食卓の肖像

あらすじ・ストーリー　1968年、福岡、長崎をはじめとした西日本一帯でカネミライスオイルを使った料理を食べた人々が吹き出物が出たり、下痢が続いたりと次々と健康被害を訴えた。調査の結果、健康に良いとうたっていたオイルには、PCBとダイオキシン類という猛毒が混入していた。

解説　1968年に福岡、長崎、広島など主に西日本一帯で発覚した食品公害事件“カネミ油症事件“に焦点を当てた社会派ドキュメンタリー。事件から40年以上が経った今もその影響で、健康被害に苦しむ人々の生の声が収められている。被害者14000人以上と言われる戦後最大の食品公害事件の全貌が見えるとともに、食の安全性について改めて問いを投げかける。

スタッフ	監督：金子サトシ