「基本的に欲しがり」石田＆片桐が舞台アフタートーク

2012年6月15日 16:24 70 1 お笑いナタリー編集部

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昨日6月14日、舞台「スピリチュアルな1日」2日目が上演され、NON STYLE石田、片桐仁らが終演後にアフタートークを行った。

「スピリチュアルな1日」アフタートーク。

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同舞台は24日（日）まで東京・池袋あうるすぽっと、29日（金）から大阪・ABCホール、7月7日（土）から宮城・青年文化センターシアターホールにて上演。不思議な現象が起こる部屋で主人公が近隣住民や本物の幽霊に振り回されるファンタジックコメディで、石田はテレビディレクター役、片桐は胡散臭い霊脳カウンセラー役を演じる。

舞台には石田と片桐のほか、須藤理彩、吉本菜穂子、諏訪雅（ヨーロッパ企画）が登場。座長の石田がMCを務め「チーム飲んだくれ」と紹介した。そして石田の“五反田飲み仲間”という演出・板垣恭一も舞台へ。板垣を呼び出す際には、「呼ぼうか迷っている」「公開ダメ出しされるかもしれない」と、一同でじらしていた。

トークでは、舞台中に飛び出した諏訪のメガネハプニングの話に。石田は「笑いをこらえるのに必死でしたよ！」と言うと、諏訪は「もう1つ失敗がある」と告白。諏訪は小道具のハンカチを持って出るのを忘れたことに気づき、舞台上のティッシュを代わりに確保しようと画策していたことを明かした。片桐が「その場で（演技のときに）取ればいいじゃない」と言うと、諏訪は「保証が欲しかった！」と焦っていた様子。しかし観客に聞くと、その様子に気づいた人も多数おり、石田も「気づいた」とほくそ笑んでいた。すると今度は須藤が片桐に「昨日事件あったじゃないですか」と催促。片桐は「昨日ドアを壊しちゃったから、今日は気を付けたんだけどやっぱりミスが（笑）。どこに罠がひそんでいるかわからない」と苦笑した。

また、オープニングで石田が板垣から課せられた指令に、石田は「あれはトラブルです。NON STYLE的にトラブルです」と苦労している様子。そんな石田に吉本が「袖では大ウケですよ」と励ますも、石田は「僕がスベったときにハイタッチするのやめてもらえますか」とツッコんだ。その吉本が「仁くんが今回入ってさらに会話のキャッチボールが面白くて。引き出しをどんどん開けてもらってる」と言うと、片桐は「お笑い芸人のしかもコンビじゃない人が2人芝居にいるのってなかなかないですよね」とコメント。石田も「お笑いの仕事で一緒になったこともないのに」とうなづいた。そんな2人を見て諏訪は「楽屋で2人が喋ってると『お笑いの人が喋ってるー』って思う。テレビじゃんって」が言うと、片桐は「嘘だよ（笑）」と否定。石田も「僕がけん玉見せて、片桐さんが『すごい』って言うだけですよ」と会話の内容を明かした。

今回仙台公演を行うにあたって、石田が昨年2011年に訪れた被災地の話も。その影響から石田は自分の役柄について試行錯誤していたそう。須藤も「再演で見えたことがある。前回は力が入りすぎてた」と回想。諏訪と吉本の夫婦役は「パワーアップしている」と全員から絶賛されるも、「吉本さんの顔に笑ってしまう」と石田と諏訪が共通の悩みを白状した。今回から参加の片桐は「いざ劇場に入ったら肩に力が入って。キャラクターが強いから、なんか言ってやろうという意識が抜けなくて」と芸人としての顔がチラリ。石田も「基本的に僕たちは欲しがりなんで。パンフレットにはその“欲しがり事件”も載ってます」とアピールした。最後は用意されていた質問項目にかけ足で回答。観客の笑い声が終始絶えないトークショーとなった。

アフタートークは今後も開催。詳しくはオフィシャルサイトで確認を。