ふかわりょう、紙兎ロぺ舞台挨拶でバカリズムとのナンパ話

本日5月12日、東京・六本木にて映画「『紙兎ロぺ』つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」の初日舞台挨拶が行われ、ふかわりょう、バカリズム、篠田麻里子（AKB48）が出席した。

「紙兎ロペ」は、紙兎のロペと紙リスのアキラ先輩が、下町を舞台に映画館に行くまでの珍道中を描いたショートアニメーション。 “超テキトー”なアキラ先輩と、先輩に振り回されてばかりのロペが繰り広げるシュールでゆるい会話と独特の世界観が人気を呼び、YouTubeの再生回数が300万回超という注目のアニメとなっている。ROBOTとTOHOシネマズによる、新しい才能を応援するプロジェクト「GIFT MOVIE PROJECT」第1弾作品でもあり、全国のTOHOシネマズでは映画本編がはじまる前の幕間にて展開。今回その人気から劇場版長編映画「『紙兎ロぺ』つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」に生まれ変わった。

強盗デビルキャッツのボス役バカリズムは、「アフレコは篠田さんと収録が別なんで、篠田さんの部分は変なおっさんがやってたんです。精一杯篠田さん風に喋ってたんで、想像力でなんとかやりました。僕とふかわさんは割とコントのノリで自由にやらせていただきました」とコメント。同じくデビルキャッツのフラミンゴ役を演じたふかわは、「役作りはフラミンゴ感を出すのに苦労しました。ピンクなんでね。でも、お客さんの顔を見ると、ほんとにいい映画だったんだなって実感できますね。……特に話すことはなかったみたいです（笑）。でも、参加してるからこそこうやって宣伝してますが、参加してなくても人に宣伝してただろうなっていうくらい好きな作品です」と笑顔で語った。

また、バカリズムとの関係性について、「昔から仲が良くて、新百合ヶ丘でナンパしたりしてました。渋谷・原宿は怖いから新百合ヶ丘でやろうって（笑）」とふかわが明かすと、バカリズムは「明け方まで誰にも声かけることができずにファミレスで『かわいい子いなかったね』って言い訳する仲だったんです。どちらかというとロペと先輩の関係性に近いですね」と続け、会場を笑わせた。

アキラ先輩の姉を演じた篠田は、「ロペのお姉さんってズバズバ言うじゃないですか。だから自分の兄弟にズバズバ言う感じで自然に（演技）できました」と自らの演技に満足そうな様子。「もとのファンは短編のほうがよかったなって思う人もいるかもしれませんが、映画のほうがもっと面白かったと思ってくれるとうれしいです」と語り、ふかわに促される形で「映画、面白かったという方、拍手をお願いします！」と会場に呼びかけて大きな拍手を集めていた。

また、同じく舞台挨拶に立った内山勇士監督は映画について「いつかできたらなと思っていましたが、こんなに早く実現できるとは思わなかった」とコメント。青池良輔監督は「需要があればどんどん作りますんで、面白かったらツイートをガンガンしていただきたいです」と作品をPRした。「『紙兎ロぺ』つか、夏休みラスイチってマジっすか!?」は、本日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで全国公開中。

「紙兎ロぺ」つか、夏休みラスイチってマジっすか!?

声優：ウチヤマユウジ / 篠田麻里子（AKB48）/ バカリズム / ふかわりょう（友情出演）/ ジョージ・ウィリアムズ / チャド・マレーン / LiLiCo / ピエール瀧 ほか
スタッフ：内山勇士（監督・脚本・キャラクターデザイン）/ 青池良輔（監督・脚本・アニメーション演出）/ 日下部雅謹（企画・プロデュース）
上映時間：82分
配給：東宝映像事業部