決戦間近「IPPONグランプリ」にバカリズムがコメント

芸人大喜利王決定戦「IPPONグランプリ」（フジテレビ・関西テレビ系）が、既報の通り明後日11月17日（土）に放送。これに伴いバカリズムがコメントを発表している。

今回はバカリズムのほか、初登場のロバート秋山、カンニング竹山、フットボールアワー後藤を含む9名の出場者が発表済。さらに大喜利テスト企画「IPPONスカウト」によって選出された芸人1名も加わり、全10名で王座を争う。

バカリズムは前回の時点で、優勝3回、準優勝2回と抜群の成績を残し「絶対王者」とも呼ばれる存在。そんな彼がIPPONグランプリへどんな思いを抱いているのか、放送前にぜひご一読を。

バカリズムのコメント

――「IPPONグランプリ」に出演してから、周囲の反応はいかがですか？

どの番組に出ても「おもしろい人」として紹介されてしまいます（笑）。「あの松本さんがチェアマンの『IPPONグランプリ』で優勝した大喜利の王者」という称号をいただいてしまっている訳ですから、仕事のオファーが増えるのは嬉しいですけど、笑いのハードルが上がってしまってますね。ベルトの重みを凄く感じます。

――ご自身では 大喜利の強さの秘訣はどんな所にあると思いますか？

「球種の多さ」ですかね。収録が進む中で「この流れになっちゃたから、このパターンはダメだ。こっちのパターンを試してみよう」と、やりながら考えています。そういう意味では千原ジュニアさんの球種の多さにも、いつも驚かされます。

――勝ち抜くためのコツは？

あえていったんボタンを押さないで、その間に2パターンの回答を書きます。前の人が出した回答で流れを見て、選んで出すことがあります。誰かと似ちゃったら捨てる。同じ方向性の回答だったら、さらに飛躍しないとウケないので。1問につき3つくらいの回答は捨てていますね。

――今回の出場者の中で、特に気になる方はいますか？

ホリケンさん（ネプチューン堀内）です。初めて予選で負けたとき（第6回）、決勝に行った相手がホリケンさんでした。圧倒的に自分が得意な分野を持っていますよね。そういう人はハマると強い。球種が多い自分とホリケンさんはまったく違うタイプです。カーブだけで勝負して、そのカーブがものすごく曲がる（笑）。どんなこと言ってくるか、みんながワクワクして、ファンになってしまいます。

――今までの「IPPONグランプリ」で一番好きな問題は何ですか？

前回出題された「放送コードギリギリの芸名を教えてください」です。いつもすごい緊張感の中でやっているのですが、この問題は途中から楽しくなっちゃって（笑）。

――「IPPONグランプリ」の今後の展開として、やってみたいことはありますか？

1回、競技性をなくして、みんなで楽しみながら、まわりの答えをじっくり見ながらオールナイトで大喜利したいです。また別の番組になるのではと思います。「27時間テレビ」でオールナイトとかいいですね（笑）。

IPPONグランプリ

フジテレビ・関西テレビ系 2012年11月17日（土） 21:00 ～ 23:10
＜出演者＞
大会チェアマン：松本人志
出場者：ロバート秋山 / カンニング竹山 / フットボールアワー後藤 / バナナマン設楽 / 千原ジュニア / チュートリアル徳井 / バカリズム / ネプチューン堀内 / ピース又吉 ほか1名
観覧ゲスト：浅見れいな / かたせ梨乃 / 北川悦吏子 / Zeebra / 品田英雄 / 清水聡 / 白石美帆 / 芹那 / DaiGo / 冨浦智嗣 / ローラ
フロア進行：伊藤利尋（フジテレビアナウンサー）

IPPONスカウト

フジテレビ 2012年11月17日（土） 13:30 ～ 15:30
※全国の芸人を対象に大喜利ペーパーテストを実施。総勢1155名からナンバーワンを決定し、優勝者は同日放送「IPPONグランプリ」へ出場