お笑いナタリー Power Push - マルさまぁ~ず
人気深夜番組が待望のDVD化 くだらなさの極致がここに!
Vol.22011年7月27日発売
○○ちゃうねんから!BINGO(2010年6月23日O.A.)
ゲスト:有吉弘行 / ブラックマヨネーズ小杉
内容
「○○ちゃうねんから!」というツッコミが口癖のブラマヨ小杉。番組では、“ファッションコーディネート”企画と称して、さまざまなファッションアイテムを小杉に着用させることに。その一方で、残りのメンバーたちは衣装を着た小杉が鏡を見ながらどんな有名人に例えてツッコむかをビンゴ形式で予想していく。「塩沢ときやないねんから!」「根本はるみやないねんから!」など、絶妙な人名で次々とツッコむ小杉に、さまぁ~ずと有吉は体勢を崩しながら大爆笑。部分的にツッコミフレーズを当てた三村は「あいつは後輩だけど、同じツッコミが浮かんで嬉しい」と手放しで小杉を絶賛した。
水野Dによる解説
毎回そうですが、やっぱり小杉さんって僕らの想像を超えてくるんです。バラエティって想定外のことが起きるのが一番面白くて、小杉さんは軽々台本を超えてくるんですよね。この企画も最低限の用意はしましたけど、ほとんど小杉さんの才能にお任せっていう。もともと企画の発端は、「小杉さんは古い例えをする」っていう話がなんとなくあって、それで何か遊べないかっていうところだったんですけど。この番組は楽屋をあえて一緒にしているんで、そうすると小杉さんはずーっと誰かにイジられてるんですよ。たぶんそういうところで「○○やないねんから!」みたいなフレーズが頭に入っていたんでしょうね。
○○ちゃうねんから!ストラックアウト(2010年8月18日O.A.)
ゲスト:有吉弘行 / ブラックマヨネーズ小杉
内容
「○○ちゃうねんから!BINGO」の高評価を受け、ビンゴの続編としてストラックアウト企画が登場。「前回のオンエア見たんですけど、本当にファッションコーディネートなんですね?」と小杉が疑問を抱きながらのスタートとなった。今回3人が選んだアイテムは「スクール水着」「セレブ衣装」「ボクサー」「木の実水着」「シロガネーゼ」「マッカーサー」。「小杉の例えは古い」と気づいたメンバーは、なつかしい人名を挙げながら予想していくも、小杉のツッコミはその予想を上回るものばかり。「勝間和代やないねんから!」などのフレーズにまたしても一同は笑い崩れる結果となった。
水野Dによる解説
このシリーズのゲストに必ず有吉さんが入っているのは、やっぱり1回目のビンゴがすごく楽しかったから。あんなに有吉さんがゲラ笑いする姿もなかなかなかったので、もう1回やるときには呼ぼうと。1回目のときに三村さんも「小杉のあの例えは本当に面白い。俺らの予想部分なんて切っていいから、あっちをいっぱい使ってくれ」って言ったんですよ。三村さんに編集のことを言われたのはそれが初めてなんですけど、それぐらい本当に楽しんでいたというか、面白かったんだと思います。
負けたらパーマコロシアム(前半・後半)(2010年9月15日・9月22日O.A.)
ゲスト:おぎやはぎ小木 / ブラックマヨネーズ吉田 / ブラックマヨネーズ小杉
内容
出演者が5つのゲームに挑戦し、最下位はパーマをかけられるという名物企画。前身番組を含めて計4回開催されており、そのうち3回はブラマヨ吉田、1回は大竹がパーマをかけられていた。この放送ではメンバーたちが「ネコのモノマネ」対決のほか、BB弾が詰まったカゴを頭に乗せての「手押しBB弾こぼし」対決、さらには番組おなじみの臭い液体が塗られた跳び箱を跳ぶ「くっせー跳び箱あみだくじ!」などを実施。ラストゲームの「小木の玉入れチャンス!!」では、視聴者の予想を覆す波瀾の展開が。
水野Dによる解説
過去に商店街でやっていたシリーズです。なぜかこのシリーズは視聴率がすごく良かったんですよね。もともとは「パンチパーマって罰ゲームとして面白えよな」ってところから始まったんですけど、ほかでやっていないし、うち独自の企画だからまたやってみようと。編集だと結構切ってしまっていますが、パーマをあそこまで仕上げるのに30分ぐらいかかるんです。面倒くさいから本当にみんな嫌がっていて、パーマ待ちの間とかは「ラッキー」って確実に思っていますね。
思い出し笑い同窓会(2010年6月30日O.A.)
ゲスト:アンタッチャブル山崎 / フットボールアワー後藤
内容
この回は、ビジネスマンになった4人が同窓会を行うという設定のもと、出演者全員がスーツ姿で登場するという異例の放送となった。教室に足を踏み入れるとそこには1冊の卒業アルバムがあり、一同は当時の面白かった出来事を振り返っていく。最初に思い出したのは「給食中イスでズッテンした思い出」。アルバムをめくると高校生時代の三村の写真が現れ、実際に再現VTRの中で三村がイスでズッテンすることに。あわや大惨事かと肝を冷やした三村だったが、続く「ガブガブコーラの思い出」でも再びえじきになってしまった。
水野Dによる解説
たまにこういった毛色の変わった作りこんだ企画をやりたくなるんです。これは、一応設定だけ作って、あとは収録中に話を作ってもらって実際にその場でやりました。この番組のくじ引き的なものとかは全部本気でやっているんですけど、この回は三村さんにばっかり当たっちゃいましたね。三村さんが給食中にイスで転ぶ場面では、当初予定していなかったマットを敷いたんですが、それによってやっぱり想定していた以上に面白くなりました。
「青木ちゃんにやらせたい4のこと・後」
ゲスト:バナナマン設楽 / バナナマン日村
内容
バナナマンをゲストに迎えた撮り下ろし特典映像の後編では、青木と設楽の「くっせークライミング」対決、青木と大竹の「仰向けガブガブコーラ」対決を見ることができる。アナウンサーにはあまりにハードすぎる罰ゲームを真正面から受け止める青木の勇姿は必見。
水野Dによる解説
この特典映像は、本当に放送したかったなっていうぐらい出来がよかったです。青木アナも本気で泣いちゃうし、よくがんばったなっていう。青木アナは普通の女子アナじゃないというか、根性が据わってるからなんでもやり切るんですよ。これも収録が終わったあと、みんな余韻に浸って「面白かったー」って言い合ってましたね。
さまぁ~ず
左/大竹一樹(おおたけかずき)
生年月日:1967年12月8日
出身地:東京都
右/三村マサカズ(みむらまさかず)
生年月日:1967年6月8日
出身地:東京都
水野達也
テレビディレクター。「マルさまぁ~ず」のほか、現在は「さまぁ~ずのヤリタ☆ガ~リ~」(TBS系)、「キカナイト」(フジテレビ系)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)などの演出を担当している。