学芸大青春|成長止まらぬ彼らを、一度知ったら沼落ち不可避

2019年9月2日に活動を開始した5人組ボーイズグループ・学芸大青春(ガクゲイダイジュネス)。“2次元と3次元を行き来する”というコンセプトのもと、3次元に実在するメンバーがそれぞれイラスト化され、2次元の姿で音楽活動や3Dドラマへの出演、動画配信などを精力的に行なっている。彼らのキャラクターデザインは、イケメン役者育成ゲーム「A3!」などで知られるイラストレーター・冨士原良が担当した。

学芸大青春は1周年を迎える9月2日に、1stアルバム「HERE WE ARE !」を待望のCDパッケージでリリース。これに先がけコミックナタリーでは学芸大青春にインタビューを実施し、これまでの歩みを振り返ってもらった。この1年で成長したところをお互いに評価し合う場面では、ダンスや歌などのパフォーマンスとはまったく関係のない回答も。東急東横線の学芸大学駅近くにある寮での共同生活に触れると、メンバーの南優輝が被害を受けた“冷水シャワー事件”のエピソードも飛び出した。最後には、2年目に向けての課題をそれぞれ宣言。インタビューの終わりには、学芸大青春による思い出アルバムをメンバーの直筆コメント付きで公開しているのでお見逃しなく。

取材・文 / 西村萌

この1年は「青春」だった(蓮)

──おひとりずつ、いつもの自己紹介をお願いします。

相沢勇仁 みんなの笑顔が俺のモチベーション。相沢勇仁です。

星野陽介 チームいち元気で明るいムードメーカー! 星野陽介です。

南優輝 特技はブレイクダンス、専攻は生命理工学の大学生。南優輝です。

内田将綺 ジュネスのメンタル大黒柱。内田将綺参上!

仲川蓮 ピアノは僕の恋人。仲川蓮です。

陽介 学芸だーいっ!

全員 青春(ジュネス)です! よろしくお願いします!

──元気いっぱいにありがとうございます。皆さんは2019年9月2日に、“2次元と3次元を行き来する”ボーイズグループとして活動を開始されました。5曲連続リリースだったり3Dドラマへの出演だったり、怒涛に駆け抜けたこの1年を一言で表してみていただけますか?

仲川蓮

 僕は、この1年がすごく「青春」でした。

将綺 くぅーっ!

 学生時代はあんまり行事ごとも盛り上がるほうの人間じゃなかったけど、このグループに入ってからは1つひとつのことが全部楽しかった。

勇仁将綺陽介優輝 (大きな拍手)

優輝 うちの蓮くんです!

将綺 きれいに締まったな。

陽介 順番間違えたー!(笑)

優輝 もう終わりでいっかって思っちゃったけど(笑)、俺は「邁進」っていう一言かな。目標に向かってまっすぐ、とにかくガムシャラにメンバーとスタッフさん、ファンの皆さんで突き進んできた1年だった。

勇仁 俺は「初めの一歩」。この1年って、5人にとって全部が初めての経験だったじゃん。ダンスも歌も、トークも演技も。自分にファンの子ができるっていうのも人生初だったし。そういう意味で、ジュネスがこれからどんどん世に出ていくための第一歩だったと思う。

将綺 内田は、ファンの方々やスタッフの皆さんに「支えられた」1年だな。

星野陽介

陽介 俺は「自分自身と向き合った」1年。実は今までの人生、割と嫌なことから逃げちゃってたのね。でも学芸大青春になって、みんなが一緒にがんばってくれたおかげで、くじけそうなときがあっても正面から向き合わなきゃと思えたというか。自分自身の弱いところを見つめ直すいい年だった。

優輝 めっちゃいいこと言うじゃん。

陽介 へへ、真面目モード(笑)。

──皆さん、素晴らしい回答をありがとうございます。

将綺 はい、しっかり用意してきました!!

陽介 もう、こういうときは自然に出ましたっていうのがカッコいいんだって!(笑)

優輝はジュネスのアイドル(将綺)

──お互いに、この1年でここが伸びたなというところを評価していただけますか?

将綺 優輝ってさ、もともとプライド高いタイプだったじゃん。でも俺たちがイジリ続けた結果、イジられる楽しさを知ったんですよ。

優輝 いや、楽しんでないから!(笑)

将綺 一番イジってるのは、陽介と蓮コンビか。

南優輝

優輝 陽くんなんかは、俺がすごいブサイクに見える写真をお気に入り登録してフォルダ作ってるんですよ……。

将綺 ドッキリの様子を隠し撮りして、わざと優輝がすごい表情をしてるところをスクショしてな(笑)。

優輝 それをスタッフさんにすごいうれしそうに見せにいくからね。

陽介 そう、一生やめられない(笑)。

将綺 優輝はジュネスのアイドルです!

陽介 でもちゃんと言っておきたいのは、優輝はこの1年でダンスが人一倍うまくなった! 優輝はいつものスタジオでのダンスレッスンにプラス、外部のダンスレッスンにも自費で通ってるじゃん。そんな向上心があるからこそ、今のジュネスを引っ張っていってる存在になってるんだと思う。

優輝 そんな、ありがとう。

陽介 さっきはごめんね(笑)。

 勇仁は、曲によっていろんな歌い方ができるようになったよね。

将綺 確かに!

