さまぁ~ずのトークバラエティ番組「さまぁ~ず×さまぁ~ず」(テレビ朝日系)のBlu-ray / DVD第18弾が11月28日に発売される。
DVDシリーズ第1弾が2008年に発売されてから今年で10年。これを記念してお笑いナタリー記者は10月のとある日、都内スタジオにて行われた「さま×さま」の収録現場に潜入し、取材に臨んだ。
このBlu-ray限定版特典には、佐藤ディレクターが自宅にさまぁ~ずを招いたロケの映像も収録される。この特集では普段あまり見られない収録現場の様子と共に、佐藤Dのコメント、初めて生の「さま×さま」を体験したファンの声を紹介する。
取材・文・撮影 / 成田邦洋
「さま×さま」の収録現場を記者が訪れたのは、世の中がハロウィーンムードに染まりつつある10月のとある日。地下に降りたスタジオ内の廊下でさまぁ~ずの楽屋前を通りかかると、2人の名前が表示された“楽屋貼り”にハロウィーンならではのイラストが添えられており、番組スタッフの細やかな遊び心が感じ取れる。
毎回「さま×さま」の収録は番組公式サイトの観覧募集に応募し、抽選で当たった観覧客でぎっしり。観覧客は本番を前にスタジオへ入場し、パイプ椅子に着席する。彼らを迎える番組スタッフが、まずはステージに登場して「ご当選おめでとうございます!」と祝福。「さま×さま」の観覧が初めての人を尋ねると、客席にいるほとんどの人が手を上げた。続けて観覧する際の注意事項がスタッフから笑いを交えて告げられ、生で体験する「さま×さま」への緊張感は徐々にほぐされていく。
やがて「さま×さま」の前説としておなじみ、つぶやきシローがステージへ。つぶやきシローは1人しゃべりでハロウィーンの話題やあるあるネタで次々と笑いを巻き起こし、客席を温めるだけ温めて、満を持してさまぁ~ずにバトンをつないだ。
つぶやきシローの呼び込みを受けてスタジオがふっと暗転。ステージ上のマルチスクリーンにオープニングVTRが上映されるのに続けて、さまぁ~ずがついに躍り出る! スタジオは一気に興奮して盛大な拍手と声援で2人を歓迎。さまぁ~ずは存分にトークを繰り広げ、番組後半のマルチスクリーンを用いた企画でもその驚くべき以心伝心ぶりが視聴者へ届いたに違いない。
「さま×さま」Blu-ray / DVDのパッケージには、さまぁ~ずがその巻数で語呂合わせしたイラストを描くのが恒例となっている。このたび発売されるvol.36、vol.37についても、つぶやきシローがコーナーを進行する中、2人がスケッチブックに自身のアイデアを描いていった。ぜひパッケージの実物を手にとって彼らの楽しいイラストを確認しよう。
観覧客が座っているパイプ椅子の多くは「さま×さま」が購入したものだと聞いた。その証拠に、背もたれの後ろには「さま×さま」のシールが貼られている。一見普通の椅子だが、このスタジオに配備されている、ほかの一般的なパイプ椅子に比べて座面が広く、明らかに座りやすい。舞台裏にある配線の通り穴には、さりげなく「パパ」と「息子」のイラストが。カメラに映らない部分にも「さま×さま」のエッセンスは行き届いている。
さまぁ~ずがこの収録中、客席へ向けて「さま×さま」のDVDを買ったことがある人に挙手を求めた。その際に挙手した中の1人が、都内在住のとある女性Aさん。収録後にこの女性と連れ合いの女性Bさんに、「さま×さま」スタジオ観覧の感想を聞いた。
私も「さま×さま」は初めて観覧しました。2人は仲がいいし、ゆるい感じが観てて疲れなくてホッとします。今日観覧できて、もっと大好きになりました!
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Blu-ray / DVD第18弾の見どころ
観覧は初めてだったので、すごく楽しかったです! バカルディ時代から好きで、ファン歴は10年以上は経っています。今日は生で初めてさまぁ~ずに会えて感激しました。
「さま×さま」のDVDは6、7本持っています。さまぁ~ずが好きで、「さま×さま」も大好きなので! 2人でただただしゃべっているのが面白いです。DVDの特典映像で好きなのは、三村さんの家族に関する早押しクイズ関係の企画です。これからも、そのままの2人がずっと観られればいいですね。「さま×さま」をずっと続けてほしいです。