迫力満点のサッカーシーンだけじゃない!緻密な人物描写や人間関係にも大注目「アオアシ」の魅力を徹底掘り下げ

小学館のマンガ誌・週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の「アオアシ」。綿密な取材のうえ描き出される迫力満点のサッカーシーンが人気を集める同作だが、ファンの間では作中で紡ぎ出される人間ドラマも注目されている。そんな「アオアシ」をコミックナタリーでは徹底特集。「チーム男子」や「親子関係」「指導者」などのトピックに着目し、「アオアシ」の魅力を掘り下げていく。

文 / 岸野恵加

青井葦人

「アオアシ」とは?

週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて、2015年1月に連載を開始した小林有吾「アオアシ」。サッカーマンガといえば、学校の部活動やプロ選手を描く作品が多い中、「アオアシ」の舞台となるのは、高校生年代によるJリーグの下部組織・Jユースだ。

話数を重ねるごとに多くの読者を惹きつけ、既刊32巻の累計発行部数は1900万部を突破(2023年9月時点)。2017年にはマンガ大賞にて4位に輝き、2020年には小学館漫画賞一般部門を受賞。2022年にTVアニメ化された。

物語は、愛媛で暮らす中学3年生の主人公・青井葦人(あおいあしと・以下アシト)の元に、東京シティ・エスペリオンFCのユース監督・福田達也が現れることから動き出す。誰よりもサッカーを愛するが気が短いアシトは、中学最後のサッカー部の大会で相手チームの挑発に激昂し、推薦入学のチャンスを逃してしまった。そんなアシトの才能を福田は見出し、「入団試験を受けに来い」と声を掛ける。意を決して上京したアシトは、周囲との実力の差に愕然とし、数多の壁にぶつかりながらも、チームメイトと切磋琢磨しながら成長していく

躍動感たっぷりに表現されるサッカーシーンはもちろん「アオアシ」の核となっているのが、深く描かれた登場人物それぞれのドラマだ。老若男女それぞれに刺さる、魅力的な要素が詰まっている。本稿ではあえてサッカーシーン以外を中心に、「アオアシ」の魅力を詳細に紹介していきたい。

1人物描写が深すぎる!
ぶつかり合い認め合う“チーム男子”、
号泣必至の親子関係

キャラクター1人ひとりの背景が、とにかく深く掘り下げられている「アオアシ」。いわゆる“チーム男子”ものの作品と言えるが、Jユースを題材としている本作では、実に彩り豊かな男子たちの関係性が描かれるのだ。ユースでは高校生年代の男子たちが、プロのサッカー選手になることを夢見て努力を重ねていく。しかし上へ上がっていけるのはほんの一握りのため、仲間でありながら、お互いがライバルでもあるということになる。

中学生年代のジュニアユースから上がってきた選手が多い中で、入団試験を受けてユースの世界に足を踏み入れたアシトは少数派。物語序盤の彼は型破りな行動も見せ、技術力も足りないことから、周囲との間に摩擦を生んでしまう。中でも同じく1年の黒田、朝利からは「君は当たり前のことが何かもわかってない」「これ以上あの男に気分を乱されたくない」と疎まれ、1学年上の阿久津からはたびたび「お前才能ないぜ」「お前みたいなのが来る場所じゃねぇ」と拒絶され続ける。しかしアシトは絶望せず、自分に足りないものを見つめ、サッカーを通じて彼らと対話を試みる。そうした彼の姿勢が周囲の心を溶かし、やがて黒田、朝利、そしてほかの同学年のメンバーとの絆は強固なものに。さらに、あまりにも恐ろしい表情で凄んでいた阿久津がアシトに向き合い始めるシーンでは、「鬼のように冷たかったあの阿久津が、アシトを認めた!」と感動してしまうことだろう。

意図を汲めず、黒田と朝利を怒らせてしまうアシト。

意図を汲めず、黒田と朝利を怒らせてしまうアシト。

たびたびアシトに厳しい言葉を浴びせ、心を揺さぶる阿久津。その表情の迫力にも注目。

たびたびアシトに厳しい言葉を浴びせ、心を揺さぶる阿久津。その表情の迫力にも注目。

またそれぞれの育ってきた環境が細かく描かれていることも、本作の特徴のひとつ。母子家庭で育ったアシトは母へ苦労をかけまいと、「母ちゃんに楽をさせたい」ためにプロ選手になりたいと繰り返し口にする。一方、母・紀子は上京するアシトを見送りに行かないなど一見ドライにも見えるが、深い愛情でアシトを見守っており、アシトが上京する際に綴った手紙は子供への大きな愛に満ちていて号泣必至だ。

