厚切り、ロッチ、我が家ら登場、ワタナベ夏の恒例ライブ「WEL SP」

昨日9月6日、東京・草月ホールにて「ワタナベエンターテインメント 夏のスペシャル お笑いライブ WEL SP 2015」が行われた。

毎夏恒例、ワタナベエンターテインメント所属の芸人たちによる笑いの祭典が同日2公演開催。漫才、コント、モノマネなどのネタはもちろん、1分間のショートネタを披露する「笑いのスプリントSHOW！」などのステージが繰り広げられた。お笑いナタリーでは夜の部をレポートする。

まずは本ライブのCEOである厚切りジェイソンが超新塾のアイク・B・ヌワラを通訳に従えてステージに登場し、英語で挨拶を。さらにサンシャイン池崎による開会宣言が華々しく行われ、ライブがスタートした。今回のMCに抜擢されたブルーリバーは「去年の『WEL SP』では打ち上げの司会だったんですけれども、今回は本編のMCということで、がんばったらいいことあるんだな」と喜んだ。

ライブ本編では100W、ソフトアタッチメント、ブルーリバーがネタを披露する漫才ブロックのほか、イヌコネクション、シャカ大熊、夜ふかしの会が登場するコントブロック、さらに事前に行われた予選「WEL SPへの道」を勝ち抜いた土佐兄弟、アントワネット、ハナコのネタが展開された。なお同じく予選を勝ち抜いたリンシャンカイホウ、ゴールデンエイジ、はなしょーの3組は昼の部に出演している。

続くショートネタのコーナー「1分間・笑いのスプリントSHOW！」には特別観覧ゲストとしてイモトアヤコ、フォーリンラブ・バービー、遠藤三貴が登場。超新塾のアイクとコアラ小嵐のコンビ“ぬわらし”や、クマムシ佐藤とマドモアゼルズ平山のユニット“さとひら”らが披露する1分間のショートネタを見届ける。中でも会場を沸かせたのは日本ドローン協会公認芸を披露した谷+1。ドローンを操り、あんぱんを口でキャッチするという一発芸を成功させ、イモトからも「めっちゃ興奮したわー！」と高評価を得た。

終盤には厚切りジェイソンやクマムシ、あばれる君、我が家、Wエンジン、ハライチ、ロッチが次々とネタを披露。約半年ぶりに事務所ライブに出演したという我が家だが、坪倉は「もう忘れられてるかと思ったんですけど、出る前に歓声が上がってめちゃくちゃうれしかったです！ 舞台袖でワクワクしました」と喜んだ。また「キングオブコント」決勝に進出したロッチはコカドが「聞くところによると、ワタナベの芸人が『M-1』『R-1』『KOC』の大会で賞を獲ったことがないと。チャンピオンがいないということで、トロフィーを社長の部屋に飾りたいと思います！」と宣言。大きな喝采を受けたが、一方の中岡は「トロフィーを自分の部屋に飾りたい」とごねているようで、優勝した際には社長と中岡のトロフィー争奪戦があることを匂わせていた。