「漫才新人大賞」でカントリーズが優勝

昨日6月19日、東京・国立演芸場にて「平成24年度 漫才新人大賞」が開催され、12組の本選出場者の中からカントリーズが優勝を収めた。

今年2012年で11回目を迎えたこの大会。爆笑問題がMCを務める中、ステージ上で行われた抽選によって出演順が決定し、各組がそれぞれ持ち時間8分を使って個性的な漫才を披露した。

カントリーズは手相占いをテーマにしたネタで客席を笑いの渦に。途中で江澤のベルトが壊れてしまうハプニングにも見舞われたが、それさえもアドリブで笑いに変えて優勝への追い風にした。カントリーズは賞金10万円と、来年2013年正月にテレビ東京で放送される演芸番組への出演権を獲得。なお出場者の中からブルーセレブも優秀賞を獲得している。

会場ではこの日、昨年2011年に本大会で優勝したコンパス、Wコロン、さらに本戦の審査員を務めたナイツも漫才を披露。爆笑問題のMCも冴えわたり、大盛況のうちに幕を閉じた。

「平成24年度 漫才新人大賞」出場者

1.流離！チョコレート球団
2.世界少年
3.ブルーセレブ
4.おしどり
5.けいいちけいじ
6.グーとパー
7.カントリーズ
8.ピテカンザウルス
9.ヒカリゴケ
10.母心
11.ウエストランド
12.新宿カウボーイ
（※出演順）

カントリーズのコメント

福田：去年は敗退しましたが、今年は優勝できて嬉しかったです。（江澤の）ベルトが切れたのが運がよかったかな？ 僕はたぶん“仕込み”だと思ってるんですけど。

江澤：そんなことないよ！ そんなに性格悪くないよ！

福田：賞金の使い道は、ベルト代と、あと漫才協会の会費が値上がりしたので、その支払いに充てたいと思います。

ブルーセレブのコメント

内間：まったく予想していなかったので、ボーッとしていたら名前が呼ばれてしまいました。

丸山：個性がないぶん技術で勝負しなくちゃと思っているので嬉しいです。ネタ中にサスペンダーが外れちゃったんですけど、それで賞をいただけたので、毎回外れればいいかなと（笑）。来年の大会では優勝を狙います。