森三中黒沢が連続ドラマで主演、美女に挟まれ“ブス”熱演

来年1月12日（土）より森三中・黒沢が主演を務める連続ドラマ「嘆きの美女」（NHK BSプレミアム）が放送される。東京・NHKにて本作の完成試写会が12月10日に開催され、黒沢のほか、キャストの矢田亜希子、横山めぐみ、中村静香が登場した。

本作はコメディタッチで女性の美や友情を描く全8回のドラマ。黒沢は自分の容姿にコンプレックスを持ったあげく引きこもりになってしまった元OL・池田耶居子役を演じる。耶居子は「美女ばかりが集う」というWebサイト「嘆きの美女」を発見してから、“荒らし”のような書き込みを続ける日々。しかしひょんなことから、矢田亜希子らが演じるそのサイトの美女達と同居することになる。

黒沢は自身の主演について「最初はドッキリかと思った。でも、撮影から2週間くらいが経って、クランクアップのときに『ヤバい！ 本当だ！』となった（笑）」と身振り手振りを交えてコメント。また「吉本新喜劇くらいでしかお芝居をやってこなかったけど、スタッフや共演者のみなさんが優しくてラッキーでした」と感謝の言葉を述べた。

本作の中で“ブス”呼ばわりされてしまう黒沢。キャストの矢田が「こんなにブスブス言うとは思わなかった」と苦笑すると、黒沢も「映像を見たときに衝撃だった！」と立ち上がって力説する。また黒沢は「今日もみなさんと同じ楽屋だったけど、保湿をしたりしている。自分は粉を吹いてるので、そこからして違う」と3人の美しさに感心していた。

役作りについて「痩せないこと！」と話したほか「吉本の中ではイケてる方だと思っていたけど、違う世界に出たら『こんなにカメラに毛穴って映るんだ』と」と白旗をあげた黒沢。さらに撮影中のエピソードとして「演技をつけてもらうとき、監督にアドリブで『何食ってるんだよ、ブス！』と言われてショックだった（笑）」と、そのシーンを再現しながら話して会場の笑いを誘った。

嘆きの美女

NHK BSプレミアム　2013年1月12日（土） 23:15 ～ 23:45
＜出演者＞
森三中・黒沢 / 矢田亜希子 / 中村静香 / 横山めぐみ
ほか