ドラマ「I”s」 PR

「I”s」伊島空(寺谷役)×小越勇輝(越苗役)×冨田佳輔(木田役)座談会|一貴を囲む男子演じる3人がドラマの映像を観返しワイワイ語らう

第8話までの放送を終えた、桂正和原作によるTVドラマ「I”s」。第9話以降、岡山天音演じる一貴や白石聖演じる伊織は高校を卒業し、それぞれ新たな人生を歩み始めることになる。

コミックナタリーはこのタイミングで寺谷役の伊島空、越苗役の小越勇輝、木田役の冨田佳輔による座談会をセッティング。主人公の一貴を取り囲む男子を演じる3人に、ドラマ第8話までを観返してもらいながら各話の撮影裏話などについて尋ねるとともに、第9話以降の見どころについても語ってもらった。

取材・文 / 宮津友徳 撮影 / 石橋雅人

第8話までの相関図

  • 花園広巳(宇梶剛士) / 一貴たちのクラス担任。立派なヒゲをたくわえており、生徒からは“ヒゲミ”の愛称で親しまれている。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 越苗純(小越勇輝) / 女性のような美しい顔立ちをした、一貴のクラスメイト。影が薄く大人しい性格だが武術の使い手でもある。担任のヒゲミに思いを寄せている。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 木田茂吉(冨田佳輔) / 一貴のクラスメイト。お調子者で少し空気が読めないところもあり、一貴の恋路を邪魔してしまうことも。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 寺谷靖雅(伊島空) / 一貴の親友でクラスメイト。女子に目がなくスカートや女湯を覗こうとするなど軽薄な部分もあるが、恋愛に悩む一貴のよき相談相手となり、さまざまなアドバイスを送る。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 葦月伊織(白石聖) / 一貴と同じく湾田高等学校に通うヒロイン。演劇部に所属しており役者になることを夢見ている。雑誌のグラビアに取り上げられるなど容姿端麗だが、控えめで大人しい性格。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 瀬戸一貴(岡山天音) / 湾田高等学校に通う本作の主人公。過去に恋愛で傷ついた経験から、好きな女の子の前で気持ちとは逆の言動を取ることが多く、「逆走くん」と呼ばれることも。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 秋葉いつき(柴田杏花) / 一貴の幼なじみでひとつ年下の帰国子女。小学生時にアメリカへと旅立つが、このほど単身で帰国した。何度も一貴の精神的なピンチを救うことになる。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 森崎祐加(須藤叶希) / 一貴のクラスメイトで伊織の親友。いたって普通の少女で、実は裏で寺谷のことが気になっている。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • ナミ(春花) / 一貴のクラスメイトで伊織の親友。気が強く姉御肌なところがあり、ウジウジと悩む一貴によくダメ出しをする。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 磯崎泉(萩原みのり) / 一貴が受験合宿中に海で出会った少女。のちに同じ高校に通う2歳下の後輩であることがわかり、一貴に対してあの手この手で積極的なアプローチを仕掛けていく。©桂正和/集英社・スカパー!2018
  • 麻生藍子(加藤小夏) / 一貴が一人暮らしを始めたアパートの隣の部屋に住んでいる大学生。天然で非常に純心な性格の持ち主。秋田県出身で故郷の彼氏と遠距離恋愛を続けている。©桂正和/集英社・スカパー!2018

伊島空(寺谷役)×小越勇輝(越苗役)×冨田佳輔(木田役)座談会

第1話「接近」

伊織に対してツンケンした態度を取ってしまう一貴。©桂正和/集英社・スカパー!2018

瀬戸一貴は同じクラスの葦月伊織に1年生の頃から恋心を抱いている高校2年生。伊織に対して告白どころか話しかけることすらできずにいた一貴だったが、2人で「新入生ようこそパーティ」の実行委員を務めるという幸運が訪れる。徐々に伊織と打ち解けてきた頃、突然一貴の前にアメリカに移住したはずの幼なじみ・秋葉いつきが現れる。

──本日は放送終了分のドラマ「I”s」のエピソードを皆さんに鑑賞いただきながら、撮影時の思い出などを伺っていければと思います。

一同 よろしくお願いします。

伊島空 改めて観るとみんな原作のキャラにすごい似てますよね。

冨田佳輔 特に空がめっちゃ似てる。

上段左から伊島空扮する寺谷靖雅、小越勇輝扮する越苗純、冨田佳輔扮する木田茂吉。下段左から原作の寺谷靖雅、越苗純、木田茂吉。©桂正和/集英社・スカパー!2018

伊島 オーディションのときに原作を初めて読んだんですけど、自分でも似てるなって思いました(笑)。メガネをかけた状態で髪をあげて鏡を見たら「寺谷じゃん!」って思って。オーディションにも原作の寺谷っぽいチノパンとボーダーを着てメガネをかけていきましたし、完全に寄せていきました。

左から冨田佳輔、伊島空、小越勇輝。

冨田 僕もめっちゃ寄せて髪を短くしました。

小越勇輝 えっ、オーディションのときから切っていったんですか?

