千鳥

バイきんぐ小峠と各週で火曜担任を務める千鳥は2週目に初登場。生徒の悩みを聞いてアドリブで解決する企画「青春ドラマチック！3年C組励まし先生」では大悟が熱い一面を見せ、ノブも「栃木のヤンキーと大悟先生のバトルを」と期待する。

──生放送お疲れさまでした。

ノブ　面白かったですねー。（Paraviで配信される）アフタートークでも言ったんですけど、もうあの6人に会えないと思ったらさみしいです。あの6人でひと月やりたいくらい。30分、あっという間でした。

大悟　ほんまはもっとあの子たちにしゃべらせてあげたいという気持ちもあるんですけど、僕らも出たいという気持ちもあるし……と思ったら隙間がなかったですね（笑）。

ノブ　ノブナガもおるしな（笑）。1週目の放送を観ていたんですが、生徒が気合い入ってるし、それ以上に担任も気合い入ってるから、みんなすごい勢いでしたよね。

──お二人が担当する火曜の企画は「青春ドラマチック！3年C組励まし先生」です。

大悟　先週の小峠さんの回を本番前に観て、急にプレッシャーがかかりました。けっこうカロリー高いやん！って。

──小峠さんも「疲れた」とおっしゃっていました。

ノブ　小峠さんは先生もやって、進行して、話も振って……と全部1人でやってたから、それはしんどいでしょうね！（笑） でも入学希望者全員に話を聞けるから、いい企画だなと思います。

──「キングちゃん」っぽい企画でもありますよね。番組スタッフさんがほぼ「キングちゃん」と同じだともお聞きしています。

ノブ　そうなんですよ。「青春高校」なのにうっすら「キングちゃん」をやってるという頭になります。（アルコ＆ピース）平子さんの代わりが生徒になったんやなっていう。ほかの曜日の企画もめっちゃバラエティやし、高校生が毎日観てたら楽しめると思います。応募すれば自分も出られるかもしれないですし。

──「キングちゃん」の佐久間Pだけでなく、秋元康さんが関わっていることについてどう思いましたか？

大悟　千鳥のこういう発言に生徒がどう返すんだっていう視点で秋元さんが観ていると思うと面白いですよね。

ノブ　どういう理由で合格者を選んでるのかっていうのも興味深い。吉本坂46の2次オーディションに、ハイヒールさん2人がお揃いのAKB48の衣装で行ったらしいんです。50女をそこまで動かす秋元マジックはやっぱりすごいです（笑）

大悟　スベってたら地獄やぞ、それ（笑）。

──思い描いている担任像を教えてください。

ノブ　僕は生徒のキャラが出るようにしたいと思っています。ただ、今日は「励まし先生」で大悟が思いのほか熱くなっていたのが新しい発見でした。

大悟　そんな気はなかったんですけど、やっぱ彼らの目がキラッキラしてるから……。

ノブ　だせえのう。「キラッキラ」（の言い方）が早いんじゃ。

大悟　自然と熱くなっちゃいますね。眩しかった。

ノブ　最後、あんな拳が出るとは思わなかったです。

大悟　生徒が本気でぶつかってくるのをスカせないじゃないですか。こっちもぶつかっていこうと思ってますよ。

ノブ　「ぶつかって」（の言い方）が早いねん。でも生徒たちが放送終わったあとに「あーしゃべれんかった」って悔しがってるのを見て、次からはもっと話を振ってあげたいなと思いました。

──ほかの担任の印象はいかがでしょう？

大悟　生徒からしたら、もっと優しい芸人にしてほしかったやろうなと思います。観ている分には今のメンバーが面白いんですけどね。

ノブ　僕が生徒なら、一緒にキャッキャできるのは三四郎かなあ。「ザ・小宮チャレンジ」とかバカバカしい企画をやっていて楽しそうでした。絶対入りたくないのはバカリズム先生のクラス。

──なぜですか？

ノブ　調子に乗った生徒がいたらメッタメタにやり込むって番組の記者会見で言ってたので（笑）。

──今後、番組に期待することは？

ノブ　栃木のヤンキーとかに参加してもらって、大悟先生とのバトルを見てみたいです。

──殴り合って、絆を深めて。

ノブ　いいですね。ちょうど「GTO」みたいな服着てますし。

大悟　それは意識させてもろうてます。

ノブ　だっさいなあ。

大悟　とりあえずテレ東までゼファーで来ようかなと思います。

三四郎

「ザ・小宮チャレンジ」と題してどの曜日MCよりも体当たりなお笑い企画に挑戦している三四郎。小宮だけでなく入学希望者に存在を知られていなかった相田も、名前を覚えてもらおうと体を張って猛アピールし、さっそく「水曜だけ毛色が違う」と話題に。

