桂歌丸に古舘伊知郎が密着、笑い交えて体調語る「声が出なけりゃミイラ」

今週3月18日（土）にバラエティ特番「平成28年度の主役が大集結！古舘伊知郎ショー～THE・マッチメイカー～」（テレビ朝日・ABC系）が放送され、桂歌丸が出演する。

この番組で展開されるのは数々の著名人同士の対談。各界で話題のゲスト同士によるトークをMCの古舘伊知郎がマッチメイクし、組み合わせの妙による意外なトークを引き出していく。古舘が話し手として憧れを抱くアメリカの往年のテレビ番組「エド・サリヴァン・ショー」をイメージして番組制作が進められてきた。

古舘自身も神奈川県横浜市で先日行われた歌丸の落語会に赴き、その舞台裏を伝えるほか、病気との闘いを乗り越えて高座に上がり続ける歌丸と対談。歌丸は落語に対する心境の変化を打ち明ける。肺炎のために呼吸機能が低下し、「息を吸えないのは金がないより苦しい」「声が出なけりゃミイラと同じ」と笑いを交えて現在の体調を語る歌丸の、知られざる胸中とは。

対談後、歌丸の落語を鑑賞した古舘は「歌丸さんの落語は完成品。傷や欠けがなく、美しく釉薬のかかった器が経年変化したような色艶があります。66年をかけて築き上げてきたものの大きさ、すごみのある芸に触れられました」と評する。古舘の密着を通して伝えられる歌丸の姿をお見逃しなく。番組にはそのほかピコ太郎と、そのプロデューサー・古坂大魔王も登場する。