昨日7月16日、
結成14年目のフットがオールナイトニッポンのパーソナリティを務めるのは既報の通り今回が初。先月6月に放送された同局「フットボールアワーのナイタースペシャル」が好評だった勢いそのままの出演となる。番組オープニングでは岩尾がこの流れを受けて「スピード出世。ニッポン放送にハマりかけてる!」、後藤も「レギュラー目指さなアカン!」とそれぞれに気合が入った様子。フリートークでは岩尾が「ラジオの野球中継のハイライト再生」「サッカーの日本代表が勝った後の街頭インタビューで、2、3人が『ニッポン!』コールしてるときのスタジアム感」について物申したいことを連発し、さっそく爆笑を誘う。
コーナーはすべて盛り上がりを見せたが、後藤の代名詞でもある「スマートつっこみ」をリスナーから募集した「スマートつっこみ講座」が珠玉の内容。「居酒屋で必要以上に注文する人に対して」「ハトのフンが肩に落ちてきたとき」などのシチュエーションごとに投稿された「スマートつっこみ」について、後藤が1つ1つ解説や感想を述べていくのだが、内容によっては添削を実施してよりよいスマートつっこみに仕上げていく。「つっこみは用意しておくとだいたいスベる」「(大食いタレントの名前を出すとき)『ギャル曽根』はNGワード。『ジャイアント白田』のほうがいい」「ツッコミが長いと(テレビ画面の)テロップが出すぎる。2行以内に収めたい」といったお笑いセオリーを惜しげもなく披露する後藤。いつしか岩尾も後藤を「先生」と呼び始める充実の講座となった。
一方、ハロー!プロジェクトを愛してやまない岩尾のために行われた「ハロプロ川柳」コーナーでは、岩尾がヒートアップ。コーナーを説明する段階で、岩尾は「ハロプロ川柳」という企画自体が本家ハロプロのコンサートで既に存在することを指摘したほか「川柳の17文字では収まらないのでミニコラムでもいい」と提案するなど、ハロプロ愛が漏れ出してとまらない。やがてリスナーから投稿されたハロプロネタの川柳をもとに、一推しを公言しているBerryz工房のみならず、℃-uteやモーニング娘。、スマイレージについて丁寧に解説していく岩尾。その圧倒的な熱量に、後藤は「おまえ、無線の免許取って自分でやれ!」などと茶々を入れていた。
またこの日の放送が、普段同じ時間帯のANNGを担当しているゆずの代理ということもあり、ゆずのレギュラーコーナー「大人の境界線」の後藤バージョン「後藤の境界線」も登場。リスナーからの「流しそうめんは一番上流にいないと絶対に参加しない」「45点の女を見るとムラムラする」といった「後藤はきっとこういう人間だろう」というメールが紹介され、これに後藤も「これは後藤やね」と認定を加えていく。さらに後藤自身もこれらの投稿を受けて「Twitterの検索で『後藤 MC』までは入れたことがある」と告白するなど、後藤のことにより詳しくなれるコーナーとなった。
エンディングでは、放送時間残り1分となったところで後藤が「今からカップ麺を作ったら、ちょうど硬麺でエエと思う」とスマートな発言を実践。リラックスムードの中、終始笑いが絶えない1時間50分の生放送となった。
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