──小宮さんは熱湯風呂に何度も落とされていましたが大丈夫ですか？

小宮浩信　大丈夫なんですが、みんなが僕を責めるっていう流れの中、中井りかさんが本気で「かわいそう」って言っていて。「かわいそう」が一番こたえるから！（笑）

──あははは（笑）。相田さんは初の熱湯風呂とおっしゃっていました。

相田周二　初です。あんまりそういうのやってこなかったので。

小宮　ときどき収録の番組で、相田もやったのにカットされてエンディングだけ粉まみれになってることとかがあるので今回は生放送でありがたかったです（笑）。

相田　僕の存在が知られてないっていうのを放送前に知ったので、一発かましてやりました。

──新番組のスタート前に「知られてない」と知って出鼻をくじかれたのでは。

相田　ずっと「知らない」とは言われていて、最近ようやく言われなくなってきたかなと思っていたので……。まあショックはショックでした（笑）。でも企画を一緒にやって、入学希望者たちの間にも、10代の視聴者の間にも、「相田」という名前を知らしめようって気合い入りました。

小宮　「間」と「相田」でややこしいなあ！（笑）

──最初に番組の内容を聞いたときはどう思いましたか？

相田　番組コンセプトが斬新すぎて何をやるか本当にわからなかったので、不安ではありました。でも佐久間さんと秋元康さんっていうすごいタッグで、そこに呼んでもらえることに対しては本当にありがたさのみ。画期的なことをやろうとしている番組に少しでも僕らが携われるのはうれしいです。

──MC陣はそうそうたるメンバーです。

小宮　ラインナップを見たときは「この並びに僕ら？」と思ったんですが、水曜の企画だけ毛色が違ったので納得しました（笑）。

──佐久間プロデューサーは水曜には「生徒と同レベルの人を」ということでお二人を起用したとおっしゃっていました。

小宮　確かに、あいつらめちゃくちゃ言ってきたからな……！ （アフタートークで）軍手投げられましたもん。でも同レベルだと思えるようなMCがいることで素の部分を出せているんだったら、この並びに僕らがいてもいいのかなって思います。生徒の多面性を見せられたらいいですよね。

相田　トーマス（1週目の合格者・大下美瑠）が、僕と初めて顔合わせた瞬間に首かしげたんですよ。「あ、顔見てもわかんないんだ」っていう。

──「この人知らない」を態度に出しちゃってる（笑）。

小宮　それを本人の前でやるのがすごいよ。

相田　完全にナメられてる（笑）。だからこっちもバチバチ行けますし、そういう部分も僕らならではかなって思います。ほかの曜日で素が出せなかったストレスをぜひ水曜で発散してもらえれば（笑）。

──どんな先生になろうっていうプランはありますか？

小宮　今日の企画では成功したら入学希望者のみんなにごはんをご馳走するっていうことになっていましたけど、それこそ生徒たちとごはんに行けるような近い存在になれればいいですね。

──もし今日、本当に成功していたら行ってくれてました？

小宮　いや、まだ早い！ クラスができてきて、顔なじみになったらね（笑）。

相田　MCの中では僕らは若いほうなので、生徒との親近感を番組のカラーにできたらいいなって思います。和気あいあいと。でも「あんまりナメてるとマジでやるぞ」っていうところもしっかり見せていきたい。

──相田先生のオラオラな部分も垣間見せていくわけですね。

相田　そこは一線を引かないと！ 厳しく行きたいと思います。

──では最後に応募を考えている10代の人たちにメッセージをお願いします。

相田　モテたいとか自分を変えたいっていう子にはこういうチャンスを生かしてほしいです。

小宮　変わっている人、個性的な人って、普通の学校だと爪弾きにされて虐げられたりすると思うんです。この番組に出ることによって「変わってる」っていうのが面白いんだって思われて、本当のクラスに戻ったときに人気者になれるかもしれない。僕も「変わってる」って言われていたタイプなので。

──その当時にこの番組があったら応募してました？

小宮　いや、生意気にも美容師になりたかったので美容専門学校に行ってたかもしれないです（笑）。そのときは面白さ至上主義じゃなかったので……。応募していたとしても、緊張して何もできないと思います。