「辛気臭いのは性に合わない」と、見送りにも来なかった母・紀子。しかしその内に秘められた本心が手紙で明かされる。読者もアシトとともに号泣してしまうこと間違いなし。

「辛気臭いのは性に合わない」と、見送りにも来なかった母・紀子。しかしその内に秘められた本心が手紙で明かされる。読者もアシトとともに号泣してしまうこと間違いなし。

このほかシビアな言葉を浴びせる阿久津は実は母からネグレクトを受けて育っていたり、ハーフのトリポネは幼い頃から人種差別を受けていたりと、サッカーに打ち込む陰にあるそれぞれの人物の背景がとにかく細かく描写されていて、物語への没入感を強める。

中学時代、対戦校の選手から心ない言葉を浴びせられたトリポネ。この頃の彼は、「仲間」という概念が理解できないでいた。

中学時代、対戦校の選手から心ない言葉を浴びせられたトリポネ。この頃の彼は、「仲間」という概念が理解できないでいた。

2大人世代が心を掴まれる指導者たちの姿勢
コーチ2人の関係性にも注目

実は経営者、ビジネスリーダーの間でも「読むべきマンガ」としてたびたび話題に上がっている「アオアシ」。作中にて“育成”という言葉に「ユース」とルビが振られているほど、監督・コーチ陣の熱い思いや苦悩がしっかりと描かれており、「人を育てること、成長させること」にまつわるヒントが詰まっている

エスペリオン監督の福田と、コーチの伊達望の2人はその代表格。福田は「思い通りに動く選手などいらない」と豪語し、常に「思考力」を重視する。無謀とも感じられる要求を選手に課すこともあるが、アシトが自分の中に生まれた思考を拙くも言葉にした際には、答えを教えてあげるのではなく「いいぞ、言語化できてる」と、思考が深まる過程を見守っていた。また望は、一見強面な風貌だが、誰よりも選手に寄り添うコーチ。Bチーム(2軍)からAチーム(1軍)に昇格したアシトが「望さんのおかげや」と繰り返し礼を伝えると「Aは甘くない」と冷静に釘を刺しつつも、最後にはレアな笑顔を浮かべて「自分の可能性を信じ、少しずつ足下を固めろ。お前ならできる」と激励していた。

福田が求めるのは、自分で思考できる選手。それゆえ彼が直接声を掛ける選手は、一筋縄ではいかない変わった人間が多くなる。

福田が求めるのは、自分で思考できる選手。それゆえ彼が直接声を掛ける選手は、一筋縄ではいかない変わった人間が多くなる。

かなり強面の望コーチだが、選手への思いは人一倍。鉄仮面が崩れた笑顔が覗く、レアなシーン。

かなり強面の望コーチだが、選手への思いは人一倍。鉄仮面が崩れた笑顔が覗く、レアなシーン。

この物語の大きなターニングポイントに、6巻でアシトがFWからDFへの転向を福田から告げられるシーンがある。それまでのストーリーで、ストライカーとして在ることへのアシトのこだわりが強く描写されてきたため、まさかのどんでん返しに誰もが衝撃を受ける場面だ。しかし福田は最初からアシトの適性を見抜き、彼をサイドバックとして育てるつもりだったという。最初は苦しみ、絶望するアシトだが、自分の強みである視野の広さを生かし、次第にフィールド全体を見渡せるDFとしての醍醐味、才能の生かし方を見つけていく。「好きなことをやるのか、自分に適したことをやるのか」という究極の選択は、キャリアに向き合うときに誰もが悩むもの。後進の指導にあたっている人、誰かを育成・マネジメントする立場にある大人世代には、声の掛け方や伝え方など、学ぶ部分が非常に多い作品だ。

ストライカーの成長物語……と思わせておいて、大どんでん返しのDF転向宣告。アシトは大きな絶望感を抱く。

ストライカーの成長物語……と思わせておいて、大どんでん返しのDF転向宣告。アシトは大きな絶望感を抱く。

ちなみに福田と望は、高校時代からともにプレーしてきた盟友。天才である福田の傍らで望が「私は、お前のように強くはないからな」とこぼすなど、劣等感を抱いているように見える場面もあるが、2人の間には強固な信頼関係がある。東京VANS戦では選手交代に悩む福田へ、望が「大友が最適だ」と進言。思いもよらぬ提案に福田はつい「お前…すごいなあー」とこぼしていた。こちらの大人チームの関係性も注目しておきたいポイントだ。

望の提案に目を丸くする福田。2人の信頼関係がよく伝わる1シーンだ。

望の提案に目を丸くする福田。2人の信頼関係がよく伝わる1シーンだ。

3夢を追う、凛とした女性キャラたち

「アオアシ」には2人のヒロインが登場する。1人目は。アシトの「世界で最初のファン」だと豪語する彼女は、スポーツ外科医を志しており、アシトや天才MFである栗林の毎日の献立表を作るなど、栄養学にも通じている。

