音楽ナタリー Power Push - LINE MUSIC presents LINE MUSIC スタート記念!あなたのスマホ、見せてください!

BLUE ENCOUNT編

LINE、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ユニバーサルミュージック合同会社の4社が共同出資する合弁会社「LINE MUSIC株式会社」による定額制オンデマンド型音楽配信サービス「LINE MUSIC」。このサービスの導入によって、日常の中でより気軽に音楽を楽しむ動きがユーザーの間で急速に広まっている。

音楽ナタリーではサービスイン時から「LINE MUSIC」とのコラボ連載企画を実施している。第8弾となる今回は、メジャー1stアルバム「≒」を発表したばかりのBLUE ENCOUNTが登場。彼らのスマホライフや、LINE MUSICを使用してみての感想を聞いた。また特集の最後では、彼らが考えた「お気に入りの楽曲」をテーマにしたオリジナルプレイリストも紹介する。

取材・文 / 中野明子 撮影 / 小坂茂雄

BLUE ENCOUNTインタビュー

スマホの取材にスマホを忘れる田邊

──早速ですが、皆さんのスマホを見せていただけますか?

江口雄也(G)

江口雄也(G) 僕はiPhone 5ですね。初めて買ったスマホがiPhoneだったので、なじみがあるんです。

高村佳秀(Dr) 俺も今はiPhone 5ですね。中学時代からMacを使ってたんで、スマホも自然にiPhoneになったという。

辻村勇太(B) 俺はiPhone 6。つい最近までiPhone 4sを長年使ってたんですけど、6に変えてからは画面は大きいし、通信速度は速いし……。めちゃくちゃ快適ですね。容量も大きいのにしたので、たくさん曲もダウンロードできるし。

──そして、田邊さんは?

田邊駿一(Vo, G) えーっとですね、実はここに来る直前に電車の中に落としてきちゃいまして……。スマホの取材を受けるのに、スマホが手元にないという(笑)。たぶん今頃五反田あたりにいます。

江口 何やってんだって話ですよね(笑)。

田邊 いやいや! 端末はないですけどしゃべれますよ。僕は前はAndroidだったんですが、今はiPhone 6を使ってまして。

──端末選びの基準はありますか?

田邊駿一(Vo, G)

田邊 僕は画面の大きさと容量の多さですね。移動時間とかに映画をスマホで観るんで。ただ大きいサイズのスマホって弊害があるんですよ。ベッドに横たわっていじってるときに、前だったら手に収まってたんで落とすことはなかったんですけど、今はたまに大きすぎて顔面に落ちてくる。

──ちなみに皆さんにとって欠かせないスマホグッズはありますか?

田邊 僕と高村は必ず手帳型のケースですね。単純に電車移動が多いので、スマホとSuicaを一緒にしておけるし。それに手帳型は落としても画面があんまり割れないんですよ。あと手帳型はなくしにくい。

江口 電車にスマホ忘れてきたやつに言われても説得力ねえよ!

田邊 あくまでもなくし“にくい”だから!

江口 俺は自分が好きなブランドのケースを使ってます。今はFRAPBOISのライオンのケースで。どのブランドでも必ずラバーケースにしてますね。落としたときに衝撃を吸収してくれるので、画面が割れにくいんです。

辻村 俺もとにかく衝撃に強いケースにしてますね。普段からスマホを手に持って、マップを確認しながら走ってるんですけど、手からスポーンと抜けちゃうことがあって。そういうときにも壊れないような丈夫なケースを選びます。

──ほかに必須のアクセサリーやアイテムはありますか?

江口 ミラーフィルムの保護シートを使ってますね。これだと外の取材のときに、自分の髪型とか確認できるんで。

──女性は鏡を持ち歩く方も多いですけど、男性だとあまり鏡を持つ習慣はないかもしれないですね。

辻村 インカメラじゃだめなんですよ。外取材の対策で、メンバー4人ともミラーフィルムのシートをスマホに貼ってたこともあるよね。

ライブに練習に大活躍の音楽アプリ

──よく使ってる音楽関係のアプリはありますか?

江口 はい。Slow Playerっていう、端末に入ってる曲のテンポを変えられるアプリをリハーサルとかで使ってます。

高村 それ確かに便利だよね。

江口 新曲を練習するときに、最初テンポを下げてゆっくり練習して、徐々に速くすることもできるし。

田邊 僕が喉の調子によってライブで原曲から半音下げて歌うことがあるんで、そういうときにも活用してますね。半音でも違うと、ギターのコードを押さえる場所が変わるんで。

Tempoの起動画面を披露する高村佳秀(Dr)。

高村 俺はTempoっていう、メトロノームアプリを使ってます。スマホに入っている曲と連動させられるし、流す曲順を自分で設定できる。これもライブやリハーサルで活躍してます。

田邊 僕は最近だとGarageBandですね。前は「よく使うアプリは?」って聞かれたらボイスレコーダーって答えてたんですよ。ボイスレコーダーに弾き語りの音源を録音してメンバーに聴かせてたんですけど、リフが難しい曲って歌が歌いづらいんです。しかもコードとかけっこうぐちゃぐちゃだし。でもGarageBandだとメロディをちゃんと作れるし、簡単なオケも作れる。何より弾き語りだと録音するのに場所を選びますけど、GarageBandなら飛行機の中でも作れる上に、メンバーにすぐ聴かせられますからね。

江口 GarageBandで聴かせてもらったデモのほうが、アレンジするときにイメージしやすいというのはあります。

──辻村さんがヘビーに使ってる音楽系アプリは?

