メッセンジャーが波乱の22年全告白「黄金列伝！」明日放送

明日4月13日（土）、メッセンジャー出演の「笑いの金字塔 よしもと黄金列伝！」（読売テレビ）が放送される。

同番組は、吉本興業創業100年の歴史を彩る芸人たちを迎え、その“笑い”の裏側に隠された知られざるエピソードを明らかにしていくトークバラエティ。放送時間が土曜朝の時間帯に移動し、今回は、「メッセンジャー　波乱だらけの22年」と題して彼らの浮き沈みの激しい芸人人生を振り返る。

メッセンジャーの黒田とあいはらとは、NSC10期生。この代は若くして即戦力となる芸人が多く、メッセンジャーやジャリズムらは「花の10期生」と呼ばれていたという。NSCのネタ見せの授業では、講師に「前からやっていたの？」と尋ねられるほどハイクオリティの漫才を見せ、注目の的に。当時ジャリズムとして活動していた同期の桂三度からのVTRでは、「漫才ではかなわないと思った」とベタ褒めされる一方、「ただ、ガラが悪くて……」という証言が。さらにメッセンジャー自身の幸福度グラフもここから下降線をたどる。

その後、心斎橋筋2丁目劇場を発信源とする“2丁目ブーム”が到来したものの、女子中高生を中心とした若い客層にまったく受け入れられなかったメッセンジャー。当時のエピソードに月亭方正は「嫌な奴やな！」と思わず苦笑する場面も。しかし2丁目の中心メンバーが卒業後、ネタがウケたらオンエアされるネタバトル番組「爆笑BOOING」がスタートしチャンピオンを獲得。そこから大ブレイクを果たす。

その後再び仕事が激減、今度は黒田とあいはらにプライベートでも仕事でも差が。ピンの仕事が増える黒田に対して、結婚してもチャラチャラしていたあいはらが当時の心情を明かす。そして、2009年のクリスマス、メッセジャーに絶体絶命のピンチが。黒田はその夜の出来事、騒動の真相を、赤裸々に告白する。

あいはらは、どのように対応し、何を思って相方の謹慎が解けるのを待っていたのか。またVTRでは三度が、この騒動を予見していたような忠告を黒田にしていたという。波乱万丈ながらも、その実力が常に認められてきたメッセンジャー。彼らが今語るお笑いへの気持ち、相方への気持ちをファンは絶対に見逃さないように。

笑いの金字塔 よしもと黄金列伝！

読売テレビ 2013年4月13日（土） 10:30 ～ 11:25
MC：陣内智則
解説：月亭八方 / 月亭方正
ゲスト：メッセンジャー
VTR出演：桂三度