吉本興業が近畿大学、オムロン、NTT西日本と共同して「笑い」の医学的検証に乗り出した。昨日2月15日、その第1ステージとして大阪・なんばグランド花月にて健常者を対象にする研究がスタート。また同日、この研究に関する発表会見がよしもと漫才劇場で開かれ、応援芸人を務める
これは「笑い」の測定方法を開発し、「笑い」の習慣が身体や心理的健康に与える効果を解明するべく開始された試み。年間約2.7兆円にのぼると言われている精神疾患による社会的損失を「笑い」の力で解決することを目指す。
今回実施される検証は、新喜劇や漫才など150分のステージを被験者に鑑賞させ、観ている間の表情のデータや、心拍、呼吸などのデータを2週間ごとに計3回集めて「笑い」の効果を可視化しようというもの。会見では芸人たちが、測定器の前に着席した近畿大学の小山敦子教授を笑わせてみせることに。ミキは亜生が昴生の白髪を思い切り引き抜こうとするお決まりのやり取りを披露。すると小山教授の心拍数が上がったことを確認できた。
この反応にテンションが上がった芸人たちは、「どんどん行こうぜ!」とやる気に。「長澤まさみです」のボケで失敗したゆりやんが勢いを取り戻そうとギャグを連発すると、測定器がフリーズするハプニングもあった。ここでゆりやんは「落ち着いていきやー!」と畳み掛ける。諸見里と吉田は乳首ドリルで小山教授を笑わせにかかり、教授陣から「さすが笑いのスペシャリストだと思いました」との評価を得た。
今後は近畿大学附属病院での「笑い」のプログラム導入、「笑い」を活用した企業でのストレスマネジメント研修など、実用化に向けて研究が重ねられる。
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