昨日4月16日、東京・秋葉原UDXシアターにてドキュメンタリー作品「田原総一朗の遺言」DVD全7巻の発売を記念したスペシャル上映&トークイベントが行われ、田原総一朗、
博士は2009年8月放送の「やりすぎコージー」(テレビ東京系)で、東京12チャンネル(現・テレビ東京)ディレクター時代の田原が手がけたドキュメンタリー番組の内容をふまえ「田原総一朗は日本で初めてのAV男優だった」という“都市伝説”を紹介。これをきっかけに田原の経歴があらためて脚光を浴びることとなり、2010年10月にBSジャパンで「田原総一朗の遺言」が放送された。今回発売されたDVDには、田原が制作した約60本のドキュメンタリーから選ばれた珠玉の作品を、田原と博士、当時を知るゲストとともに鑑賞する様子が収録されている。今回のイベントには2人のほか、この番組を手がけたテレビ東京プロデューサー・五箇公貴、日本テレビの土屋敏男、小島秀公テレビ東京アナウンサー(MC)が登場した。
イベントは、テレビ東京の保管庫を田原と五箇プロデューサーが訪問する映像や、DVDのダイジェスト、さらに秘蔵映像の特別上映を挟みながら、5人がトークを展開。博士は「テレビで放送できるような表に出ているものは膨大な没作品を除いたごく一部のもの」と、その内容の過激さなどを理由に今なお門外不出になっている作品が数多く現存していることを強調すると、田原は「オンエアはしたんですよ(笑)」と意に介さない様子を見せ、五箇プロデューサーが「オンエアして問題になったからダメなんですよ!」とたしなめるなど、当意即妙なやりとりを展開した。
ドキュメンタリーでは山下洋輔や三上寛など今も活躍する著名人に追っていることもあり、田原は撮影当時から現在に至るまでの知られざるエピソードを披露。対象をとことんまで追い詰めるその手法について指摘された田原は「テレビって狂ってなきゃダメでしょう?」などと持論を展開した。そのほか一部の出し物については客席に「TwitterやSNSなどに書き込まないでください」とのお達しが。特別上映、トークともに刺激的な内容で終始観客を魅了するイベントとなった。
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キ之國屋紊左ヱ門 @kinobun
以前、田原総一郎さんが撮ったドキュメントを紹介する上映会で触れられたライブの件かな。あれは舞台裏を聞かされてひっくり返りました。(ネタバレになるので当時の紹介記事のみ貼ります)
水道橋博士と二人三脚、田原総一朗の秘蔵映像を特別上映 https://t.co/EE9gITmZQW