今年の高校生漫才師No.1が決定、阪神巨人、板尾ら祝福

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漫才の高校生ナンバーワンを決める大会「ハイスクールマンザイ2012~H-1甲子園~」決勝戦が昨日9月18日、大阪・なんばグランド花月にて開催された。

「ハイスクールマンザイ2012~H-1甲子園~」で優勝したチーズロマンス(前列中央)と高校生漫才師、出演者ら。

「ハイスクールマンザイ2012~H-1甲子園~」で優勝したチーズロマンス(前列中央)と高校生漫才師、出演者ら。

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今回で10回目を迎えたこの「ハイスクールマンザイ」。全国38カ所で行われた地区予選、さらに準決勝を経て選ばれた全6組の高校生が決勝の舞台に登場した。激闘の結果、見事優勝して総エントリー数827組の頂点に立ったのは、近畿地区代表のコンビ・チーズロマンス。2人には、お笑い奨学金50万円や、NSC特待生(入学金・年間授業料免除)の待遇、吉本興業のタレントとの共演、「マンスリーよしもとPLUS」記事掲載といった賞品が与えられる。準優勝には九州・沖縄地区代表のバンジージャンプ、審査員特別賞には中国・四国地区代表のジャンクションが選ばれた。

審査員を務めたのは、オール阪神・巨人板尾創路パンクブーブー。また、博多華丸・大吉・華丸と福本愛菜(NMB48)が決勝戦のMCを、ミサイルマン西代が応援席レポートを担当し、大会を盛り上げた。決勝戦終了後の取材会で、チーズロマンスのツッコミ・黒田は「地元ということもあり、応援が多かった。でも、それ以上に笑いの量が多かったと思った。ネタをしているときは楽しくて仕方なかった」、ボケの岡田は「舞台にあがる前は怖い気持ちや不安が多かったけど、やっている内に楽しくて仕方なくなった。名前を呼ばれたときはむちゃくちゃ嬉しかった。『面白いコメントせなアカンのかな?』と思った」とそれぞれ喜びを語った。

巨人は優勝を決めた理由として「笑いが多かったし、テンポが良かった」とコメント。また「尊敬している漫才師は?」と尋ねられたチーズロマンス岡田は「芸人さんを全員尊敬している」と答えたが、これを受けて巨人は「好きな芸人や目標とする芸人がいてもいい。でも、同じ形のコンビは複数いらんから、自分達の形の漫才をしていけばよい」とアドバイスを送った。

板尾は2人の漫才について「明らかにダントツで1番のネタやった。何より緊張が伝わらなかった。お客さんの前でやる以上、素人であっても緊張が伝わると笑いにくくなるから。のびのびやってたと思う」と絶賛。華丸は自身のMCについて「精いっぱいやりました。大吉さんがいつも手元にカンペを持っているのに憧れていました」と話し、西代も「本当に熱い会場だったと思う」と感想を述べると、阪神が「みんな、いろんな意味で優勝やね」とまとめた。

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