石ノ森章太郎・三条陸・佐藤まさき「風都探偵」 PR

石ノ森章太郎・三条陸・佐藤まさき「風都探偵」|しいはしジャスタウェイ(御茶ノ水男子)「仮面ライダー初心者でも、探偵ドラマとして純粋に楽しめる!」「仮面ライダーW」の正統続編マンガ

私立探偵の左翔太郎と、その相棒のフィリップが“2人で1人”の仮面ライダーに変身し活躍する特撮ドラマ「仮面ライダーW」。放送終了から7年の時を経て、この人気シリーズの正統な続編「風都探偵」がマンガ作品として週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載されることが昨夏報じられると、大きな話題に(参照:「仮面ライダーW」続編がマンガで始動!TVシリーズのスタッフ集結、スピで連載)。さらに10月には、ドラマで翔太郎とフィリップを演じた桐山漣、菅田将暉がスピリッツ誌上のグラビアに揃って登場し(参照:行くぜ、相棒!スピリッツで「仮面ライダーW」桐山漣、菅田将暉が久々の共演)、多くのファンの興奮と感動を誘った。

コミックナタリーでは「風都探偵」1、2巻の発売に合わせ、大の特撮好きとして知られ、「アメトーーク!」の「仮面ライダー大好き芸人」にも出演していた御茶ノ水男子のしいはしジャスタウェイにインタビュー。「『仮面ライダーW』のファンはもちろん、未見の人も楽しめる作品」という、魅力について語ってもらった。 また「仮面ライダー」の基礎知識がなくとも楽しめる用語解説や、しいはしが「風都探偵」の脚本・三条陸、作画・佐藤まさきに投げかけた質問への回答も用意しているので、併せてお楽しみあれ。

取材・文 / 岸野恵加 撮影 / 佐藤類

What's「仮面ライダーW」?

「さあ、お前の罪を数えろ!」

「仮面ライダーW」ロゴ

2009年9月から2010年8月にかけて放送された特撮ドラマ。

桐山漣演じる探偵の左翔太郎と、菅田将暉演じる謎の“魔少年”フィリップが、2人で1人の「仮面ライダーW」に変身する。探偵ドラマとしてミステリー要素がふんだんに盛り込まれ、随所に「探偵物語」のオマージュも。個性豊かなキャラクターたちのコミカルなやり取りも人気を呼んだ。

変身すると2人のうち1人は気を失うため、放送当時、「変身!」と叫んで道端に倒れ込む子供たちが続出したという。

Story

「風都探偵」第1話扉ページ。風都のシンボルである風都タワーが奥に見える。

至るところに風車が回っているエコの街・風都(ふうと)。一見平和に見えるこの街の裏側では、奇妙な犯罪が横行している。それはUSBメモリのようなアイテム「ガイアメモリ」を身体に突き刺した人間が、超人「ドーパント」と化して起こしたものだった。奇怪な事件の数々に、“2人で1人の仮面ライダー”が立ち上がる!

What's「風都探偵」?

「仮面ライダーW」の正統続編マンガ。監修を東映の塚田英明プロデューサー、脚本を三条陸、クリーチャーデザインは寺田克也という「W」と同じ布陣で、風都を舞台に新しい「W」の物語が描かれていく。

Character

「風都探偵」カット
左翔太郎
左翔太郎
鳴海探偵事務所に所属する私立探偵。ハードボイルドを自称しているが、実際は熱血漢の“ハーフ”ボイルド。
フィリップ
フィリップ
地球上のあらゆる情報にアクセスできる「地球(ほし)の本棚」を脳内に持ち、一度興味の対象を見つけると、寝食も忘れとことん知識を貪る。
ときめ
ときめ
翔太郎の前に現れた謎の美女。追い剥ぎ事件の鍵を握っているようだが……?
鳴海亜樹子
鳴海亜樹子
鳴海探偵事務所の所長。大阪出身で、スリッパ片手に勢いよくツッコミを繰り広げる。口癖は「あたし聞いてない!」。
照井竜
照井竜
超常犯罪捜査科の警視で、亜樹子の夫。仮面ライダーアクセルに変身する。

仮面ライダー芸人・しいはしジャスタウェイ(御茶ノ水男子)インタビュー

「W」は特撮というか、普通のドラマとして面白い

「仮面ライダーW」の変身ポーズを決めるしいはしジャスタウェイ。

──(撮影を終えて)たくさん仮面ライダーポーズを決めていただきありがとうございます!「W」カラーの緑と黒のマフラーもしっかり首に巻いていただいて。

2本巻いたのは初めてで、首元がぎゅうぎゅうです(笑)。

──無茶をさせてすみません(笑)。この記事を読む方の中には「仮面ライダーW」を知らない人もいると思うので、まずは番組の魅力を簡単にご説明いただいてもいいですか。

一言で言うのはすごく難しいんですけど、探偵ドラマとしてすごく面白いんです。特撮番組だからもちろん変身とかアクションとかの要素が入ってきて、探偵ドラマとしての魅力は薄くなるんじゃないかと思われそうだけど、全然そんなことはない。2話完結型だから観やすくて、でも全体を通しての伏線も張ってあって、驚く展開もあって。そしてラストはすごく泣けて……。

──魅力を挙げだすと止まらないですね。

なんか、完璧だなって思います(笑)。だからこんなにずっと人気があるんだろうなって。純粋に推理ドラマとして面白い。もう、特撮というか、普通のドラマなんですよね。

──塚田プロデューサーの当時のインタビューを読んでも、「ヒーローものというより、テレビドラマとして大人にも観てもらえる作品」というコンセプトは放送当初から据えられていたようですね。

