9月10日(月)にスペシャル番組「ハレバレ
バラエティ界で数々の伝説を残し、不動の地位を築いたとんねるず。実はその原点は、テレビ東京の視聴者参加型番組「ドバドバ大爆弾」にあった。これは、学生時代に視聴者参加型バラエティの“番組荒らし”として有名だった石橋貴明が、「2人1組」という出場規定を満たすために木梨憲武を誘って1980年に初めて2人揃って出演した番組。以降、木梨が単独で出演することは何度もあったが、とんねるずとしては長きにわたる沈黙期間を経て、約32年ぶりにテレビ東京に帰ってくることになった。
番組では、とんねるずが総合司会となり、自分たちの原点である「ドバドバ大爆弾」と同様に視聴者参加型の賞金100万円獲得ゲームを開催する。モノマネや特技など、「これだけは負けない」という一芸に秀でた一般人が、全国から取手市民会館に集結。豪華審査員がその芸につけた値段=賞金(最高100万円)を獲得すべく、出場者が爆笑ミニゲームにチャレンジする。
取材会では、32年前に出演した「ドバドバ大爆弾」の思い出について、「オーディションで400人のうち僕らだけが受かって取手市民会館に行ったんです。僕らの芸には72万円の値段がついたんですけど、12枚の障子をやわらかいボールで抜くというゲームで、硬式野球をやっていた僕にはボールが軽すぎて全然コントロールできずに失敗。トボトボ取手から帰った思い出があります」と石橋。木梨は「控え室で7つの商品をジャンケンで取り合った記憶がある」と、当時をなつかしそうに振り返っていた。
取材会の前にはテレ東本社を見学した2人。石橋が「社内の様子を見させていただいたんですけど、社員やスタジオの雰囲気がとっても停滞している。(社内に貼ってある)『高視聴率御礼』の紙もほとんど6%、7%でした。フジやテレ朝や日テレではありえないです。これでは目の前のTBSは抜けないので、赤坂(TBS)越えを目指してがんばります!」と笑いを交えながら番組への意気込みを語ると、木梨も「6、7%は確実に獲っていきたい」と同調した。また、番組を通じて「センスのいい若者が出てきたら、吉本興業やナベプロやサンミュージックに渡さずに、自分たちのところで育てていきたい」と石橋が語ると、木梨は「開局50周年に向けて、3年間お役に立てるようにがんばりたい」と、テレビ東京に継続的に出演する可能性も示唆した。
取材会には、テレビ東京・島田昌幸代表取締役社長も出席。「テレビ東京は、2年後に50周年を迎える。ホップ・ステップ・ジャンプのホップの年にするために、とんねるずさんにお力を借りたい。いい番組ができて、いい視聴率が獲れたらシャンパンをごちそうする」と2人を激励した。また、番組の伊藤隆行プロデューサーは、「お2人のことは小さい頃からずーっと見てきました。テレビマンとしていつか2人と仕事したいという人間がたくさんいて、私もその1人でした。勇気を持ってお願いしたところ、開局50周年ということもあって引き受けてくださいました」と、番組立ち上げの経緯を説明した。
「ハレバレとんねるず 略してテレとん」は、9月10日(月)20時54分から放送される。
ハレバレとんねるず 略してテレとん
テレビ東京系 2012年9月10日(月)20:54 ~ 22:48
<出演者>
とんねるず / 大橋未歩アナウンサー ほか
「ハレバレとんねるず 略してテレとん」100万円獲得までの流れ
1. 芸・ネタ・特技を披露
2. 審査員が点数をつける
3. 点数に応じた賞金を懸けてミニゲームに挑戦
4.ミニゲームに成功すれば賞金を獲得
応募方法
必要事項(〒住所・氏名・年齢・電話番号・一芸や特技の内容)を記入の上、ハガキか封書、または番組オフィシャルサイトから応募
宛先:〒105-8012 東京都港区虎ノ門4-3-12 テレビ東京「ドリームゲッター 参加者募集係」
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