テレビに出る人生を送っていない

──ここからはみなさんの「さま×さま」出演シーンを振り返ります。松本さんはvol.18、19に出てらして、三村さんのミスをサポートしている。

松本　そうです。

──トーク中にオチを忘れてしまった三村さんに、オチを教えています。テレビに出るのに抵抗はないですか？

松本　抵抗がない、とは言えないです。テレビに出る人生ではなかったので。変な感じがします。カメラがパッと自分のほうを向いたりすると、緊張が大きいです。

松野P　僕らは、カメラが向くと隠れる習慣がついてるからね。

──たかはCさんは、自宅にさまぁ～ずさんが訪問されたことがありました。

たかはC　断りたかったです（笑）。でも、もっとイタズラされるかと思ったんですけど、油性マジックで靴や仕事の机に落書きされたくらいで済んだので、よかったです。

松野P　それで「よかった」というのは、だいぶマヒしてますよね（笑）。

──抵抗している様子もあまり見受けられませんでした。

たかはC　諦めたほうがあまりやってこないんですよ。さまぁ～ずさん攻略法ですね。

──2人からのプレゼントで大きな椅子が搬入されましたが、あの椅子は今どうなってますか？

たかはC　置き場所に困って、今は物置になってます。1回家の広さを見てから買ってほしかったです。

作家石田「髪の毛を切られてビックリ」

──石田さんは、さまぁ～ずさんと1時間の笑わせ合い企画に臨んでいます。

石田　本当はさまぁ～ずさんだけでやるはずだったんですよ。でも、三村さんに「2人だと照れくさいからお前入れよ」って言われて、急遽。運転手を辞めてすぐ、作家見習いとして初めて現場に行った回で、2人にもテレビにも緊張しました。

──三村さんに髪の毛を切られたときはせつない顔をされてました。

石田　ビックリしましたね。髪の毛が掃除機にスッと吸い込まれていく姿は悲しかったです。

たかはC　最初は石田さん、番組にシルエットで出てたんです。「顔を出すと調子に乗るから」って。最初の頃は「よう！」って帰るようなキャラだったんです。

──そのキャラは今では変わりました？

石田　いろいろ教えていただいて、改心しました（笑）。

さまぁ～ずさんに褒めてほしい

──さまぁ～ずさんへリクエストがある方はいますか？

たかはC　いつも番組でイジられてますけど、バランスを取って1回くらいは僕たちを褒める回も放送してほしいですね。

松本　私も！ 全国的に褒めてほしいです。

たかはC　自分たちのどんなところを見てるのかな？ って。たぶんその回は面白くないでしょうけど（笑）。

石田　僕は大竹さんの運転手だったので、とにかく遅刻をやめてほしいな、と思ってました。

──逆に三村さんは遅刻しないんですか？

松本　ほぼしないです。

たかはC　あと、前説のつぶやき（シロー）さんが大変そうですね。さまぁ～ずさんの準備ができるまでトークをしてるんですけど、大竹さんが直前にトイレに行ったりするので、普通ではありえないくらい、ずっと前説してるんですよ。

──最長でどのくらいの時間？

松本　長いときは15分から20分くらいです。本当は10分なんですけど。

たかはC　慣れたもんですよね。大竹さんがトイレ行くものとしてやってるから、平気みたい。つぶやきさんはすごいです。

たかはC「一番好きで一番嫌い」

──芦田さんから見た、さまぁ～ずさんの印象を聞かせてください。

芦田P　僕はバラエティ番組がやりたいと思ってテレ朝に入社しまして、そのきっかけが「内P（内村プロデュース）」や、さまぁ～ずさんの笑いだったんです。東京の芸人さんの代表格のお2人と仕事できるのは光栄ですね。あと、この番組をやるようになってから「いいなー」って、女の子からよく言われます。

（一同、笑）

芦田P　そういう影響力のある方とお仕事ができるので、僕がさまぁ～ずさんに合わせられるようにがんばります。

たかはC　今の芦田さんの話もそうですけど、2人は誰からも嫌われないのがすごいな、と思いますね。本当に嫌ってるのって……僕くらいじゃないですかね？

（一同、笑）

たかはC　いや、嫌いってことはないですけど。好きですけど、たぶん（笑）。さまぁ～ずさんのことを、僕は一番好きで一番嫌いかも知れないです。

──深い関係性ですね。

たかはC　とにかく視聴者の方に嫌われない。今後もそんな2人であってほしいです。