「いただきます」は1984年から1989年まで放送された30分番組で、多くの“オバさま”出演者の活躍ぶりが大きな話題となった。今回の放送は「『ライオンのごきげんようスペシャルウィーク』~復活!いただきます・オバさん大集合~」と題したもの。淡路恵子、あき竹城、冨士眞奈美、
20代の頃から司会を務めた小堺の原点であり、そこで学んだことが今の礎と言っても過言ではない「いただきます」。果たして時を経た現在、50代の小堺がオバさま達とどんなトークを繰り広げるのか。当時を知る人のみならず、ぜひ放送をお楽しみに。
なお、この「いただきます」復活に際し、小堺と番組演出を担当する三宅恵介がコメントを発表している。
小堺一機と三宅恵介のコメント
――「いただきます」復活の感想をお聞かせください。
三宅:復活を思いついたのは、10月に淡路恵子さんにご出演いただいたときなんです。実に自由奔放にお話しされて、ゲストの方とも絡まれて、小堺さんが「ツタンカーメンみたい」とおっしゃっても上手く笑いにしてくださって。収録が終わってから、「いただきます」を一緒にやっていた作家と私と小堺さんで「なんか『いただきます』みたいな空気だったね!」という話になって「オバさまを集めて何かをやろう!」ということに決まりました。
小堺:今でもいつも戸惑ってはいるんですけど、取り繕うのが上手くなっちゃったんですね。でも相手がオバさまだとそうはいかないので、表に戸惑った顔が出てしまう(笑)。石坂浩二さんに昔「君が気持ち良さそうにやっているときはつまらない。君が汗かいて焦っている方が面白いよ」とひどいことを言われたことがあって(笑)、今回も非常に恐ろしいなぁ、と思いますね。
――どんな放送になりそうですか?
三宅:今回の出演者は、昔の「いただきます」に非常に近い方をキャスティングしました。「ごきげんよう」の中でやりますので、一応オバさま方にはサイコロは振っていただきます。あと、現在は番組の最後に「ごきげんプチ悩み相談」コーナーがありまして、これは当時の「いただきます」も同じ企画をしていたので、このコーナーでもオバさま方に悩みを解決していただきたいと思っています。
小堺:「なんか上手くしゃべれるようになった」なんて思って臨むとやられます(笑)。オバさまを攻略するにはまず、クリンチに持っていくことですね。懐に入っちゃう。入らないと逆にやられます。そしてたまにボディを打っていくことですかね。あと、28歳だった当時のような新鮮な気持ちでやらないと、と思いますね。僕も56歳なので、そうしないとただの「オジさんオバさん対談」になっちゃう(笑)。
三宅:小堺さんと一緒にこの枠でやってきて、振り返れば28年。小堺さんの人生の半分を番組ともに歩んでいただいているんですよね。初めからそうですが、スタートラインだけ決めて、あとは小堺さんにお任せ! と。ゴールを決めてお願いすることはまったくないですね。それがいいんだと思います。今度もそうなので楽しみにしています。
「ライオンのごきげんようスペシャルウィーク」~復活!いただきます・オバさん大集合~
フジテレビ・関西テレビ系 2012年12月17日(月) ~ 12月21日(金) 13:00 ~ 13:30
<出演者>
司会:小堺一機
ゲスト:淡路恵子 / あき竹城 / 冨士眞奈美 / 秋野暢子 / 朝加真由美 / 森公美子 / マダム信子 / 鈴木マリア / IKKO / なるみ
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