優輝 「Happy Ever After」の歌い出しもさ、今までの勇仁と違うよね。

陽介 ちがーう、大人な感じ!

優輝 勇仁的にも意識してるの?

相沢勇仁

勇仁 そうだね。曲調とか歌詞の世界観がそれぞれあるから、それに合わせて歌ってるつもり。でもそれが聴いてる人に伝わってるかはわかんなかったから、今こうやって言ってくれてめっちゃうれしい。ファンの子も新曲が出るたび、「あれ、なんかいつもの勇仁と違う」って思ってくれてたらいいな。

優輝 プライベート面だとさ、ツッコミがさらに鋭くなったよね。ジュネスってボケる人が多いじゃん。俺はまともなツッコミしかできないんだけど、勇仁のツッコミはその角度からくるか!って思う。

将綺 勇仁ってさ、ときどきボケを肯定するんだよね。普通だったら「いや、なんでだよ!」とか突っ込むはずなのに、「それ間違いない」みたいな。「おお、ノッてくれんのね!?」って調子狂う(笑)。

勇仁 まさかそんなところ褒めてくれるとは(笑)。

優輝 じゃあ次は蓮。

勇仁 蓮、最近ますますネイルうまくなったよね。

 Twitterでファンのみんなに見られるようになったから上達した。

陽介 この前お試しで小指だけ塗らせてもらったけど、あれってすごい難しいんだね!

優輝 演技もうまくなったよね。俺たちが出演してる「漂流兄弟」っていう3Dドラマの中で、蓮が演じてる樹根洲レンって天使と悪魔のパペットを使って腹話術をするじゃん。蓮も最初は苦戦してたみたいだけど今では見事に演じ分けてて、間近で見ててすごいなって思う。

陽介 人間業じゃない!

優輝 あとは、メンバーにより心を開いてくれるようにもなったかな。前までも心開いてなかったわけじゃないけど、メンバーの中だったら一番謎が多かったじゃん。一緒にいても、相手が蓮に話しかけてるターンが長いイメージがあったんだよね。

将綺 うん。最近は蓮と一緒にいても俺しゃべんないもんな。

陽介 それは嘘!(笑)

優輝 でも確かに、蓮のほうから「僕ねー」って話しかけてきてくれることが増えたよね。

勇仁 畳み掛けるように話してくるしな。

陽介 それも嘘!!(笑)

内田将綺

将綺 ちょっと脱線するけど、蓮って全然重要じゃないところで「将綺いてよかったー」って言うじゃん。だいたい俺がごはん作ってあげたときとか、重いもの持ってあげたときとか。じゃあ、本業のパフォーマンスのほうでは……?(笑)

優輝 心の底から感謝してるっていうんじゃなく、「そこでしか将綺の存在価値ないよ」っていうような言い方をニヤニヤしながらしてくるんだよね(笑)。

陽介 でも一応はありがたがってもらってるわけじゃん(笑)。

将綺 そう、ちょっとうれしいのよ(笑)。もはや最近はその言葉を待ってるところもある。「くるぞくるぞ……さあ言っていただきましょう!」「将綺いてよかったー」って。

勇仁陽介優輝 (笑)。

優輝 じゃあ次は、陽介の成長したところね。

 陽介は、前より星野陽介になりました。

陽介 どゆこと?

 前よりも、自分をすごく持つようになったと思う。

将綺 いろんな人の意見を聞きすぎてたけど、自分の主張もできるようになったってことか。

 そう。将綺いてよかった(笑)。

将綺 伏線回収!(笑)

優輝 すぐふざける(笑)。でも、より物事を深く考えるようになったのかもね。さっき言ってたように、この1年で自分と向き合うようになったっていうのもあってさ。

将綺 歌もかなりうまくなったよな。特徴的な高音が武器としてある中で、技術面と表現力がますます磨かれたなって思う。

優輝 身長も伸びた気がするし(笑)。

陽介 ええー、今日はいい日!(笑)

学芸大青春のノンフィクションストーリーを楽しめるスマートフォンアプリ「学芸大青春 バクステアプリ」より。

勇仁 蓮も褒められてたけど、将綺もすごく演技うまくなったよね。「漂流兄弟」の中で将綺が演じるマサって、セリフも多いし、動きもたくさんあったじゃん。

陽介 演技に対してめちゃくちゃ悩んでたときを知ってるから、「ああ、がんばったんだなあ……」ってなおさら感じちゃうよね。

将綺 何回か喉潰しちゃって、歌えなくなったしな。ボイトレの先生に「お前はいつも全力でやりすぎる」って怒られた(笑)。

勇仁 俺、内面的なこと言っていい? 陽介と似てるんだけど、将綺は自分の意見を言ってくれるようになったと思う。将綺ってすごい優しいから、周りに気を使って「俺もそれでいいと思うよ」って合わせてくれるじゃん。だからグループで話し合いしてても、将綺は本当にそれでいいのかなって心配になることも今までは多かったんだよね。でも最近は「俺はこう思う」っていうのをけっこう言ってくれるようになったから、俺らのことをより信頼してくれてるんだなって思えてうれしい。

陽介 グループのことを思ってるからこそ言ってくれるんだもんね。

 将綺がいてよかった。

将綺 もういいって!(笑)