「ボス山からすぐどいた」石田＆片桐の舞台本日スタート

2012年6月13日 11:56 60 1 お笑いナタリー編集部

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昨日6月12日、舞台「スピリチュアルな1日」のゲネプロが行われ、NON STYLE石田、片桐仁、須藤理彩が会見を行った。

舞台「スピリチュアルな1日」に出演するNON STYLE石田、片桐仁、須藤理彩。

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「スピリチュアルな1日」ゲネプロの一場面。

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同舞台は本日6月13日（水）から東京・池袋あうるすぽっと、29日（金）から大阪・ABCホール、7月7日（土）から宮城・青年文化センターシアターホールにて上演。不思議な現象が起こる部屋で主人公が近隣住民や本物の幽霊に振り回されるファンタジックコメディで、石田はテレビディレクター役、片桐は胡散臭い霊脳カウンセラー役を演じる。

会見で石田は再演の喜びを改めて噛みしめ、前回の舞台を回想。「去年は地震が気になって、幕が上がるまでは稽古で気を紛らわせてるところがありました。でも幕が開くとお客さんの反応がすごくよくて、すぐに忘れました。救うつもりでやってたのに逆に救われて。これは本当に多くの人に見てもらいたいなと。あの時期に経験できてよかったですね」と貴重な経験を振り返った。

また、今回初参加となる片桐は「人見知りなので」と言うと、石田と須藤から「えー！」と疑いの声が。片桐が「余裕なフリをするんですよ」と説明すると、石田は「フリなんですか!? 僕ボス山からすぐどきましたよ」とビックリ。片桐は「みなさん優しくて、お話がすごくいいので、参加できるのが光栄」と現場の様子を語った。また片桐が「ラブストーリーですからね。濃厚なラブシーンが」とボケると、石田と須藤は笑いながら「あそこがね、すごいから」「あそことあそこがね」と乗っかり、石田は「入念に体を洗ってます」と周囲を笑わせた。また須藤は演劇人としても芸人としても片桐を絶賛。「芝居の爆発力にやられっぱなし」と言いつつ、稽古では笑いが止まらずに舞台から去るというハプニングもあったことを明かした。そこで石田は座長として「あれはダメです。吉本新喜劇ですら怒られます。舞台袖の笑い声も聞こえてますよ」としっかりダメ出し。座長らしい一面も見せた。その石田は今回初共演の片桐について「テレビで見てた人なので。僕がテレビに出始めたときにはすでに別次元にいかれてて。お笑いもすごいし芝居もすごい」とべた褒め。しかし「今、思いっきりハードルを上げようとしてます。そうでもしないと勝てない」と手の内を明かした。

今回の仙台公演では震災支援のプロジェクトとしても活動するこの舞台。最後に石田は「1人でも多くの人を元気づけたい」と意気込みをみせた。東京公演ではアフタートークが行われる回もあるのでぜひ足を運んでみよう。詳しくはオフィシャルサイトで確認を。