ラブレターズ単独「COSMO」開幕、長尺＆溜口女装も新たな挑戦に手応え

ラブレターズの単独ライブ「LOVE LETTERZ MADE 8『COSMO』」が、昨日5月12日に東京・萬劇場でスタートした。

随所にチャレンジ精神がちりばめられた8回目の単独ライブでは、新作コントはもちろん、映像の使用を控えた幕間のブリッジコントなどを展開。お笑いナタリーでは「COSMO」初日を終えた直後のラブレターズにコメント取材を敢行し、初日の手応えやネタの裏話などを語ってもらった。

まず初日の手応えを尋ねると塚本は、「今までやってきた単独と違うことにチャレンジしてみたので、その反応が気になっていたんです。でも観に来てくれた仲間内の芸人さんからは褒めてもらえたので、やってよかったと思いました」と感想を披露。溜口も「今回、賞レースとかテレビをまったく意識していない長尺のコントしかやってないんです。いつも単独では10本くらいのネタをやっているんですけど、今回はこれまでで一番少ないネタ本数でした」と解説した。

ほとんどのネタ作りは塚本が担当しているが、今回は溜口のアイデアを生かした「割とフリーなネタ」も盛り込まれている。このネタについて溜口は「あれは僕の持論なんです。ああいう持論の球数はたくさん持っているんですけど、なかなか発表する場がなくて。チャレンジでした」と語った。フリーに近いネタとあって、最終日まで行われる公演の間に進化する可能性もあると話し、「アンケートに目からウロコな情報を書いてもらえたら採用するかも」と呼びかけている。

また塚本は「僕らがやっていたラジオで活躍してくれたハガキ職人の子が作家見習いになったので、今回初めてその子に相談に乗ってもらったりしました。発想がぶっ飛んだ子なので、アイデアを聞いたり話し相手になってくれて楽しかったですね」と今作の裏話を明かした。

さらに普段やらないようなキャラクターが多かったと話す溜口は初の女装にも挑戦。本人は「あくまでビジネス女装」だと断固言い切り乗り気ではなさそうだが、その完成度は舞台監督を虜にするほど。「かわいいと言われて悪い気はしないですけどね」と照れ笑いを浮かべた溜口の変身ぶりをぜひ目撃しよう。当日券は各公演の開演時間1時間前より会場受付で販売される。

ラブレターズ コメント

塚本直毅

ネタはもちろん、ネタ以外の部分も気合入れて作っています。いろんな人がいっぱい出るネタライブでは決して見られない、ほかでできないライブなので、1度観てもらえたらなと思います。

溜口佑太朗

どの日にも芸能人が来てます（笑）！ あとは新しいものを観たいという人にNeo・ラブレターズを観に来てほしいですね。