舞台挨拶に野見隆明乱入、ほっしゃん。初主演映画公開

昨日2月25日、ほっしゃん。が主演を務める映画「幸運の壺 Good Fortune」が公開初日を迎え、シネマート新宿にて舞台挨拶が行われた。

同作品が映画初主演作となったほっしゃん。は、オファーされた際、「アホちゃうかな」と驚いたと語ったが、撮影では「まわりの方たちに助けられて、楽しかったです」と感謝。ほっしゃん。の妹役を演じた佐津川愛美は、「ほっしゃん。さんが主演の時点で面白すぎる」とコメントし、小川通仁監督は、俳優としてのほっしゃん。について「素晴らしいですね。狂気じみたところがあり、ふと垣間見える可愛らしさもある。役が憑依したようでした」とべた褒めだった。

すると突然、壇上へ巨大しゃもじを手にしたヨネスケが乱入。映画にも本人役で出演しており、「おかずを持って参りました」と周囲を驚かせた。スクリーンに映像が映し出されると、ほっしゃん。の鬼嫁役・麻生久美子と、物語の鍵を握るマンション管理人役の戸田恵子からのメッセージが。ほっしゃん。は、「家に帰って、ホンマの嫁見るでしょ。『なんで麻生さんちゃうねん』っていうのは常にありましたね（笑）」と、観客を笑わせた。

さらにヨネスケが「おかずのあとは、デザート」と言うと、舞台上手方向には黄金に輝く壺を抱えた野見隆明が登場。映画に出演していない野見の登場に会場がざわめく中、野見が「日本アカデミー賞で、幸運の壺、ここにあります」と謎の発言をすると、思わずほっしゃん。が「『この壷に願いを込めたから日本アカデミー賞新人賞を獲れた』っていうことね。台本読んできて、ちゃんと！」とツッコんだ。

ほっしゃん。扮する売れない役者と幸運の壺を巡る奇想天外なドラマが描かれた同映画。6月に開催される「マドリッド・インターナショナル・フィルム・フェスティバル」にもノミネートされている。シネマート新宿、シネマート六本木、シネマート心斎橋、コロナシネマワールド、ほかにて全国公開中。