昨日12月23日、「ウレロ☆未確認少女」の最終回「#12 ウレロ☆未確認少女」が放送。お笑いナタリーでは番組収録後に行われた反省会のレポートする。
あかりをトップアイドル・ビクトリアのセンターに迎え入れるためにUFIのメンバーたちを連れ去ったライバル事務所・クイーンステージ。UFIのため、あかりは彼らに言われるがまま事務所を去る決意をする。なんとかあかりを引き留めたい川島たち。そこにとうとうクイーンステージのトップ・王賀龍一(大竹まこと)が現れる。王賀の特殊な能力により、まったく太刀打ちできず打ちひしがれていたそのとき、角田の一言で升野があることに気づく。そこで一気に形成逆転しかけたところ、さらなるピンチが。そして、奇跡を信じる@川島プロのメンバーたちに、本当の奇跡が起こる。
誰が演じるのか噂されてきた王賀役として登場したのは、東京コント師の大御所・大竹まこと。凄味のある演技で出演者全員を圧倒したかと思いきや、ピンチの際にはいきなりコミカルな演技を見せるなど、全12回のシチュエーションコメディのクライマックスを飾るにふさわしい存在感を見せつけた。
3カ月間、佐久間宣行プロデューサー、オークラ、土屋亮一(シベリア少女鉄道)が笑いのために苦心を重ねてきたストーリーも見事完結。次々発表されるいくつもの仕掛けは、多くのファンを魅了した。振り切ったボケで周囲を惑わしてきた川島は、社長らしい格好良さを披露。趣味の格闘技が番組名物となった升野は、スペシャル技とまさかのキスシーンを思いっきり決めた。自虐ネタでどんどん追いこまれながら、しっかり役割を果たした角田。豊本はオタクからスパイへと転身する難しい役どころを見事に演じきった。全員のボケを一手に請け負い、アドリブにも完璧に対応した飯塚。そして、彼ら実力派芸人に囲まれた早見は、16歳とは思えない度胸で演技と笑いの腕を誰よりも成長させた。
最後の反省会は、ここでお別れとなる舞台のセットで撮影。いつも通り互いにツッコミ合いながら反省点や感想について述べた後、ひとりが佐久間プロデューサーに、シーズン2に関しての核心に迫る場面も。全体を通しての感想では、次回を冷静に見据えたひとり、早く次回作を生み出したいバカリ、精神的に鍛えられたという角田、ただただ終わりたくない飯塚、意外にも感傷的になっていた豊本、誰よりも声を大にして次回作を願った早見と、全員番組への熱い気持ちをしっかりと言葉にした。
この反省会の模様はDVD-BOXの特典に収録。今回を含め、これまでお笑いナタリーで掲載してきた反省会はその一部となっているので、反省会を通じて彼らが本音を明かしたり、絆が深まっていく様子はぜひそちらでチェックして欲しい。1月1日(日)深夜には、1話と2話の再放送も。それぞれ出演者による撮り下ろしコメントVTRもあるのでそちらもお見逃しなく。
ももいろクローバーZが歌う未確認少女隊UFIの曲「We are UFI!!!」は、ももクロの限定クリスマスシングル「白い風」に収録。KING RECORDSの通販サイト「KING e-SHOP」にて限定発売されるので、詳しくはオフィシャルサイトで確認を。
「ウレロ☆未確認少女 #12 ウレロ☆未確認少女」反省会
佐久間P:というわけで、すべて撮り終えました!
全員:お疲れ様でしたー!
ひとり:あかりちゃんの最後の1人喋りも良かったね~。ちょっと目ウルウルきてたもんね。
早見あかり:はは。
ひとり:なんだその空笑いは(笑)。
早見:芝居しているっていうよりも、ほんとに(終わるのが)嫌で。泣こうと思って泣いたわけじゃなくて、ももりんのときもそうだし、自然になんかもう、3カ月間の感情が。
ひとり:裏でも泣いてたもんね。ただ俺こっそり見ちゃったんだけどね、角ちゃんも軽く泣いてたからね。
全員:えー!!
飯塚:何してんの?
