昨日10月8日、大阪・法善寺にて、吉本興業創業100周年記念公演「吉本百年物語11月公演『深夜のキラ星~スター誕生~』」制作発表会見が行われた。
11月公演は昭和41年が舞台。落語の世界に身を置く若手の笑福亭仁鶴は、吉本新喜劇の女優と結婚する。明るくしっかり者で家庭的な嫁の隆子に、戦中に亡くした母の面影を見る仁鶴。そしてスター芸人になることを誓うのだが、ある日深夜ラジオレギュラー出演のチャンスにめぐりあい、ここで大きな正念場を迎える。
一方、戦争で父を亡くし、母1人子1人で育った大学4年の河村静也(のちの六代桂文枝)も、人生の岐路に。内定した就職を蹴って落語家になりたいのだが、それは苦労をかけた母を悲しませることになる。やがて仁鶴のラジオは隆子にも支えられ、今までにないスタイルで大きな話題を呼ぶのだが、そのぶん逆風も。以後、テレビ・ラジオの寵児となる人気落語家2人の若き挑戦を描く物語となっている。
この仁鶴役を演じるのが
ここで、宇治原から「なぜ法善寺さんで会見なのかと、なぜこの司会が出演者の見えない、記者の皆さんが地べたに座る、この法善寺さんで記者会見なんだと思っておられるかと思いますが、実は隆子さんと治子さんがこの法善寺で出会うというシーンがあり、それにちなんでここで記者会見をさせていただいております」とうんちくならぬ説明が。質疑応答では、宇治原が「私への質問も受け付けております」と言うと、未知が「はい!」と手を挙げ、「今日はやけに緊張されてるみたいですけど」と質問すると、「今日緊張してるんです、ほんとに。先ほど始まる直前に、スタッフさんに先月司会をした西川忠志さんがものすごいウケたって聞いて、僕普通に進行するつもりだったのに、とんでもなく緊張してしまって」と弁明した。菅は仁鶴との関係について聞かれると、「挨拶はまだなので、正直断られるかもしれません。大林に代わってたらすみません」と回答。「恐縮しすぎて、逆に割り切ってできるかなと。一度ゴルフクラブをいただいたことがあるんですけど、それは巨人師匠が『左利きなら仁鶴師匠にもらってきてあげる』と言ってくださって。見たらグリップにローマ字で“NIKAKU”って書いてて……すごく握りにくいなと(笑)」とエピソードを披露した。また、慎太郎は父に報告したところ「いつも通りな感じで『頑張りやー』と」言ってました」と報告。宇治原が「『鳥人間コンテスト』ですごく早く落ちてましたけど」と聞くと、「それ関してはすごく悔しがってました。『ほんまはもっと行けたはずや!』って(笑)」とお茶目な父の姿を明かした。さらに未知が「あと皆さんも思ってると思いますが、今回菅ちゃんの嫁ということで、いろんな形で無理をさせていただいてます。制作の方にちょっとご相談をさせていただいて、ボトックス、ヒアルロン酸を打とうかとも考えております。若く見られるよう頑張っていきたいと思っております」と言うと周囲は爆笑。明るい出だしとなった。
公演は11月7日(水)からスタート。チケットは各プレイガイドにて発売中となっている。詳しい情報はオフィシャルサイトにて確認を。
ロザンのほかの記事
リンク
- 吉本興業創業100周年記念公演 吉本百年物語
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
お笑いナタリー @owarai_natalie
宇治原が緊張、ロザン菅が仁鶴役吉本百年物語11月公演 http://t.co/G9Qcl86C