昨日2月27日、東京・中目黒ウッディシアターにて「
2人は2010年に同ライブをスタート。2009年12月に実施したアンケート調査「来年には一発屋と呼ばれ、消えていそうな芸人」で2位(小島)と4位(狩野)にランクインしたこともあり、このトークライブでは2人の知られざる魅力をアピールしてきた。
今回2人は荘厳な「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲に乗せて登場。そのギャップに会場からクスクス笑いがこぼれる中、狩野も「なんでこの曲なの?」と小島に尋ねると、「家を出るときにこの曲を聴いて自分を奮い立たせる」と明かし、このライブへの気合いを見せた。一方、小島も狩野のコーディネートに対して「京本政樹さんじゃないの?」とツッコミ。「否定しづらい!」と焦る狩野だったが、「中3ぶりに言われたよ」と言うと、かつて言われていたことがあることに小島も焦った。
今年2012年1回目のライブということで、2人はそれぞれ正月に海外で過ごしたことを報告。小島は品川庄司・品川一家、ニブンノゴ!・森本、フルーツポンチ村上とグアムに向かい、現地では今田耕司、FUJIWARA藤本、ダウンタウン松本らとも合流し、バーベキューなどをして過ごしたという。一方の狩野は先日2月22日に結婚した彼女とはんにゃ金田とバリへ。初めて海外で正月を迎えたということだったが、「二度と行きたくない」と、ガッカリした表情を見せた。というのも、狩野はインドネシアで有名なバンドのボーカルに間違えられたうえ、金田の潔癖に振り回され、雨期のためきれいな海が見られず、と散々なエピソードばかり。怒りのあまり「降水確率が90%って。おぼれるじゃん!」という天然発言も飛び出し、小島は「降水確率を何だと思ってんの?」と呆れてしまった。
また、小島はかつてWAGEの取材に来たカメラマンと沖縄で再会した話を展開。そのカメラマンはディスカバリーチャンネルしか見ていないため、小島の活躍をまったく知らず、WAGEの解散も信じられなかったそうで、同行していた元さくらんぼブービーのカジが必死に説明する様にも悲しい思いをしたと語った。
結婚して5日の狩野の婚姻届のエピソードになると、小島も観客も興味津々。“2月22日2時22分”にこだわりたかったということで、狩野は役所の人と時間ギリギリにやりとりをした様子を説明し、果たして間に合うのかと会場全員が前のめりになったところ、「なんやかんやで間に合って」という言葉ですべてが片付き、観客も思わず爆笑してしまった。
後半は新コーナー「世界のツボ」を開催。日本ではスベるが世界でウケるギャグなどを探していこうということで、毎回違う国出身の外国人をゲストに呼び、その人の前で2人が5本ずつネタを披露していく。今回のゲストはナイジェリアの男性。日本に来て15年で、狩野とは番組で会ったこともあり、バラエティ番組も好きということで、2人は披露前から心が折れかけている様子だった。その通り1本目にそれぞれ無難なギャグを仕掛けた2人はともに撃沈。しかし2本目に小島がナイジェリアで有名なサッカー選手・オコチャを使ったギャグを披露したところ、これが大ウケした。続けて狩野がナイジェリア第12代大統領のオバサンジョをいじったが、「あまりいい大統領ではなかった」と渋い顔をされてしまい、小島も「リサーチが足りない」と指摘。しかしその後ゾマホンのモノマネがウケて一矢報いた。
最後は前回から議題に挙がっている新タイトルについて。観客からのアンケートと本人たちの希望の中から観客の拍手で決めることとなった。狩野が提案し小島が全力で拒否していた「キスキスキス」「キス&クライ」はすぐに候補から消え、残ったのは「前向きな2人」と、狩野が考えた「純情トリケラトプス」。念のため「これまで通り」「ほかのタイトル」でも聞いたところ、意見が割れたうえ、「嗚呼、こふき芋」という案も捨てがたい様子で、結果、ライブ案は次回チケット発売をもって発表ということになった。
次回ライブは4月2日に同じく中目黒ウッディシアターにて。チケット発売の詳細は、2人のブログやオフィシャルサイトにて発表される。果たして「消えたくない2人」は今年どう生まれ変わるのか。ぜひその目で確かめてみよう。
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