演目は「初天神」と「人形買い」、笑福亭仁鶴独演会会見

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昨日9月4日、大阪・生國魂神社にて「第七回なんばグランド花月 笑福亭仁鶴独演会」開催会見が行われた。

11月3日になんばグランド花月にて「第七回なんばグランド花月 笑福亭仁鶴独演会」を開催する笑福亭仁鶴。(c)吉本興業

11月3日になんばグランド花月にて「第七回なんばグランド花月 笑福亭仁鶴独演会」を開催する笑福亭仁鶴。(c)吉本興業

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今年2011年も昨年に引き続き文化の日・11月3日(木・祝)になんばグランド花月にて開催される同公演。毎回、時節に応じた演目やセットで、その時々の季節感あふれる高座を仁鶴が披露している。

会見冒頭、仁鶴は「いろんなことがありましたが、6年間やってきました。今年も全力で務めさせていただきたいと思います」と挨拶。続けて「日本国中、ほかにない豪華な高座を会社がしつらえてくれまして、お客さんはその美しさも楽しみにお越しいただいているような感じがします。何でかというと、すごい高座をご覧になったお客さんの気持ちが、スッとこちらに伝わってくるという。改まるというか、ちょっとお客さんも慣れるまで緊張するというか。出演者の方も、普段よりは少し緊張感を持って、毎年務めております」と、独演会への特別な気持ちを語った。

今回はの演目は「初天神」と「人形買い」。その理由を仁鶴は「『初天神』は1月、『人形買い』は5月の噺。月をちょっと意識して選びました。『初天神』は師匠の六代目・松鶴が演じておりまして、私も好きで稽古をつけてもらったネタです。『人形買い』も師匠・松鶴がやっておりました。ただ、このネタは皆がやらない。やらないというのは、難しいのと、そう面白くないというのがあると思います。それは、神功皇后や太閤秀吉といった昔の古い話が出てきたり、講釈師、易者、祓いたまえ屋が登場したり。珍しいのではないか、というだけでやらせてもらいます」と説明した。

来年で芸能生活50周年という節目を迎えることについては、「先代・林家染丸師匠に当時の吉本の重役の前に連れていかれて、『吉本向きでっせ、この商品は』と言われて(笑)。『ああ、しゃべる商品やな』と思たのは、その時からです」と回想。「初舞台をいただいたのは、前の京都花月。落語の研究会で一番ウケたネタをやったんですが、お客さんはクスッとも言いませんでしたね」と苦い思い出を明かした。

当日に向けては「しいて言うたら、目を覚まして寝るまで、何をしててもそのネタのことを考えているということですわ。それが、今の私にとっては大事なことやと思います」と語った仁鶴。チケットは本日9月5日より発売しているので、仁鶴の珠玉の噺を豪華な高座で堪能してみては。

「笑福亭仁鶴独演会」

日時:2011年11月3日(木・祝) 18:30開場 19:00開演
会場:なんばグランド花月
料金:前売・当日 4500円
出演者:笑福亭仁鶴 / 笑福亭仁智 / 笑福亭仁勇 / 笑福亭仁昇

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