もう中学生「IPPONグランプリ」念願の初出演、今夜放送

本日11月17日（土）放送の芸人大喜利王決定戦「IPPONグランプリ」（フジテレビ・関西テレビ系）に、もう中学生が初出演することが発表された。

もう中は、本日フジテレビにて放送された大喜利テスト企画「IPPONスカウト」で優勝して「IPPONグランプリ」への出場権を獲得。この企画では全国の芸人を対象に大喜利ペーパーテストが実施されており、もう中は総勢1155名の頂点に見事立っている。

ロバート秋山、カンニング竹山、フットボールアワー後藤といった初出演者のほか、バカリズム、千原ジュニア、バナナマン設楽、ネプチューン堀内の優勝経験者、そして実力者のチュートリアル徳井、ピース又吉が揃った今回の「IPPONグランプリ」。果たして誰が王座に就くのか、もう中の活躍ぶりを含めて、ぜひお楽しみに。

放送に向けてもう中がコメントを発表しており、この番組や大会チェアマン・松本人志への熱い思いを吐露している。バカリズムも、もう中についてコメントを寄せているので、あわせてご一読を。

もう中学生のコメント

――「IPPONグランプリ」への思いを教えてください。

29年間の人生で学んできたことを出すのはこの舞台しかない、と思うくらい好きです。ケータイに自分の夢を打っていまして、お笑いを始めた頃は「ライブに出たい」と打っていました。で、その夢が達成されて次の夢を打ちました。それが「IPPONグランプリに出たい」だったんです。

――出場が決まった感想は？

出場が決まった瞬間、頭の中で、ぐるぐるぐるとハイポジの150分テープが巻き戻しのように戻って、色んなことを思い出しました。もう「地元の長野に帰ってお笑いやろうかな」とボンヤリ思いはじめていた頃だったので。お笑いを続けていて良かったと思いました。IPPON出場は、11年間がんばった自分へのご褒美ととらえていいのかな、と思います。

――大会チェアマン・松本人志さんの前で大喜利をするわけですが、どんな気持ちですか？

高校生のときから、家で「一人ごっつ」のビデオを見ながら松本さんの真似をしていました。松本さんが大好きで、松本さんが坊主にしたときに、自分も坊主にしました。憧れ中の憧れです。松本さんに自分のお笑いの力を見せるのはなかなかないので、どう思われるのがものすごく気になります。

――ご自身のどんなところを見てほしいですか？

「心の中でジュリアナ東京の音楽がかかりまくって、号泣しながら踊りまくっている」感じで出演します。同じような年代の方、今いろいろと悩みごとを抱えてる人とか、学校で言いたいことが言えなかったり、好きな子とかいるんだけど遠くから見てるだけで告白出来なかったり、本当にダメだなー、って思う人もぜひ見てほしいです。僕みたいな人間でもこんなチャンスが来ました。誰にでもいつかハッピーな瞬間が訪れます！

――活躍できる自信はありますか？

自分の中で、ちょっとどこかで、やっぱりその気持ちはあります（笑）。自分の実力が出せるんじゃないかなー、という希望はどっかで持っています。「見てろよー」って気持ちですね。芸歴11年間のすべてをぶつけます！

バカリズムのコメント

正直、本音はもう中さんにあんまり勝ってほしくないと思っていました（笑）。もう中さんみたいなタイプが来ると場が荒れるぞ、と。想像つかないところから回答を出すので単純に怖いです。自分とはまったく別のタイプです。一番怖いなと思う人が来ました。「IPPONグランプリ」は出演後の反応がものすごく大きい番組。出演すること自体がすごいことなので、もう中さんにとっても大きなターニングポイントになると思います。

IPPONグランプリ

フジテレビ・関西テレビ系 2012年11月17日（土） 21:00 ～ 23:10
＜出演者＞
大会チェアマン：松本人志
出場者：ロバート秋山 / カンニング竹山 / フットボールアワー後藤 / バナナマン設楽 / 千原ジュニア / チュートリアル徳井 / バカリズム / ネプチューン堀内 / ピース又吉 / もう中学生
観覧ゲスト：浅見れいな / かたせ梨乃 / 北川悦吏子 / Zeebra / 品田英雄 / 清水聡 / 白石美帆 / 芹那 / DaiGo / 冨浦智嗣 / ローラ
フロア進行：伊藤利尋（フジテレビアナウンサー）