Loppi・HMV限定で昨日発売された同作には、昨年2013年8月の単独ライブの模様を収録。「ハワイ」「記者会見」「同窓会」など6本の漫才に加え、「春日 VS パジェロ」「むつみ荘 大家×春日 対談」「春日語怪談」といった特典映像を楽しむことができる。
イベントは単独ライブの構成を務めたどきどきキャンプ佐藤が進行。春日は上映会に参加した観客に向けて、「腹よじれたでしょう!」と自信たっぷりに投げかけた。DVDで一番笑った漫才は「富士山」だと答える春日。「酸欠になりながらいろんなことやらされてるから全然覚えてない」と話し、「ボインのお姉ちゃん(のキャラクター)だけ4分強やってる(笑)」と明かすと鑑賞を終えたばかりの会場は爆笑する。若林も「校長先生の話長い、みたいな。ノッてるほうは楽しくて長くなる」と漫才中の心理を語った。
ネタ作りを担当する若林は、ノートを2冊用意して片方にはネタ、もう片方には「めんどくさい」「早く帰りたい」と愚痴を書き殴っていたことを告白。「めんどくさかったー」と本音を漏らす若林に対し、春日は「私は待ってるほうだから、体づくりに余念がなかった。あとは稽古中にどういうアメを持って行こうかとかね」と別の役割を担っていたことを明かした。
また、DVDに収録できなかった、若林が佐藤と考案したゲーム「ゲットティッシュ」の話題も。佐藤が単独ライブの定期的な開催について尋ねると、若林は「まあ適度に」と言うに留めた。後半は観客から募った質問コーナーを実施。若林は手にしたアンケートの束の一番上に「私風情の素人が質問することなどございません」と極端にへりくだる文章を見つけて大笑いする。「最後までなかなか完成しなかったネタは?」の質問に3人は「遭難」を挙げ、佐藤いわく「若ちゃんあるある」について説明。最後まで作りきったところで若林が「やめよう!」と反故にするのは恒例のことで、展開を加えて無事に披露することができたという。
イベント後の囲み取材に登場したオードリーは、「ハードルを下げようと思ってタイトルを『まんざいたのしい』にしたんですけど、『やっぱりオードリーは漫才が好きなんだ』って逆にハードルが上がってたみたい。プレッシャーはあったけど楽しくできました」(若林)、「全部違うパターンの春日をお届けしてます」(春日)と前回から4年ぶりとなった単独ライブを改めて回想。「海外とかもっといろんなところに行ってもっとめちゃくちゃな目に遭いたい。DVDでもパジェロと対決してますけど、死ぬこと以外は全部いけますから。死ぬことだけはNG」(春日)、「芸能界に友達増やしたい。(今は南海キャンディーズの)山里さんしかいないので広げていきたい」(若林)と今年の目標も掲げた。
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[DVD] 2014年2月11日発売 / ケイダッシュステージ
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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