コミックナタリー PowerPush - フィギュアーツZERO×範馬刃牙
地上最強の筋肉をエグいほど立体化「刃牙」名キャラの精巧フィギュア誕生ッッ
板垣恵介「グラップラー刃牙」シリーズに登場する4人をフィギュア化した「フィギュアーツZERO 範馬刃牙」が、バンダイから9、10月に連続リリースされる。キャラクターの表情はもちろん、屈強な肉体もリアルに造形されたこのフィギュア。付属パーツを差し替えれば特徴の白目顔まで再現できる、「刃牙」の魅力を凝縮したファン必携のアイテムだ。
そこでコミックナタリーではフィギュアの魅力を伝えるべく、作中に登場したバトルの再現や造形の細部がよくわかる接写など、さまざまなシチュエーションでの撮影に挑戦した。「フィギュアーツZERO 範馬刃牙」シリーズのクオリティと、「刃牙」世界のスケールを感じてほしい。
文/井上潤哉 撮影/小坂茂雄
9月15日発売「SON OF OGRE」範馬刃牙
連載20年を越える月日を経て、ついに父・勇次郎との地上最強の親子喧嘩に決着をつけた主人公・範馬刃牙を立体化。全身の傷はもちろん、かわいげのある口元から髪の毛の細やかさに至るまで、刃牙の特徴が見事に再現された逸品だ。
9月15日発売「MR.UNCHAIN」ビスケット・オリバ
中国大擂台賽編で見せた、ビキニパンツ姿でのハンドポケット戦法を再現。注目すべきはやはり怪力無双を誇るオリバの筋肉だ。150kg以上にして体脂肪率5%未満という、圧倒的なプロポーションをじっくり堪能しよう。
10月発売「OGRE」範馬勇次郎
独特のファイティングポーズから放たれる威圧感は、まさに巨凶。白目状態の交換用頭部は髪が逆立っており、一層際立った戦闘モードが演出できる。もちろん背中には、通称・オーガ(鬼)の由来となった「鬼の貌」が浮かび上がっている。
10月発売「SCAR FACE」花山薫
喧嘩師の異名で知られる花山組二代目組長は、伊達な白スーツ姿で登場。相手を見下ろすその迫力は、とても19歳とは思えない。他の3体とは異なり花山のみ頭部以外の付属パーツがあり、装飾用の帽子と、酒瓶および帽子を持つ交換用右腕が2種類付いてくる。
4体集めると……「カマキリ」
究極のシャドーボクシングの相手として、刃牙が並外れた想像力で具現化し、戦ってみせた仮想の巨大カマキリ。刃牙、オリバ、勇次郎、花山の4体それぞれにカマキリのパーツが付属しており、それらを組み合わせると完成する。刃牙の想像力にも劣らないそのリアルさは、必見の出来栄えだ。
「フィギュアーツZERO 範馬刃牙」シリーズ
- 「魂ウェブ」商品ページへ
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- 範馬刃牙 / 価格:2310円 / 発売日:2012年9月15日 / サイズ:全高約145mm / セット内容:本体/交換用頭部/専用台座 / 「魂ウェブ」商品ページへ
- ビスケット・オリバ / 価格:3150円 / 発売日:2012年9月15日 / サイズ:全高約175mm / セット内容:本体/交換用頭部/専用台座 / 「魂ウェブ」商品ページへ
- 範馬勇次郎 / 価格:3360円 / 発売日:2012年10月 / サイズ:全高約200mm / セット内容:本体/交換用頭部/専用台座 / 「魂ウェブ」商品ページへ
- 花山薫 / 価格:3360円 / 発売日:2012年10月 / サイズ:全高約180mm / セット内容:本体/交換用頭部/交換用右腕/帽子/専用台座 / 「魂ウェブ」商品ページへ
カマキリキャンペーン
「フィギュアーツZERO 範馬刃牙」シリーズの初回特典は、作中で刃牙が修行のために具現化してみせた、仮想の巨大カマキリ。刃牙、オリバ、勇次郎、花山の4体にカマキリのパーツが付属しており、それらを組み合わせると完成する。パーツは店頭にて、商品購入時にプレゼント。
※キャンペーンの状況は店舗により異なります。キャンペーンの有無、在庫、詳細については購入予定の店舗に予めお問い合せ下さい。
※画像のフィギュアは試作品です。実際の商品とは異なる場合があります。
板垣恵介(いたがきけいすけ)
1957年4月4日、北海道出身。高校を卒業後地元で就職するが、後に退職し20歳で陸上自衛隊に入隊。習志野第1空挺団に約5年間所属し、アマチュアボクシングで国体にも出場した。その後身体を壊して自衛隊を除隊し、様々な職を経験しながらマンガ家を志す。30歳のとき、漫画原作者・小池一夫の主催する劇画村塾に入塾。ここで頭角を現し、「メイキャッパー」でデビュー。1991年に連載スタートした「グラップラー刃牙」は、「バキ」「範馬刃牙」とシリーズを重ねることで、格闘マンガの新たな地平を切り拓いた名作となった。他の代表作として、「餓狼伝」(原作:夢枕獏)、「バキ外伝 疵面」(作画:山内雪奈生)、「謝男 シャーマン」などがある。
板垣恵介コメント 構成・文/徳重耕一郎(TARKUS)
撮影/加藤文哉
(C)板垣恵介(週刊少年チャンピオン)1991
「刃牙」ファンに朗報!原作者・板垣恵介からのコメント
フィギュア発売に合わせて、「範馬刃牙」の連載を終えたばかりの板垣からコメントも到着。続編に関する貴重な証言を残してくれた。
「範馬刃牙」の最終回を描き終えて、これで一旦「刃牙」からはしばらく離れますが、いつかは再開させるつもりです。だから、次の「刃牙」のことはもう考え始めてます。実際に描くのは遠~い先になりそうですが、楽しみにしていて下さい。