相田　今日のみんなは緊張してなかったよね。

小宮　3日目でもあれはないよ。

相田　肝が据わってる。（1週目の合格者）佐藤（諒）くんはTwitterで「童貞ハッピーターン」って名付けられてましたけど、堂々としてて面白かったです。

おぎやはぎ

佐久間Pが「生意気な奴には『うるせえ』って言ってもらいたい」と期待する通りに入学希望者や副担任の中井りか、教育実習生のノブナガにも遠慮ない物言いで視聴者を楽しませたおぎやはぎ。「まったく当たらなそう（笑）」というこの番組に期待することは？

──生放送お疲れさまでした。

小木　あっという間に終わっちゃいました。今の素人ってすごいですね。落ち着きがあって、ボケたりもして。

矢作　初めてテレビに出る子たちなのかな？って疑問に思うくらい。

小木　前に出てくる勇気ね。偉いよ。

矢作　みんなそれぞれキャラクターが出てたね。

──4日目なので慣れてきたのかもしれません。

矢作　早いね、成長が！

──初回を迎える前にどういう先生になろうっていうプランはあったのでしょうか？

小木　プランなかったですねー。

矢作　なかったなあ。

──あはははは（笑）。確かにいつも通りのお二人でした。ほかのMC陣の印象を聞かせてください。

小木　いいメンバーですよね。

矢作　僕が生徒だったらバカリズムみたいな人が好きなんじゃないかなあ。「なんかあの先生面白いよね」って。真顔で面白いこと言うタイプの先生が好きかもしれない。

小木　カズレーザーは面白くしてくれそう。生徒のいいところ見つけて。

──この番組が始まると聞いたときはどう思いましたか？

小木　秋元康さんと夕方の生放送の帯っていうことで、「夕やけニャンニャン」（フジテレビ系）はパッとすぐ思い出しました。でも何をやるのかまったく知らなかったから、「何だこれ？」ですよ。失敗するだろうなーって（笑）。

矢作　まあ当たんないだろうと思うよね、普通は。

小木　そんな簡単じゃないですよ、「当たる」っていうのは。

矢作　でも当たんないだろうと思うものが意外と当たったりするじゃないですか。だから最初から当たりそうと思うよりはいいんじゃない？ だって、全然当たんなそうですもん（笑）。

小木　そう！ だから逆に可能性がありますよ。

矢作　まったく当たらなそうでしょ？ 17時半からテレ東の生放送、誰が観るんだよっていう。そこがいいと思います。

──そんなに当たらなそうですか？（笑）

小木　まあ、まだ1週目ですから。回数を重ねていけば当たる可能性も出てくるでしょう。

矢作　昨日の三四郎の企画を観たんですけど、久々にああいうわかりやすいバラエティやってんなって感じはしました。

小木　ああいうのは楽しいね。今の子は熱湯風呂とか、あまり知らないだろうし新鮮だと思います。

──これからどんな番組になっていくと思いますか？

矢作　これがねえ……バカリズムと隔週の担任ですから、愛着がなくて。

──愛着持ってください！（笑）

小木　持てないです。次に来るのすごい先ですもん。

矢作　来週出てくる子たちに1回も会わないんでしょ？ だからなかなかドライですよ、僕たちは。

小木　今日は会ったからみんな愛着湧きました。それぞれいい子だなって。

──今後どんな入学希望者に来てほしいですか？

矢作　最初は変わった子が面白いと思ってても、何も変わってない子が面白く見えたりすることもあるし、難しいですね。なんで応募してきたかわかんないくらい普通の子も気になっちゃうと思う。意外とそういうの好きなんです、僕。全然目立とうとしない子とか。

小木　ガツガツ来る子って毎回いると飽きてきちゃうから。

矢作　そうそう。

小木　ときどきでいいんです。

──今週のメンバーはいい感じでした？

小木　そうですね。本当はもっと話したかったですけど。

矢作　全員には話振れないね。同じメンバーで3カ月いれば全然目立たなかった子が急にいいキャラになったりするんだけど、1週間でいなくなっちゃうから最初にインパクトある子のほうが強いのかな。

小木　恵比寿マスカッツみたいに長いスパンでやってると、1年後くらいに急に面白くなる奴が出てくるんです。

矢作　でも、秋元さんが今後どんな展開を用意してるのかは気になる。あとあと考えたときに「やっぱすげえな、秋元さん」って思いたいですね。