R-1連載第6回、三遊亭こうもり「小道具捨てたら出られた」

ピン芸人日本一を決める「東洋水産PRESENTS R-1ぐらんぷり2013」の決勝が、2月12日（火）に関西テレビ・フジテレビ系にて生放送される。お笑いナタリーでは決勝に出場する芸人12名のコメントを連載中。第6回は三遊亭こうもりを紹介する。

決勝12名のメンバーは、既報の通り、岸学（どきどきキャンプ）、三浦マイルド、ヤナギブソン（ザ・プラン9）、プラスマイナス岩橋、ヒューマン中村、三遊亭こうもり、田上よしえ、桂三度、キンタロー。、スギちゃん、アンドーひであき、雷ジャクソン高本。彼らはこの順番で決勝1本目のネタを披露する。

三遊亭こうもりは今回が初の決勝進出。優勝への意気込みを語っている。

三遊亭こうもりのコメント

――決勝進出が決まったときの気持ちは？

ほんとにめちゃくちゃ嬉しかったんですけど、胃腸炎になってしまいまして、その検査の結果を待っている最中で。聞いた瞬間に涙が出ちゃいまして、看護婦さん達は「あの人お腹が痛すぎて泣いてる」って変な空気に（笑）。去年もこうもりの名前で出させていただいたんですが、斗夢時代のネタを捨てきれずにそれをやったらまんまと2回戦で落ちたんで、もうダメだと。R-1の神様に言われたなと思ったので、小道具を置いて。

――決勝のネタは？

ここ3日寝てなくて。なんとか同じ形で仕上げようと思ってるんですが……。大丈夫です！

――師匠には報告したんですか？

「あ、そう。よかったね。じゃあ大きな声でね、元気よく」って。いやウソだろと（笑）。師匠はR-1知らなかったみたいで何のことかわかってませんでした。

――桂三度さんと同じブロックですが。

後悔してます。今思うとなんであんなことをしたのか。吸い寄せられるように。でもこうなったら全力を尽くして。

――R-1とはどういう存在ですか？

借金を増やした大会ですね。ダジャレの小道具で。どんどん物が大きくなっちゃって。「m-flo」のダジャレで「M型の風呂」って風呂用意したりもうとんでもないことになってました。極めつけは2009年にルームランナー漫談ってルームランナーで走るってネタをやるとき、動かなくなったらまずいと思って2台用意するっていう。いろんな悔しい思いが。小道具捨てたら決勝出られました。ビックリしましたよ。倉庫で小道具たちが泣いてるんですから。

――最後に抱負をお願いします。

R-1のRは落語です。私がR-1を獲ります！

東洋水産 PRESENTS R-1ぐらんぷり2013

関西テレビ・フジテレビ系 2013年2月12日（火） 19:00 ～ 20:54
＜出演者＞
司会：雨上がり決死隊 / 加藤綾子（フジテレビアナウンサー）
審査員：桂文枝 / 高田純次 / 関根勤 / ラサール石井 / 板尾創路 / 木村祐一 / 勝俣州和
【トーナメント】
Aブロック：岸学 / 三浦マイルド / ヤナギブソン（ザ・プラン9） / プラスマイナス岩橋
Bブロック：ヒューマン中村 / 三遊亭こうもり / 田上よしえ / 桂三度
Cブロック：キンタロー。 / スギちゃん / アンドーひであき / 雷ジャクソン高本
（※決勝1本目のネタ披露順）