冨田 いや決まってからです。木田の髪型って実際に再現すると現実にはあんまりいないような刈り上げ方になるから、私生活が大変でした(笑)。オーディションでは、ちょうど今流れてる木田が伊織ちゃんのことを「よっ! グラビアクイーン」ってからかう第1話冒頭のところの演技をしました。

伊島 越苗は完全に見た目女子だよね。

小越 出てくるの3話からだけど、もう越苗の話いっちゃいます?

冨田 それまでとっておこうか。

伊島 1話を観返すと一貴がまだ伊織ちゃんにめちゃくちゃツンケンしてるというか、まさにすごい“逆走”してますよね。

「シャーペンの芯を貸して」という伊織に、無言で机の上を滑らせて渡す一貴。©桂正和/集英社・スカパー!2018

冨田 伊織ちゃんに「シャーペンの芯を貸して」って言われて、無言で机の上を滑らせて渡すところとかね。

小越 好きな子とうまく話せないっていう気持ちはわかりますけどね。「そこまでするか」っていうところはある(笑)。

伊島 小学生のときはこういうことをしましたけどね。原作でも描かれているけど、好きって知られてしまって今の関係性が崩れるくらいなら、知られずにいたいっていうのがあるのかな。

第2話「3つのI」

いつきとの再会を果たした一貴。伊織はいつきのことを一貴の小学生時代の彼女だと勘違いし2人の仲を取り持つような言葉をかける。その後「新入生ようこそパーティ」を終えても2人の距離は変わらぬまま、2年生の夏を迎えた。そんなある日、一貴は商店街の福引で伊豆のペア旅行券を引き当てる。いつきと寺谷の機転で伊織と2人で旅行に行くことになり動揺する一貴だったが、旅館にはなぜかいつきと寺谷の姿があった。

伊島 1話がずっと学校の中での話だったから、2話は夏休みということで学校の外に出たワクワク感がありますよね。

一貴といつきは商店街の福引きで伊豆のペア旅行券を引き当てる。©桂正和/集英社・スカパー!2018

冨田 夏休みに女の子と旅行に行くとか絶対楽しいよ。

小越 旅行で寺谷がいつきちゃんに振られるところはドラマのオリジナルシーンだよね。

伊島 マンガだと告白から帰ってきた寺谷のほっぺにビンタの跡があって、「振られたんだな」ってわかるんですけど、実写だとくっきりとしたビンタの跡をつけるっていう演出はあんまり現実的じゃないかなという話になって。

冨田 寺谷、普段は女子にガンガン行ってるのに告白のときは意外に挙動不審になってしまっている(笑)。

しどろもどろになりながらいつきに告白する寺谷。©桂正和/集英社・スカパー!2018

伊島 原作にないシーンだったので、けっこう迷ったんです。寺谷は一貴に恋愛面で先輩面してますけど、実は童貞なんじゃないかみたいことを匂わせるシーンが原作にはあるんですよ。だから告白するとなったら実はすごい緊張しちゃうキャラクターなんじゃないかと思ったんです。それを豊島(圭介)監督に話したら、「じゃあ、めっちゃ緊張して溜める感じで言おうか」ということになりました。

──伊島さんは先ほどオーディションにあたって原作を初めて読んだとおっしゃっていましたが、小越さん、冨田さんは原作をご存知でしたか?

冨田 タイトルは知ってましたけど読んだことなくて。連載していた頃はまだ字を読めなかったくらいちっちゃかったんじゃないかな。

──「I”s」は1997年から2000年の連載ですね。

冨田佳輔

冨田 じゃあ小学生ぐらいだ。

小越 字は読めるね(笑)。僕も今回初めて読んだんですが「女性の裸がここまで描かれていいのか!」ってびっくりしましたね。ジャンプっていつの時代も1つくらいはちょっとエッチな作品が載っていると思うんですけど、子供の頃にそういう作品を読んで「自分はいけないことをしてる」ってドキドキしていた感覚を思い出しました。

冨田 確かに、この作品が連載できていたってすごい。

伊島 最初はちょっとエッチだなって印象があったんですけど、読んでいくとすごい素敵な恋愛を丁寧に描いているなって思うようになりました。

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第3話「素敵な涙」