「落語では大人の僕」月亭方正、東京で「披露名の会」登場

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昨日3月11日、東京・神保町花月にて落語会「月亭方正 披露名の会」が開催され、公演前の取材会に月亭方正と、師匠の月亭八方が登場した。

「月亭方正 披露名の会」の東京公演に出演した月亭方正(右)と、師匠の月亭八方(左)。

「月亭方正 披露名の会」の東京公演に出演した月亭方正(右)と、師匠の月亭八方(左)。

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今年2013年に山崎邦正から改名し、落語家として再出発を果たしている方正。大阪で今月3月に行われた「披露名の会」でも高座に上がっている。取材陣に山崎邦正時代との違いを尋ねられた方正は「テレビでは子供の僕で、落語では大人の僕。落語は誰も助けてくれない」と答えた。

「師匠のお力で上方落語協会に入れていただいた。『落語家をやめるときには、この世界をやめなアカン』と言われた」と師匠からの言葉を噛み締める方正。八方も「そのうち熱が冷めると思ってたが、今のところは熱にうなされた状態。あとは彼次第」と弟子の挑戦を見守っている。

長年共演しているダウンタウンについて尋ねられると「あんまり僕に興味ないみたいですね」と言いながらも「松本さんとはけっこう落語の話になる」と明かした方正。「初めて落語を聞いたのは6年前。落語のことを考えない日はなかった。至福の時間を与えられる噺家になりたい」と意気込みを述べた。

今年2013年1月には方正の書籍「僕が落語家になった理由」(アスペクト)が発売。なぜ改名してまで落語の道を選んだのか、その顛末や決意などが方正自身によって記されている。

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