そしてエスペリオンのメインスポンサーである海堂電機の社長令嬢・杏里は、お嬢様キャラとして登場するも、なんとサッカーの監督を夢見ており、戦術を常に分析している。時には悩むアシトに、成長のヒントを授けるほどだ。選手としての成長劇の合間に、彼女たちとアシトとの恋模様も展開されていく。

常に優しくアシトを支える花。アシトは「サッカーに集中しなければ」と、彼女への恋心になかなか向き合わない。

常に優しくアシトを支える花。アシトは「サッカーに集中しなければ」と、彼女への恋心になかなか向き合わない。

戦術に詳しい杏里は、彼に成長のヒントをたびたび授ける。ちなみにリフティングも得意。

戦術に詳しい杏里は、彼に成長のヒントをたびたび授ける。ちなみにリフティングも得意。

スポーツマンガのヒロインは、部活のマネージャーなど側で主人公を癒すことをメインとした存在であることが多いが、「アオアシ」のヒロインは2人とも、専門知識を持ち、自分の道を追い求めている。ヒロインがお飾りではなく、夢を追う存在として描かれている点も大きな魅力であり、女性読者にも勇気を与えてくれるだろう。

4もちろんこちらにも注目!
ビギナーにも親切で迫力満点の
サッカー描写

作者の小林がスポーツマンガを描くのは「アオアシ」が初めて。だが自ら選手にアポイントを取ることもあるほど積極的に取材を行っているそうで、それが試合の描写に説得力を持たせている

時には実在の選手の名前が登場し、作中のキャラクターとの似ているポイントなどが挙げられることもあるので、サッカーファンにはたまらないだろう。とはいえサッカーの知識があまりない人、スポーツマンガに苦手意識がある人もご安心を。試合中の描写には丁寧に説明が加えられているので、気軽に試合シーンを楽しんでほしい。

「アオアシ」の中に名試合は多いものの、特に迫力たっぷりの熱戦として、船橋学院高校戦を挙げておきたい。この試合を最後に引退することを決めている中村平の存在や、天才MF・栗林の参加、アシトの母が初めて東京に試合を観戦しにくるなどさまざまなドラマが詰まっている中、エスペリオンは福田の悲願であった戦法・5レーンアタックにチャレンジ。先の読めないスピーディーな展開がゲームのハラハラ感を増幅させていく。試合中にアシトは“攻守コンプリートの布石”が掴めそうな感覚を抱き、覚醒しかける。ところが後半、船橋学院のトリポネを押さえられず、混乱に陥ってしまったアシトは絶望的なミスをしてしまう。ジェットコースターのような急展開が見どころの一戦だ。

「アオアシ」作中に登場した内田篤人選手。福田と望がアシトについて語り合う中で、福田は内田選手を日本選手史上最高のサイドバックとして名を挙げる。

「アオアシ」作中に登場した内田篤人選手。福田と望がアシトについて語り合う中で、福田は内田選手を日本選手史上最高のサイドバックとして名を挙げる。

試合の中で“攻守コンプリートの布石”を掴みかけ、前半は順調に見えたアシトだったが……。船橋学院高校戦はジェットコースターのような展開が見どころだ。

試合の中で“攻守コンプリートの布石”を掴みかけ、前半は順調に見えたアシトだったが……。船橋学院高校戦はジェットコースターのような展開が見どころだ。

東京シティ・エスペリオンFCユース

Jリーグ有数のクラブ「東京シティ・エスペリオンFC」の、高校生年代を育成する組織。トップチームが安定した成績を残しているのは、エスペリオンの育成力が日本最高峰だからだと言われている。

入団試験を無事にクリアし、「東京シティ・エスペリオンFC」のクラブハウスに到着したアシト。

入団試験を無事にクリアし、「東京シティ・エスペリオンFC」のクラブハウスに到着したアシト。

入団試験の頃から信頼関係を築いてきたアシト、大友、橘。3人は入団後もお互いを尊重し、支え合うよきトリオだ。

入団試験の頃から信頼関係を築いてきたアシト、大友、橘。3人は入団後もお互いを尊重し、支え合うよきトリオだ。

青井葦人

青井葦人

愛媛県出身。「全盛期ロナウドの生まれ変わり」を自称する自信家。短気なのが玉に瑕だが、サッカーへの愛情は人一倍。FWからDF転向を命じられて反発するも、類まれな視野の広さを生かし、司令塔としての才能を開花させていく。

名シーンPickUp!

DF転向から悶々とした思いを抱え続けるも、次第に守備の楽しさに目覚めていくアシト。前向きな姿勢が彼の成長を促している。

大友栄作

大友栄作

MF。極度の緊張しいだが、いざ試合が始まると冷静沈着にチームをコントロール。コーチ陣から主将になれる器だと期待されている。普段はお調子者でムードメーカー。女の子にモテようと必死。

名シーンPickUp!