そうですね、だから、観たことない人は仮面ライダーっていうことを一旦忘れて、「ドラマの中に仮面ライダーが出てくる」って感覚で観てもいいんじゃないかと思うくらいです。街の中で事件が起きて、それを解決していく中に仮面ライダーの要素が入るっていうだけ。特撮と探偵ドラマという2つの要素があっても、全然ゴチャゴチャしてない。まさに……“W”ですね。

──(笑)。仮面ライダー史における位置づけで言うと、前年放送の「仮面ライダーディケイド」は、平成ライダー(※1)10周年を記念して、過去の仮面ライダーが次々に出演するというアニバーサリー作品でした。それに続いた「W」は、言うなれば平成ライダー2期としての新たな始まりを告げる節目の1作です。

「風都探偵」より、仮面ライダーW。

ディケイドは顔がバーコードというデザインで、あらゆるライダーに変身できる能力を持っているというとんでもなくぶっ飛んだ作品でしたが(笑)、Wは原点に戻って、マフラーが復活したり、風がテーマだったり、1号ライダーを踏襲していましたね。個人的にはすごくうれしかったです。2人で変身するというと「超人バロム・1」を思い出すし、「人造人間キカイダー」もWと同じように右半身と左半身が違う色だったので、そういう近しい特撮作品を知っているとさらにワクワクしましたね。僕の周りの芸人でも「仮面ライダー」の中で「W」が一番好きだった人ってすごく多くて。それって、アイテムが1個1個カッコいいからっていうのもあるんですよ。一瞬しか映らない小物とか、隅々までこだわってるんですよね。

──確かに、変身アイテムのガイアメモリもスマートですし、翔太郎が愛用しているアパレルブランド「WINDSCALE」もとてもスタイリッシュです。

大人になってからも、真似して欲しくなりますね。最近は「仮面ライダー」でキャラが着てる服って、プレミアムバンダイ(※2)で商品として売ってたりするんですけど、「W」は歴代作品の中でもかなりオシャレだと思います。

──「W」の中で、特に好きなエピソードやキャラクターを挙げるとすると?

劇場版になっちゃうんですけど、「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」の中のエピソード「ビギンズナイト」。おやっさんとして出てくる吉川晃司さんがもう、たまらなくカッコよくて。

しいはしジャスタウェイ

──吉川さんが演じたのは、翔太郎の探偵としての師であり、亜樹子の父である鳴海荘吉。翔太郎が憧れる“ハードボイルド”を体現している存在ですよね。

吹き替えなしで吉川さんご本人が、がっつりアクションされてるんですよ。藤岡弘、(※3)さんに続いて、変身前のほうが強いんじゃないかって思ったくらい(笑)。「ビギンズナイト」の中では、おやっさんがフィリップに名前をつけるシーンがすごく好きですね。「お前の罪を数えろ」っていうWの決めゼリフも、おやっさんから受け継いだってことがわかって。あとまた劇場版になっちゃうんですけど、「仮面ライダーW FOREVER AtoZ/運命のガイアメモリ」もすごく好きですね。最後に風都のみんなが「がんばれ! 仮面ライダー!!」って応援して、その祈りが乗った風の力を受けて戦う姿、まさに仮面ライダーだなってすごく感動しました。

しいはしジャスタウェイ

しいはしジャスタウェイ's point!

1. 平成ライダー
2000年(平成12年)から放送された「仮面ライダークウガ」以降に、テレビで放送された仮面ライダーシリーズの通称。厳密には1988年からの「仮面ライダー BLACK RX」の放送途中から元号は平成に代わっているうえ、Vシネマ「真・仮面ライダー序章」(1992年)、映画「仮面ライダーZO」(1993年)および「仮面ライダーJ」(1994年)も平成の作品だが、「平成ライダー」はあくまでテレビシリーズの通称であり、Amazonプライム配信の「仮面ライダーアマゾンズ」などもこれに含まれない。[↑戻る
2. プレミアムバンダイ
仮面ライダーのスポンサーとしてもおなじみ、バンダイの公式ショッピングサイト。一般流通では手に入らない、ややマニアックなグッズを販売することも。「WINDSCALE」のアパレルアイテムは、プレミアムバンダイでも数多く登場した。[↑戻る
3. 藤岡弘、
1971年より放送された「仮面ライダー」で、主演の本郷猛/仮面ライダー1号を演じた。2016年公開の映画「仮面ライダー1号」でも同役で出演、当時69歳にしてスタントなしのアクションシーンに挑んでいる。[↑戻る
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小さな幸せも、大きな不幸も、常に風が運んでくる風の街・風都。翔太郎とフィリップはその風都で鳴海探偵事務所に所属する私立探偵である。「街を泣かせる悪党は許さない」というふたりの元に、今日も数々の超常的な事件が持ち込まれる……!!

しいはしジャスタウェイ(御茶ノ水男子)
しいはしジャスタウェイ
1981年7月20日生まれ、千葉県我孫子市出身。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。趣味はヒーローショーを観ること、ヒーローを演じている人を誰か調べること。2018年5月3日より6日まで、東京・築地ブディストホールにて上演される「舞台版 まいっちんぐマチコ先生 ~こんな世界に誰がした?? 世直しバック・トゥ・ザ・ティーチャーの巻~」に、山形国男役で出演する。