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大阪芸人たちが「今年の漢字」発表、ミキと祇園は「初」、ヘンダーソンは「糞」

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「ブレイクを阻まれた」と悔しさを爆発させるヘンダーソン。

「ブレイクを阻まれた」と悔しさを爆発させるヘンダーソン。

「大阪よしもと漫才博覧会~クリスマスイブスペシャル~」が12月24日に東京・ルミネtheよしもとにて開催され、ダイアンアキナミキ大自然トットセルライトスパら、大阪を拠点に活動する芸人たちが出演した。

これは東京のメディア関係者に大阪芸人の魅力を知ってもらうべく、今年7月まで開催されてきたライブ「大阪よしもと漫才博覧会」の特別編。会場には立ち見も含めて多くのお笑いファンが足を運び、21組のネタを堪能した。

MCのテンダラーはコアな大阪芸人事情を挟みながらオープニングトークを展開。Wヤング、まるむし商店といったコンビ名にも反応する客席の様子を見て、テンダラー浜本は「メリクリ!」「いや、BoAがそんな歌歌ってたけど!」という難易度の高いコールアンドレスポンスを要求してみせる。それにも応えようとするノリのいい観客たちはトップバッターのミキから大きな拍手と歓声で迎え、その雰囲気に芸人たちもテンションを上げてアドリブを交えながら漫才やコントを披露していく。

ブロックごとのコーナーではコンビそれぞれが「今年の漢字」を発表。初めてのこと尽くしだったというミキは「初」という字を掲げつつも、なぜか話の流れで兄・昴生がTwitterのダイレクトメッセージを通じて巻き込まれた女性関連のとある事件を語る羽目に。収集がつかなくなると浜本は「さ、来年はどんなダイレクトメッセージが来るんでしょうか!」とまとめて次のコンビの話へ移す。祇園も「初」という漢字で、初めての仕事について報告。また木崎はクリスマスイブの夜ということで、ファンたちに「メリーキザキッス」を贈った。

今年を「恵」で表現した蛙亭は、岩倉が「人の優しさに恵まれているので芸名を『人恵(じんけい)』にしたい」と発言。ネタコーナーではダイナマイトで教室をふっ飛ばそうとする女の子を演じていた彼女に、テンダラー白川は「人の優しさ感じてあのネタすんの?(笑)」とツッコミを入れる。それでも岩倉は「人恵」のポーズも考えていると言いだし、手で「人」の形を作りながら「『恵』は心の中に」と付け加えて笑いを誘った。

「今年やっと年収が1万円いった」という金属バットの書いた漢字は「万」。「10万、100万と上がっていくように」とテンダラーに励まされると、小林は「そんなにいったら社会保険料上がっちゃうんで」と年収が上がることを恐れてみせた。からし蓮根は「恋」という漢字について杉本が「激アツな彼女ができた」と明かした一方、松本は「大好きな彼女と別れちゃった」と肩を落とす。そのエピソードを話す中で「大丈夫じゃないでしょ!」というギャグも生まれそうになっていた。

ヘンダーソンは「石焼き芋」のネタで今年の始めからブレイクしかけるも、「PERFECT HUMAN」や「PPAP」に阻まれてきた1年を「糞」という漢字に込めて回想する。中村スウィートは「クソが!!」とそのままの言葉で悔しさを爆発させ、最後は「ダメだなあ」とギャグで感情を表した。

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