狩野に負けて罰ゲーム、小島よしおのプチ整形に観客騒然

昨日4月22日、東京・中目黒ウッディシアターにて、小島よしおと狩野英孝のトークライブ「やっぱり消えたくない二人」が開催。小島がプチ整形後の顔を披露した。

前回2人は対決企画にて「どちらがカッコイイか」対決として、10代から50代まで各10人にアンケートを実施。その結果小島が敗れ、罰ゲームとしてプチ整形をすることを約束した。今回オープニングでまず登場したのは狩野1人。狩野によると、小島は楽屋でもサングラスにマスク姿で、狩野もまだプチ整形後の姿を見ていないとのこと。そこに、顔を包帯でぐるぐる巻きにした小島が登場。スポットライトを浴び、少しずつ包帯を取っていくと、客席はざわめきと緊張感に包まれる。ところが、すべての包帯を取り終え、観客に向けたその顔は、どこが変わったのかまったくわからず。客席からは大きな「えーっ!?」という声、狩野からも「全然変わってない！」という驚きのコメント。うろたえる小島は「違うじゃん、今までの俺と！」と必死でアピールするも、観客から「同じだよ！」というシビアな声が飛び交い、狩野からも「なんなら前より老けてる」という感想が漏れる。小島は愕然とし、「前回のライブでお客さんが『やめたほうが』って心配してくれてたのに、今は『どこやったの？ ガッカリ』みたいな。人間不信になる」と落ち込でしまった。

そこで、小島は高須クリニックに行った際の写真をフリップで順を追って紹介していく。「もっとカッコよくなりたい」という希望を伝えると、カウンセリングでは、おでこの皺のボトックスを強く勧められるも、おでこの表情が作れなくなることで芸人としてのリアクションを心配し却下。そこで、目の下のクマにヒアルロン酸を注入することに決意した。費用は自腹で10万円。「それであのリアクションって……」とリアルな凹みぶりに、狩野は「良かった負けなくて」と冷や汗。しかし小島自身はクマがなくなったことを大変気に入っており、この効果が消える1年後に「また行くよね」とノリノリだった。

一方狩野も、小島が罰ゲームで手術台にいる頃、急性虫垂炎で手術台にいたという話に。番組収録を我慢で乗り切った後、一旦家に帰ったという狩野。腹痛の抑え方がわからずいろんな体勢で丸まってみたことや、救急車を呼ぶにも「サイレン鳴らさないで」「着替えて支度して」「帰りのタクシー代を用意」など、どこかに余裕を感じる説明に「なぜタクシーですぐに病院に行かないのか」という疑問が会場中に蔓延する。小島も要所要所でツッコミながら狩野がイキイキと語る武勇伝に耳を傾けていた。しかし実際に病状は重く、盲腸がすでに「破裂」していたため、狩野もその衝撃を何度も「爆発」と間違え表現。術後、何本もの管が体に入っていたり、体に穴が開いたまま退院と、さまざまな初めての体験を語り尽くし、小島と観客は温かい目で見守った。

そしていよいよ今回の対決コーナーへ。現在2連敗中の小島はもう負けられないということで、「どちらが面白いか対決」を用意し、「絶対に俺が勝てる」と豪語した。まずはアンケートのコメントを先に発表すると、狩野に投票した人からは「いつもスベッているのが面白い」「生理的に無理」などの意見が。また小島には「バカだと思われたくない感じが出過ぎ」という意見が出ると、小島も思わず「しっかり見てんだな」と苦笑。狩野には「自分のできなさを受け入れきってない」という意見が届き、会場も爆笑していた。そして、投票の結果は、またしても狩野の勝利。罰ゲームは「宗谷岬の人たちをギャグで温めてくる」ということで、小島は次回ライブまでに「笑い声をボイスレコーダーで録ってくる」と約束した。

そのほか、狩野の見舞いに来たマセキ芸能社の後輩芸人の話、「結婚したい」という小島の街コン話、小島が熱く語る一発屋論などでライブは大盛り上がり。あっという間の2時間となった。次回の「やっぱり消えたくない二人」は6月18日（火）に同劇場で開催。チケット発売日などの詳細は、それぞれのオフィシャルサイトにて発表される。果たして、“狩野より面白くない”小島は日本の最北端で人を笑わせることができるのか。そして次回こそは狩野に勝つことができるのか。ぜひ生でその行方を見守ろう。

小島よしお・狩野英孝トークライブ Vol.17「やっぱり消えたくない二人」

日時：2013年6月18日（火） 18:30開場 19:00開演
会場：東京・ウッディシアター中目黒
料金：前売1800円 当日2000円
出演者：小島よしお / 狩野英孝
チケット：ローソンチケット Lコード37394
チケット：ローソンチケット 発売日後日発表
問合せ：サンミュージックプロダクション TEL 03-3355-1664（平日11:00～19:00） マセキ芸能社 TEL 03-5442-8255（平日11:00～19:00）

※記事初出時より、本文を一部修正しました。