世界100カ国で大好評、バカリ＆倉本「企画ばかり」再び

バカリズムと倉本美津留による、全世界向けバラエティ番組開発プロジェクト「企画ばかり」（中京テレビ）の収録が5月15日に都内で行われた。

これは2人が新しく考えた企画をその場で試す実験番組。打ち合わせもなくぶっつけ本番で、ゲストとともに番組内で実践していく。番組は中部ローカルだが、その模様はYouTubeでも配信。全世界に向けて新しい企画を発信していく。今年2012年の1月から2月にかけて過去4回にわけて7つの企画を放送・配信したところ、YouTubeでは世界100カ国以上の国の人たちが視聴し、3カ月で50万回再生された。

久々となる今回は、ゲストにエレキコミックやつい、アーティストのエリイ（Chim↑Pom）、マンガ家・映像作家のタナカカツキ、脳科学者の茂木健一郎と、あらゆるジャンルの面々が集合。バカリズムとともに回答者となり、新企画にチャレンジした。

番組では前回放送された中から1番人気の企画と、新たな企画2つを実施。ゲスト陣は互いの答えに笑わされたり、考え方の違いに驚いたりと、収録予定時間をオーバーする盛り上がりを見せた。また、バカリとやついが芸人としてのプライドをかけて張り合う場面も。相手のハードルを上げたりいじったりと攻防戦を見せていた。

放送は5月26日（土）深夜。YouTubeでは放送終了後すぐに配信される。果たしてどのような企画が繰り広げられたのか、番組ファンはお楽しみに。

バカリズム＆倉本美津留インタビュー

――収録の感想は？

倉本：世界に問いたいと思っているので国境を超えそうなゲストに意識的に声をかけました。その成果がしっかりと出てすごく良かったと思います。

バカリズム：刺激になりましたね。芸人では出てこないところの角度とか。そういう見方あるんだって発見がありました。

倉本：笑いというか、発想というか、そのベクトルをできるだけ全方向に向けたいなといつも思ってるんですが、今日はみなさんで全方向の回答を出してくれたんじゃないかなと。

バカリズム：誰も方向性がかぶってなかったですもんね。

――打ち合わせなしで収録し、全世界に向けて発信という理想的な形の番組に見えますが、周囲の反応はいかがですか？

バカリズム：そうですよね。

倉本：ほんとベストですよ、ベストなんですよ。

プロデューサー：周囲の反応は、社内もそうなんですけど、「面白いことやってるんですよね」「中京テレビでこんなメンバーが集まってこんなことやってるんだね」ってことがジワジワ伝われば最後爆発するんじゃないかなって期待を持ってます。

バカリズム：関係者の方もYouTubeで見てくれてるんですよ。

倉本：終了後に「またやらないの？」って周りからすごく言われました。

プロデューサー：番組を編集したテープを最後に搬入する部署があるんですけど、そこのお局様がこの企画大好きなんですよ。今回担当になったってすごく喜んでました。「やった！」って（笑）。

倉本：これは濃い電波出してくれるよ。ええ電波を。

バカリズム：ふっとい電波を（笑）。

企画ばかり

中京テレビ 2012年5月26日（土） 25:59 ～ 26:31

出演者：バカリズム / 倉本美津留 / エリイ（Chim↑Pom） / エレキコミックやつい / タナカカツキ / 茂木健一郎

■企画ばかり(1) バカリズム 【クイズ! テンポよく間違えよう】


■企画ばかり(2) バカリズム【境遇大喜利】