989・7分)(7)「対話の可能性」(1982・11分)を収録。クレイ(粘土)アニメを中心に、様々な技法が駆使されており、“夢“をそのままフィルムに移したような(2)(3)(5)や、徹底したシニカルさを突き抜けてコミカルに転じた(6)(7)など最近の代表作を網羅している。特にベルリン、アヌシー、メルボルンなど各国の映画祭で絶賛された(7)は、20世紀末の病理をえぐる同時代性を感じさせる。ビデオ、DVDタイトルは「シュヴァンクマイエルの不思議な世界」。
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