これは昨年2013年10月9日に行われたバスツアー「さつまいも! DVD工場! BBQ! 秋の味覚大集合! 茨城てんこもりあるある大収穫祭」に端を発した企画。RGがマンガ「美味しんぼ」の山岡士郎と海原雄山に交互に扮し、参加者たちが究極チームと至高チームにわかれて料理対決を行った。
このときは農園で収穫したさつまいもやネギを使っての対決だったが、今回は「『バイきんぐ』でサンドウィッチマンがやってる地引き網をやりたい」というRGの希望により、魚をテーマにした対決を行うことになった。バスには「東西新聞社主催のバスツアー添乗員です」と山岡が登場。「BBQは楽しいもんじゃありません! 海原雄山との対決があります!」と檄を飛ばした。
それでも行きの車中では「モノマネ自信ある」と自画自賛しながらhideをチョイスし、まだ体験していない地引き網あるあるを「海藻入りがち」と熱唱。その後もクルーズ客船・飛鳥IIを見かけて大はしゃぎしたり、海ほたるで見つけたバイク集団を車中からイジったり、かつらの締め付けに耐えかねてさっさと脱いだりと、朝からお転婆な姿を見せていた。
まずはスーパーに寄ると、車中でくじ引きで決定した至高チームと究極チームにわかれて買い出し。真剣な協議を重ねる各チームにRGは「あっちのチームは洋風にするらしい」と偵察役を買って出たり、「何に使うのそれ!?」とそれぞれのアイデアに驚かされたり、「どんどんみんなが仲よくなってる!」と喜んでいた。
心配していた雨も地引き網の浜辺に着いた途端、ピタリと止む幸運ぶりを見せたRG。両チーム協力して引き上げた網に入った魚を見るとRGは「ヒイラギや!」「シロギス!」「うわーブリ!」と大興奮した上、「鳥が狙ってるぞ!」と注意も怠らず。「これをみんなにやってほしかった!」と言うと、「サンドウィッチマン、これ毎週やってるのか。うらやましい」とつぶやいた。
車中に戻ると、「地引き網はあるあるに通じるものがあります。『まだかよ、ないのかよ、いるじゃん!』って。これはエンタテインメント。海藻とかちっちゃいこと言ってた」と反省。改めて地引き網あるあるをBackstreet Boysの「I Want It That Way」にのせて、「かもめととんびも生きてる」と、捕れた小魚を鳥にあげた漁師が言った深い言葉を引用していた。
その後、BBQ会場に向かう途中、RGがQueenの「I Was Born To Love You」を歌おうとしたところ、途中が思い出せないハプニング。これに歌える参加者が手助けしたことから、RGは「サビしか知らん歌でもいけるやん」と、目から鱗のアイデを思いついた。これまで「有名な曲を意外と知らない」という欠点を利用して、「知らないヒット曲をそれっぽく歌う」というネタをしていたRG。しかしここでは「サビしか知らないから歌ってね」と、ヒットソングをどんどんチョイスし、「お客様の中にCharaを歌える人はいますか?」とサビ以外を参加者に歌わせたり、あるあるの歌詞にも挑戦させたりと、実験的な試みを繰り返した。
BBQ会場では一旦あるあるは忘れて、RGのホラガイのモノマネにより対決スタート。前回の参加者たちは、チーズフォンデュ、カムジャタン、グリーンカレー味焼きそば、ヤンソンの誘惑などの料理をRGに見せつけたが、今回もブリや鯛を3枚におろしたり、パエリアを作ったり、ピザを焼いたりと、レベルの高い戦いに。RGはスマホを使ってDJをしながら、それぞれの料理を見てまわると、「これ絶対うまいやん!」「うちのお客さんやっぱりすごい。センスがいい」「アクアパッツァって、何……?」と驚きの連続。味ももちろん抜群で、RG流最上級の褒め言葉である“プロの味”という意味の「店」も連発し、最終的には「ごいごごいすーすすー」とダイアン津田のギャグまで飛び出した。なお、対決は「どちらも素晴らしい」ということで引き分け。
帰路につくと、さっそくBBQ前に発見した「歌わないシリーズ」に再チャレンジ。サビに入った途端に歌い出すRGにバスの中は爆笑だったが、サビ以外を歌う参加者たちの歌のうまさでも大盛り上がり。「みんな歌えるやん! ありがとう!」と感動したRGは、「あるあるってもうサビだけでいいのかも。今度このイベントしたい」と手応え。慣れてきたRGは、よく歌う人を「歌いたがり」、歌が始まる直前に立候補する人を「ギリギリに入札する人」などの客イジりも。この2人の対立構造を勝手に作って盛り上げるなど、プロデュースもし始めた。
そして、SPEEDをソックリに歌う女性参加者に目を付け「もっとSPEEDっぽく!」と指示したところ、あまりに島袋寛子の歌い方に似ていたため大爆笑に。「もう1回聞きたい」と別の曲を入れると、なんと男性参加者も立候補。RGが「hiro!」「(今井)絵理子!」「2人で!」とパートの指示を出し、最終的に「もう歌って(笑)!」と言うと、即興で2人がハモってみせ、車中は割れんばかりの拍手が沸き起こった。
最後はCHEMISTRYを別の男性が立候補すると、サビでRGがあるあるを歌ったところにかぶせ気味で続く歌を熱唱したため、車中はフィーバー状態。これにはRGも1本とられた様子で苦笑していたが、最後は即興の掛け合いで息を合わせると、大きな拍手でバスツアーが終了した。「お金払って僕の歌聞きに来たのに、素人の歌ですみません」とおどけつつ大満足な表情のRG。昨日のバスツアーの模様は参加者が#RG0920にて大量ツイートしている。本日9月21日は「インディ・アルジョーンズ ~失われた野鳥の王国~」が行われるので、こちらのツイートもお楽しみに。
関連記事
レイザーラモンのほかの記事
リンク
- レイザーラモンRG @rgizubuchi
- ナインエンターテイメント
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
“「お客様の中にCharaを歌える人はいますか?」とサビ以外を参加者に歌わせたり、あるあるの歌詞にも挑戦させたりと、実験的な試みを繰り返した”w/RGがバスツアーであるある新機軸を大発見 - お笑いナタリー http://t.co/LbqAaQP9Eo