吉本百年物語9月公演千秋楽、せいじとぼんちが掛け合い合戦

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昨日9月30日、吉本興業創業100周年記念公演吉本百年物語9月公演「焼け跡、青春手帳」が千秋楽を迎え、10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」の出演者たちが引き継ぎを行った。

吉本興業創業100周年記念公演9月公演「焼け跡、青春手帳」が千秋楽を迎え、10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」の引き継ぎが行われた。(c)吉本興業

吉本興業創業100周年記念公演9月公演「焼け跡、青春手帳」が千秋楽を迎え、10月公演「これで誕生!吉本新喜劇」の引き継ぎが行われた。(c)吉本興業

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矢野・兵動・兵動、ぼんちおさむ、黒谷友香出演の「焼け跡、青春手帳」は大歓声の中終演。エンディングには10月公演で花紀京と岡八郎を演じる内場勝則千原せいじ、そしてヒロインの小西美帆が登場し花束を渡した。内場は豪華なセットを見上げて「素晴らしい竹でした」とボケ交じりに感想。せいじもさっそく岡八郎のギャグを舞台で披露し、「早い早い」と内場にツッコまれるなど明るい挨拶に。さらにぼんちもいきなり「内場くんやないか」とボケたため、内場が「誰でした?」とお決まりのフリをすると、ぼんちは「あー!えー!おっおっ」と舞台中央へ。そこであっさり「あ、おさむちゃんです」と自己紹介すると、舞台上の芸人たちから黒谷までしっかりとコケてみせた。

また、兵動が「稽古のほうはどうですか?」と尋ねると、せいじが「ちゃんとやってる」とキッパリ。内場が「忙しくて一番稽古できてない」と明かすと、「細かい仕事せな飯食っていかれへんから」とせいじ節で回答した。続いてぼんちが「仲間意識が芽生えてまた再演したい」と温かいコメントを述べるもその後噛んでしまい、「真面目なことを言うと噛むねん!」という言い訳に観客は爆笑。せいじに「どうでしたか?」と舞台の感想を聞かれると、「知らん」と答え、「知れ!」とツッコまれ、そのやりとりに観客は再び笑わされていた。へびいちご高橋は「絶対に泣かんとことおもったんですけど」と言いながら、すでに涙声。すると隣で相方の島川がハンカチを取り出しうつむき加減に。と思いきや首の汗を拭きだし、「汗ふいた!」と芸人たちがツッコミ。さらに島川は「社長になりかわりまして」とお礼を言おうとしたり、「実は気合を入れ過ぎて歯が抜けたんです」と明かすなど、最後まで舞台を盛り上げていた。

その後行われた会見で兵動は「いいメンバーに恵まれて、終わりたくないという気持ちにさせていただきました」と感想。ぼんちも「大変やなと思ってたら楽しくなってきて、今は寂しい思い」と、名残惜しんだ。一方、これから舞台が始まる内場は「プレッシャーもありましたが、今は光栄に思ってます。きっと面白い舞台になる」と宣言。せいじは「さっき出てた子供らが『あー楽しかった!』って言うててめっちゃ良かった。僕も終わったとき『あー楽しかった!』って言いたい」と無邪気なせいじらしい抱負を語った。その後はまたもぼんちが後輩たちを前に楽しそうにボケ始め、せいじも呆れるはしゃぎっぷり。笑いが止まらない千秋楽となった。

10月公演は10月7日(日)からスタート。10月1日から31日まで、なんばグランド花月では「めっちゃ吉本新喜劇キャンペーン~なんばグランド花月ハシからハシまで吉本新喜劇~」も開催される。詳しくはオフィシャルサイトにて。

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