DF転向を命じられ「サイドバックは俺の居場所じゃない」と集中できずにいたアシトに気づき、守備に回った大友。仲間思いであることがよく伝わる。

橘総一朗

橘総一朗

FW。強豪の横山武蔵野ジュニアユースに所属していたが、自分が成長できていないと感じ、エスペリオンへの入団を志願。責任感が強く真面目な性格で、仲間のことを蔑まれた際は激昂した。

名シーンPickUp!

アシトのことをかつてのチームメイトに悪く言われ、憤って言い返す橘。

冨樫慶司

冨樫慶司

DF。アシトの同学年の中では、唯一福田がスカウトして入団した逸材。元ヤンキーで、義理人情に厚い。寮ではアシトと同室で、基礎が身についていないアシトの夜練に付き合った。

名シーンPickUp!

クールに見えて義理人情に熱く、アシトに熱心に指導する冨樫。

朝利マーチス淳

朝利マーチス淳

DF。エスペリオンジュニアユースからの昇格組。イギリス人の父と日本人の母の間に生まれた金髪美少年。プライドが高く、技術力の足りないアシトに厳しい言葉を浴びせることも。

名シーンPickUp!

青森星蘭戦にて、試合中に心を通わせたアシトと朝利。「どうしてすべて、君が点を取るのが前提なんだ?」とは、第46話で朝利がアシトに投げかけた言葉。時を経て通じ合った2人の姿が感動を呼ぶ。

黒田勘平

黒田勘平

MF。エスペリオンジュニアユースからの昇格組。温和なように見えて、プロになることを最優先している合理的思考の持ち主。実は彼女持ち。

名シーンPickUp!

武蔵野戦にて守備で負傷するも、後半にも出場する意志を見せる黒田。

阿久津渚

阿久津渚

DF。学年はアシトの1つ上。1年時から1軍レギュラーに入る実力の持ち主で、U-18日本代表にも選出。ストイックで気性が荒く、アシトにことごとく突っかかる。複雑な家庭環境で育ち、自分の生きる道はサッカーしかないと考えている。

名シーンPickUp!

“攻守コンプリートの布石”をついに掴み、ついにサイドバックとして覚醒したアシトに阿久津が投げかけた「遅ェんだよ」。アシトの変化を阿久津がよく見ていたことが伝わる名シーンだ。

栗林晴久

栗林晴久

「エスペリオンユース最高傑作」と称される天才MF。16歳でJリーグデビューを果たす。類まれなサッカーセンスでサッカー以外に興味がなく、「世界最高の選手になりたい」と豪語しアシトにも多大な影響を与える。

名シーンPickUp!

プレミアリーグ柏大商業高校戦。後半で登場した栗林は、圧倒的な実力で異次元のプレーを見せて周囲の度肝を抜く。

桐木曜一

桐木曜一

MF。阿久津と同じくアシトの1つ上の学年。卓越したテクニックを持ち、無口でクールな性格で、周囲にも冷めた態度を取るが、プレミアリーグでは司令塔としてチームをまとめることを命じられ、自分の中のエゴと向き合う。

名シーンPickUp!

“周囲となかなか協調しない桐木は司令塔を任され、アシトたちが試合中に成長していく姿を見て自分のエゴに気づき始める。

北野蓮

北野蓮

青森星蘭高校1年。1年生にして背番号10番を背負い、心臓のようにチームを支える。アシトと同じく俯瞰でフィールドを把握し、さらに最上級の技術力でボールを自在に操る。

名シーンPickUp!

天才ゆえに孤独を感じていた蓮は、同じ景色を見ているアシトと出会えたことを喜ぶ。

トリポネ・ルフィン

トリポネ・ルフィン

船橋学院高校3年。素晴らしい身体能力で“最強の敵”としてアシトたちの前に立ちはだかる。日本で育つも、肌の色によって幼き頃から心なき言葉を浴びせられてきた。

名シーンPickUp!

仲間の存在を愛し、チームのために勝利を掴みたいと燃えるトリポネ。エスペリオンの前に脅威として立ちはだかる。

司馬明孝

司馬明孝

エスペリオンのトップチーム所属。過去にワールドカップ出場経験もある、40歳のベテラン。引退を考えていたが、臆せずぶつかってくるアシトと出会い、考えを改めるようになる。

名シーンPickUp!

28巻で初登場した司馬。脳の瞬発力が高く、まさに「考える葦」を体現する彼は、アシトのよき手本となる存在だ。ここまでの長期連載となってもまだアツいキャラクターが新たに登場するのも、「アオアシ」の魅力だろう。

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2023年10月6日更新