辻村 ここで言うのもちょっといやらしいんですけど、最近はLINE MUSICをかなり使ってます。前から音楽のサブスクリプションサービスは使ってたんですけど、LINE MUSICの場合、プレイリストとかチャンネルがすごく充実してて。さらに最新音源も聴けるし……だから家で作業してるときはLINE MUSICをかけっぱなしですね。

──辻村さん以外のメンバーもスマホで音楽を聴くことは多いですか?

田邊 めっちゃ聴いてますねー。だいたいスマホです。

──スマホで音楽を聴くためのイヤフォンやヘッドフォンにこだわりはありますか?

辻村 俺の場合は、iPhoneに同梱されていた備え付けのイヤフォンを使ってます。個人的にあの音質を気に入ってるんです。まあ、さっき電器屋で江口と一緒にイヤフォンを選んでたんですけど、いいっていうポイントがそれぞれ違うんですよね。パートによって気になる音域が違うのかなあ。一概に値段が高いイヤフォンなら、自分好みの音かっていうとそうでもないみたいで。

田邊駿一(Vo, G)がライブで使用しているイヤモニターと私物のaudio-technicaのイヤフォン。

田邊 俺の場合は最近ライブ用にイヤモニターを作ってもらったんですけど、それと近い音質のイヤフォンがaudio-technicaから出てたんですよね。何回か低音が出るっていう触れ込みのイヤフォンを買ったんですけど、あんまりピンとこなくて。俺の場合は高音域がちゃんと聞こえるタイプが好きで。今はaudio-technicaのものをヘビーに使ってます。

──江口さんのイヤフォンは?

江口 俺、先日の「JOIN ALIVE」でイヤフォンなくしまして……。新しいものを探してます。

田邊 おっちょこちょいだなー。

江口 お前に言われたくないよ!

辻村 俺らけっこう物をなくすんですよ(笑)。

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LINE MUSICとは?

コミュニケーションアプリ「LINE」の定額制音楽聴き放題サービス。約150万曲を楽しめるだけでなく、音楽をLINEでシェアしてトーク画面で再生できるなど、LINEならではの新しい音楽体験が得られる。料金プランは気軽に利用できる300円から。

ニューアルバム「≒」 / 2015年7月22日発売 / Ki/oon Music
初回限定盤 [CD+DVD] 3600円 / KSCL-2601~2 ※三方背スリーブケース仕様
通常盤 [CD] 2808円 / KSCL-2603
CD収録曲
  1. KICKASS
  2. LIVER
  3. DAY×DAY
  4. JUMP
  5. TAKEN
  6. EVE
  7. MEMENTO
  8. ロストジンクス
  9. HEEEY!
  10. SMILE
  11. もっと光を
初回限定盤DVD収録内容

全国ワンマンツアー「TOUR 2015 GRAB THE LIGHT」ファイナルとなったZepp DiverCity TOKYO公演から5曲のライブ映像とドキュメンタリー映像、結成から現在までのヒストリーを追った特別映像を収録。

  1. MEMENTO
  2. AI
  3. THANKS
  4. NEVER ENDING STORY
  5. DAY×DAY
  6. Making of 150612
BLUE ENCOUNT(ブルーエンカウント)
BLUE ENCOUNT

田邊駿一(Vo, G)、江口雄也(G)、辻村勇太(B)、高村佳秀(Dr)の4人からなるロックバンド。2007年、田邊、江口、高村が地元熊本でバンドを結成し、2009年に3人の進学先である東京の音楽専門学校で辻村と出会い現体制となる。2010年に1stミニアルバム「the beginning of the beginning」を、2012年には2ndアルバム「HALO EFFECT」をリリースし、この頃よりライブハウスシーンで頭角を現すように。2013年にはライブ会場限定CD「SIGNALS」やミニアルバム「NOISY SLUGGER」を発表。年末には初のワンマンツアー「NEXT DESTINATION」を開催し、全公演でチケットをソールドアウトさせている。2014年2月に初のフルアルバム「BAND OF DESTINATION」を発売した。同年9月にキューンミュージックより4曲入りCD「TIMELESS ROOKIE」でメジャーデビュー。2015年5月にはテレビ東京系アニメ「銀魂°」オープニングテーマ「DAY×DAY」をシングルとして、7月にメジャー1stフルアルバム「≒」を発表した。