井口いわく「(まえがき、あとがき以外)1文字も書いていない。阿佐ヶ谷の公園で写真を撮ったのしか稼働していない」とのことで、執筆への意欲はないのか問われると、「なくはない。こだわりはないので、もしそういうお話があれば考えたい」とコメント。自分で書くことを想像したのか、「文章にすると急にスカしだす芸人っているじゃないですか。情景を描いたりとか。わけわかんない売れてもない芸人が、何を情景を描いてエッセイ書いてるんだよっていう。あれが本当に嫌です。さすらいラビーの中田とかはそういうの書いてました」と新たな愚痴が湧いてきた様子で、「本って変だなって思いますね。なんでカッコつけてるのがいいんだ。なんか、本自体にムカついてきました。本ってなんなんだろうっていう状態に入ってます」とぼやいた。
今回の著書については、自分でもまだ内容を読んでいないといい「そんなに深く聞かれても困る」と取材に及び腰。お気に入りの愚痴、もしくは最近の愚痴を聞かると、「読んでないんだから、そんなに聞かないでほしい」と今の気持ちを速攻で愚痴に込めてみせた。「井口はずっとこんなこと言ってるな、最近はこんなこと言ってるなと思ってもらって、どれかは刺さるんじゃないでしょうか。こんなもんでいいんだ、そのくらいの気持ちで読んでほしい」と息抜きとしての活用を提案し、「意味深なタイトルだけど、意味はない。自分で意味を探してください!」と呼びかけた。
悪口が井口の得意技とされているが、「悪口を言ってやろうと思って言ってない。世の中がよくなってほしい、世直しのために言っている」とあくまで是正を促しているというスタンス。井口が唱えていた「二季」「タッチパネル式の自販機」への視点には世間がようやく追いつき、言い続けたことで「二季」は新語・流行語大賞でトップテン入り、タッチパネル式の自販機は徐々に姿を消している。
今年1年を振り返り、「すごい働いた。声も出なくなって、点滴打ちながら悪口言ってた(笑)。来年はもうちょっと人間味を取り戻したい」と抱負も。誰にプレゼントしたいかという質問には「フォロワー数の多い人から順に配っていく。後輩のほうがパワハラが効くので、後輩を軸に配っていきたい。『M-1』の会場に行って全員に配ります。舞台袖で待ってて、チャンピオンが決まった瞬間に渡したい」と意気込んだ。
「悪口を悪く言うな!」は12月18日に発売。
関連記事
ウエストランドのほかの記事
関連商品
関連人物
エスパーマミオ @marvelouscigar
いろんなウエストランド井口(写真)をありがとうございます📸📸📸
リクエストポーズかわゆい✨✨
本届くのたのしみ~~~🥳🥳🥳 https://t.co/Qz3jaC0st2