太田光監督のプロモ映像が完成、映画「ヒッチコック」

米映画「ヒッチコック」の公開を記念したプロモーション映像アフレコイベントが昨日3月25日に都内で行われ、爆笑問題と太田光代が出席した。

「3分でわかる！映画『ヒッチコック』」と題するこのプロモーション映像は、爆笑問題・太田が企画・監督、妻の太田光代がプロデュースを務めた映像で、現在オフィシャルサイトで公開中。既報の通り、爆笑問題・田中が特殊メイクを施し、ヒッチコックに扮して撮影に挑んでいる。

田中がこの映像にアフレコする今回のイベントは、「とりあえず肩の力を抜いて、玉も抜いて」（太田）「玉抜いてるわ！」（田中）と、漫才のようなかけ合いのもと進行。太田から「カット！ 全然違うな……」とダメ出しされると田中は「正解がわからない」とぼやきながら、繰り返し太田の指導に従っていた。

できあがったプロモーション映像について、太田は「ちょっと納得いかない部分もありますが、こんなもんじゃないですか」とコメント。特殊メイクに2時間かけたという田中は「3分間、ワンカットで撮影するから、事前にタイミングや立ち位置を何回も確認するのが大変だった」と明かしつつも、映画「ヒッチコック」本編はまだ観ていないという。すかさず太田が「3Dですから」と嘘の情報を与えると「3Dじゃねえだろ！」とツッコんでいた。

映画本編については、「ヒッチコックは、とぼけた感じでラクに映画を撮ってるイメージがあったけど、実際は大変だったんだなと。代表作の『サイコ』の裏話が全部描かれているので、ぜひ観ていただきたい」と太田がオススメ。また、かねてから噂されている自身の映画作品について質問が及ぶと、「いまシナリオを着々と書いているので、もうじきはっきりとしたことが言えると思う」とコメントした。

映画「ヒッチコック」は“サスペンスの神”とうたわれるアルフレッド・ヒッチコックと、その彼を生涯支え続けた妻アルマに焦点をあて、名作「サイコ」の成功に至るまでの道のりと2人の知られざる物語を描いた感動作。4月5日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開される。