東京03・角田:いやいやいや、違う違う違う。なんかすごくいいVTRだったからさ、思いがね。ちょっとだけですよ。しょうがないよ、あれは。なんで泣かないの? 逆に。
飯塚:すごいね角ちゃん、あんなに虐げられて。
角田:いやもう、虐げられたんだけど、最後の最後でまさか、升野さんと結ばれるとはっていうね。ビックリしましたよ。
バカリ:あれも別にキスしようと思ってしたわけじゃなくて、3カ月間のこといろいろ考えたら、やっぱキスしちゃった。
飯塚:なんでだよ! 気持ち悪い(笑)。
ひとり:人にはアドリブやるなとか言って。本番で急にぶち込んでくる。
飯塚:あれ結構立て直すの大変だったよね。
ひとり:最終回だからきっちりやんなきゃって、アドリブの雰囲気なかったじゃない。
バカリ:あれは本当にやるつもりなかったの! 本番までは抱きついて「角田」って言うセリフだったのが、音声さんから「抱きつく前に『角田』言ってほしい」って言われて、動きが変わったことで軽くテンパって、「どうしようどうしよう、うーん」って。
ひとり:なんでだよ(笑)。そこがよくわかんない。
飯塚:そうとう強めにいった? だって角ちゃん口の周り赤かったよ。
(全員爆笑)
バカリ:俺も角田さんの髭でちょっとすりむいちゃったもん。で、結構しばらく残るのね、ヌルヌルが(笑)。
角田:イメージ悪いじゃんそれ! ちょっとやめてよ!
ひとり:あと、とよもっちゃんの1人喋りも格好良かったよね。
豊本:大丈夫だった?
早見:格好良かったです。
豊本:最初喋り出したとき、(客席から)ちょっと反応があったから、キチキチの尺で喋る予定なのに、調子乗って時間とっちゃって、微妙にちょっとはみ出してる感があって、最後急いでるのね。その辺がちょっと心残り。
ひとり:いやー、生意気言うようになったね。
(全員爆笑)
ひとり:ほんと始めた頃はセリフなかったね。本読みにも呼ばれなかったのに。
豊本:楽屋でずっと待っててさ(笑)。
ひとり:最終的にはすごいキーマンになっちゃったもんね。
飯塚:ずーっと嫉妬してたでしょ、升野くん。
バカリ:あの1人喋り俺がやりたかったんですよ。だから「失敗しろ、失敗しろ」って思ってね。みなさん今良かったって言ったけど、俺的には納得いってない。後で俺で撮ってほしい。
豊本:いいよ、後で動画撮ってあげるから、俺ケータイで。
バカリ:なんでプライベートで!
ひとり:あと、そろそろ最後の、あの俺の1人歩きも褒めてくんないかな。
(全員爆笑)
バカリ:いろいろあったからさ。
角田:あそこまでね。
ひとり:どうだった、最後の俺の顔?
バカリ:ただ普通に格好良かった。
ひとり:そうかな~♪
早見:ほんとに格好良かったです。
飯塚:全然余計なことしなかったもんね。
ひとり:本番前に撮ったのは、多分2、3分ウロウロしてたんだけど。
バカリ:いや5分くらいしてたよ。
飯塚:だってあれだけで特典映像のコント1本分くらいの尺あるよね。
ひとり:あと大竹さんがね。
バカリ:格好良かった。
角田:王賀龍一って感じしましたよ。
ひとり:裏ですごく飯塚さんが褒められてたよ。「君は間がいいね~」て。
飯塚:……ほんと、良かったなぁ~。いい想い出いっぱいできたなぁ。
(全員爆笑)
バカリ:死にますよね、これ(笑)。
ひとり:遺作? 遺作?
バカリ:この番組がゴールになってたからね、飯塚さんの中で。これが終わったら遺作になるんじゃないかって言われてたの。(お笑いナタリー特集インタビュー参照)
飯塚:パート2なかったら俺死んじゃうよ。
ひとり:そうだね、パート2のお話も。ね、佐久間さん、ちょっとこっち来て。
佐久間P:そうですね、舞台やりたいってみんなで話してるのでまずは舞台をやって、その最後にシーズン2が発表できるように、スタッフ最善を尽くして頑張りますので、よろしくお願いします!
全員:おー!
「ウレロ☆未確認少女」再放送
テレビ東京 2012年1月1日(日) 25:00 ~ 26:00
出演者:劇団ひとり / バカリズム / 東京03 / 早見あかり
ももいろクローバーZ「白い風」収録曲
01. 白い風
[作詞・作曲:多田慎也 / 編曲:生田真心]
02. We are UFI!!! / UFI(ももいろクローバーZ)
[作詞・作曲・編曲:前山田健一]
03. サンタさん –DJ Taku’s Christmas A-men Breaks-
[Remixed Produced by ☆Taku Takahashi (m-flo)]
04. サンタさん –Bloody Christmas Version-
[Re-arranged Produced by NARASAKI]
05. 白い風(off vocal ver.)
06. We are UFI!!!(off vocal ver.)
■インターネット販売
KING RECORDS通販サイト「KING e-SHOP」にて限定発売
http://kingeshop.jp
※12月25日「ももいろクリスマス2011 さいたまスーパーアリーナ大会」終了以降に受付開始
※購入は1人上限2枚まで
※申込受付:2012年1月5日(木)正午まで
※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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