「ブギウギ専務」復活に涙した大地

──今年4月から「ブギウギ専務」が2年ぶりにレギュラー番組として復活します（参照：「ブギウギ専務」深夜番組で復活！係長・ダイノジ大地もうれし涙）。岸さんからその報告を受けた映像を札幌のイベントで拝見したのですが、大地さん、号泣されてましたよね。

上杉　あれはいい映像でした！

大地　「ブギウギ専務」のレギュラー放送が一度終了してから、「マハトマパンチ」（STV）という番組の「流れ星雁太郎」というワンコーナーが始まって、2人で出演してきたんです。

上杉　この「流れ星雁太郎」のチームは「ブギウギ奥の細道」で歩いてきた顔ぶれとほとんど一緒なんですよ。

大地　それもあって「番組内のワンコーナーになっちゃったけど、腐らずに絶対に面白いことをどんどんやっていこうね。いつか必ずもう一度『ブギウギ専務』をやろうね」という気持ちがあって。なのに岸さんには最初に「流れ星雁太郎」が終わると聞かされたので「え？ もうダメだ……」と。で、そのあとすぐに「ブギウギ専務」が復活しますとサラッと言われて……そのときの精神状態、わかります？（笑）

上杉　10秒くらい固まってましたもんね。

大地　「ブギウギ専務」は、しんどい旅もありましたけど「やっと復活した！ またみんなでできるんだ！ うれしい！」ってのがデカかったです。DVDが売れてるというのを示せば復活できるかもしれない、というのを岸さんも言っていて、本当に復活したのでよかった。その意味で流した涙ですね。

上杉　実はDVDのvol.5にはシークレット映像も入っていて、その中に「いつかブギウギ専務、復活するぞ！」という気持ちが現れた、とあるシーンがあります。ぜひみなさんに観ていただきたい。

大地　岸さんはずっと復活を考えてたんだろうね。あの人も反骨の異端児なので。

がむしゃらに一生懸命やるだけ

──今後「ブギウギ専務」でお2人が挑戦したいことは？

大地　普通にグルメロケとかやりたいかな。モデルの人たちも一緒に来てさ。

上杉　温泉に行って、泉質を紹介したり。

大地　夜は懐石料理があって「すごーい！ おいしいー！」って。スイーツめぐりの旅とか。まあ、いくら言ったところで、やってくれないと思いますけど（笑）。

上杉　僕はいつまた「歩くぞ」って言われるかヒヤヒヤしてます。

大地　もう船でロシアとか渡っちゃうんじゃない？

上杉　きっと過酷なことをバンバンやるんでしょうね。

大地　我々は、どんな企画が来ても、どんな状況になっても、がむしゃらに一生懸命やるだけですね。みなさんに「くっだらねーな！」と楽しんでもらえればいいなと思います。

──最後にお笑いナタリー読者にメッセージをお願いします。

大地　DVDを1人1枚ずつ、とは言いませんが、ぜひ3枚、4枚ずつくらい買ってください。

上杉　枚数がどんどん増えてますよ（笑）。

大地　「ブギウギ専務」はこのご時世、何にも考えずに観られる貴重な番組なので、疲れた人、しんどいなと思ってる人には観てほしい。あと、僕がDVD5巻の中で痩せたり太ったりしてるのも、ぜひ注目してください（笑）。

上杉　このDVDが「ブギウギ専務」の復活にもつながりました。「奥の細道」はシンプルで過酷で無謀でがむしゃらに突っ走っていく、という番組の根本のところが投影されているので、全部観ていただければ面白さが伝わると思います。4月から始まる「ブギウギ専務」も、ハードルが上がってるとは思うんですけど、そこをバシバシ飛び越えていきたいと思います！